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Rails of Ruby on Rails ~Case of LOCUSANDWONDERS.COM~ 単行本(ソフトカバー) – 2008/5/14
ここで、「今までのCMSなどでもWebアプリケーションを作れるじゃないか」という意見があるかもしれません。確かに、本書で紹介するブログやショッピングカートシステムは、Ruby on Railsを使わずとも作れてしまいます。しかし、そこで習得した知識や経験だけで他のWebアプリケーション、例えばRSSリーダーやSNSを作れるでしょうか?たぶん、再び多くの時間と労力をかける必要があると思います。ところが、Ruby on Railsさえ習得してしまえば、すべてのWebアプリケーションを作ることが可能と言っても過言ではありません。
本書の前半ではRailsで開発し、実際に稼働している「LOCUS. AND WONDERS.」というサイトを元に、ブログとショッピングサイト作成のケーススタディを解説します。そして本書の後半では、Railsで開発・運用している音楽系サイトのユーザ事例をRailsのTIPSと、インタビューや作品集を交えて解説します。音楽系サイトを選んだのは、画像、音声、動画など、今のWebで考えられるほとんどのコンテンツを扱っており、Railsの良さを一番実感していただけると思ったからです。
インタビューには直接Railsに関係ない話もたくさん出てきます。でも、耳を傾けてみてください。ユーザーがWebに望んでいることが見えてくると思います。また、作品集にもWebとは関係ないデザインを並べてありますが、Railsのサイト事例と一緒に眺めてみてください。Webもデザインのひとつだということを、改めて実感していただけると思います。
本書がRuby on Railsの世界へ第一歩を踏み出すきっかけとなり、同時にWebクリエイターとしての次のステップへの架け橋になれば幸いです。
- 本の長さ352ページ
- 出版社毎日コミュニケーションズ
- 発売日2008/5/14
- ISBN-104839922217
- ISBN-13978-4839922214
商品の説明
著者について
音楽関係を中心にグラフィック、Webデザイン、映像作品を手掛けるデザイン事務所。代表は黒田智之。
清水智雄(Norio Shimizu)
Webデザイナー、Webプログラマー。Plan de SensがデザインしたWebサイトのほとんどを構築。
登録情報
- 出版社 : 毎日コミュニケーションズ (2008/5/14)
- 発売日 : 2008/5/14
- 単行本(ソフトカバー) : 352ページ
- ISBN-10 : 4839922217
- ISBN-13 : 978-4839922214
- カスタマーレビュー:
著者について
LOCUS. AND WONDERS.(ローカス・アンド・ワンダーズ)
グラフィックや映像制作、書籍、広告などのデザイン、撮影、編集、ディレクションを手がけるクリエイティブグループ。執筆は、黒田智之によるもの。
黒田智之(くろだともゆき)
東京生まれ。アートディレクター/スマホカメラ・コンシェルジュ。音楽、映像、出版、広告などのデザイン制作と並行し、AQUOSのカメラ機能作例カメラマンや製品ガイドブック、販促ツール等のデザイン制作を長年担う。そのスマートフォンの知識と経験をいかし、スマホカメラ・コンシェルジュとして、カメラ関連書籍の執筆、カメラ教室やセミナー、勉強会、カメラ機能訴求に関する各種イベントなどの講師も務めている。
ホームページ:https://www.photoglam.jp
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
どなたかも書いておられましたが、70〜80ページぐらいまで読んくると、どんどんページが外れていきバラバラ状態です。紙の厚すぎが原因なのでしょうか?本としての形がなくなっていくきます。
しかも発行所の読者向け窓口へ問い合わせても、そんな内容は誰からもクレームがないからとか・・・無責任な反応!!大変がっかりしました。
内容は具体的で大変気に入っているのに、本当に残念です。
遠くで「どんな変態さんなんですか?」という声が聞こえてきて私のことではないとは思いますが勘繰ってしまったので不快。
rails無知が一丁前にほざくな。弱小出版社が。
Rails はアーリーアダプターの方々が話題にしていた頃から知っていましたが、どう使ったら良いかわかりませんでした。本書はプログラミングのプラットフォームとして NetBeans を使用したことが大きな特徴で、おかげさまで私でもすぐに Rails を楽しむことが出来ましたが、NetBeans は最近 Rails のサポートを止め、サポートサイトもリンク切れが目立ち始め、サイトも次の著書にフォーカスが移っているようで、本書を Rails 3.1 で書き直していただきたい気持ちも強い一方で、役割を終えつつあるのかな、とも思います。
結局、充分な時間を取れずに大して後追いも出来ず、Rails 3 が出て軸足は Ruby on Rails 3 アプリケーションプログラミング と OIAX のサイト(Mac OSX へのRails 3 導入が、初めてすんなり出来ました)に移りました。残念ですが、夢をつなげていただいたおかげで、まだ足掻くことが出来ています。Rails がわかってきたら、もう一度読み返したいと思います。ありがとうございました。
全面文字ばかりで初心者にはハードルが高いと思うのですが、
この書籍は業界内では異色だが、その点取っ付き易いと思う。
文字が見難いなどのご指摘もありますが、
私はこのような挑戦的な(プログラミング読本としては)を評価したい。
Ruby on Railsの基本はしっかりおさえられているし、
実際にRuby on Railsで作られたWebサイトとWebサービスを見ることができるため、
「こういうことができるんだ」とスッと理解できるのではないでしょうか。
おそらく、もっと本格的なRuby on Railsの情報を欲している人には
難があるかも知れないけど、
基本的なことを表面上理解できたけど「じゃあ何ができるの?」という
具体的な完成イメージが掴めずにいる読者には面白い一冊だと思います。
デザインも、文字ばかりで頭が痛くなる私には、新鮮で、挑戦的で面白いんだけどなぁ。
スタイリッシュなところも、テクノロジ・リテラシが高くない人を対象にしているところも気に入った。でも、アキュラシーに問題があるのはリテラシが高くない人向けの本としては致命的な問題。テクノロジ・リテラシが高い人の手で、中身を監修されたし。また是非、製本業者もしくは紙質を変更されたし。故に★3つ。
- 暗い所ではコントラストが低くて読めません。
- 明るいところではテカって読めません。
オンラインで購入する前に、書店で手にとって確認されることをお勧めします。
推測ですがこの本の装丁をされた方は本を読む習慣がないか、あるいはブックデザインは初めてといった方ではないでしょうか(ちなみに「黒田智之さん」とういうお方のようです)。内容はそう悪くないのでもったいないです。なんだかYomoyomoさんの「ウェブログ・ハンドブック」を思い出してしまった。
その中でもまず、全編を通して統合開発環境のNetBeansを使用した解説になっていることが上げられる。
コマンドラインなどに不慣れなユーザでも、NetBeansを使えばGUIで開発することができておすすめだ。
またRailsにおいて現状最大の懸案事項であるサーバでの公開についても、
この本で紹介しているherokuサービスを使えば解決する。
今までRailsでつくったアプリケーションを公開するにはサーバ管理の知識が必須であり、
そこで挫折してしまった人もいると思うが、herokuを使えばWebブラウザ上で簡単に公開することができる。
解説の通りにやってみたが、こんなに簡単で良いのかと驚いた。
最初の開発環境の構築ではWinとMacそれぞれでスクリーンショットつきの詳細な説明があり導入しやすいです。
ブログの作り方では、基本的な記事管理から始まり、ログイン、日本語対応、フィード配信、コメント機能、タグクラウドなど、どんどんブログの機能が追加されていくのが楽しいです。
ショッピングサイトの作り方では、商品管理をActiveScaffoldというプラグインを使った方法で解説されています。カート表示や注文数の変更削除がAjaxを使った方法で解説されていたりします。それと注文受付メールや、お問い合わせフォームなどのメール送信の解説も参考になりました。
そして一番厄介なサイト公開については、WebサービスのHerokuを使って解説されています。HerokuはLinuxなどのサーバの知識がなくてもブラウザ上で簡単に開発・公開できるサービスです。Herokuは海外のサービスなのでサイト全体が英語なのですが、スクリーンショットつきでワンステップづつ解説されているので英語はちょっとという人でも大丈夫だと思います。
後半のインタビュー記事はRailsを使ったサイト利用者へのインタビューとそのサイトで実際に使われているRailsの機能やプラグイン、Javascriptのケーススタディになっています。内容はインクリメンタル検索やモバイル対応、WYSIWYGエディタ、Podcastの配信方法など実用的です。
この本を読んでRuby on Railsで何ができるのか、どのように開発していくのかを先に掴んでおいてから、レシピ本やリファレンス的な本を読むのもありかなと思いました。