無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ソーシャルメディア維新 ~フェイスブックが塗り替えるインターネット勢力図~ (マイコミ新書) 新書 – 2010/10/23
世界最強のインターネット企業・グーグル。
ところが、コンピューティングの世界は、グーグルがめざした理想の形と少しズレつつあり、そのギャップの中で、グーグルが後塵を拝する領域がいくつか生まれ始めている。
無敵と思われたグーグルの攻勢をはねのけ、寄せ付けない新しい強者――その新勢力こそ、フェイスブックやツイッターに代表されるソーシャルメディア群だ。
本書では、インターネットの枠組みを大きく変える新世代ソーシャルメディア企業にスポットを当て、インターネットが再び、急速に社会全体への影響力を増し始めた2010年から先の10年、つまり次のディケイドの行方を探っていく。
ところが、コンピューティングの世界は、グーグルがめざした理想の形と少しズレつつあり、そのギャップの中で、グーグルが後塵を拝する領域がいくつか生まれ始めている。
無敵と思われたグーグルの攻勢をはねのけ、寄せ付けない新しい強者――その新勢力こそ、フェイスブックやツイッターに代表されるソーシャルメディア群だ。
本書では、インターネットの枠組みを大きく変える新世代ソーシャルメディア企業にスポットを当て、インターネットが再び、急速に社会全体への影響力を増し始めた2010年から先の10年、つまり次のディケイドの行方を探っていく。
- 本の長さ192ページ
- 出版社毎日コミュニケーションズ
- 発売日2010/10/23
- ISBN-104839936471
- ISBN-13978-4839936471
商品の説明
著者について
オガワカズヒロ
2人の“オガワ”によって結成された、ソーシャルメディアとモバイルを中心とするマーケティング&プランニングを行なう、クリエイティブユニット。
小川浩(Hiroshi Ogawa)
モディファイ代表取締役CEO。
商社マンやフィードパスCOOなどを経て、2008年にモディファイを創業。
小川和也(Kazuya Ogawa)
グランドデザイン&カンパニー代表取締役社長。
大手損害保険会社勤務を経て、2004年にグランドデザイン&カンパニーを創業。
2人の“オガワ”によって結成された、ソーシャルメディアとモバイルを中心とするマーケティング&プランニングを行なう、クリエイティブユニット。
小川浩(Hiroshi Ogawa)
モディファイ代表取締役CEO。
商社マンやフィードパスCOOなどを経て、2008年にモディファイを創業。
小川和也(Kazuya Ogawa)
グランドデザイン&カンパニー代表取締役社長。
大手損害保険会社勤務を経て、2004年にグランドデザイン&カンパニーを創業。
登録情報
- 出版社 : 毎日コミュニケーションズ (2010/10/23)
- 発売日 : 2010/10/23
- 新書 : 192ページ
- ISBN-10 : 4839936471
- ISBN-13 : 978-4839936471
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,965,037位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2013年4月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
SNS とどう向き合っていったら良いのか迷っていた。時点は2年前とやや古い訳だが、むしろその後の動きを的確に掴んでいることが明らかで、とても理解しやすかったと言える。これから、もっとSNS をより効果的に使って行こうと思った。
2012年10月9日に日本でレビュー済み
フェイスブックとグーグルなどをめぐるさまざまな話題がめまぐるしく登場する. 十分に理解できないまま,つぎの話題にうつっていってしまう. 重要な話題はもっとじっくり論じる必要があるようにおもう.
2010年12月5日に日本でレビュー済み
google全盛からFACEBOOKへとアメリカは移行している。
それは著者が予言した通りである。
しかし、JSOX、ISMSなどソーシャル系のITでは、
守りきれない法律が立ちふさがる事実がない。
MIXIが日本では先に流行したが、
MIXIを嫌がる人間がたくさんいたことは確かである。
そこには、学校、職場などで繋がる仕組みにより、
関係性から個人情報が漏れるという事実があるからである。
個人情報が売り買いされる時代、
googleのように情報を裏で取る仕組みを使う企業、
それらを便利さの中で、危険に晒される事実を危惧してこそ
本当のソーシャルメディアの未来が見えるのではないか。
それは著者が予言した通りである。
しかし、JSOX、ISMSなどソーシャル系のITでは、
守りきれない法律が立ちふさがる事実がない。
MIXIが日本では先に流行したが、
MIXIを嫌がる人間がたくさんいたことは確かである。
そこには、学校、職場などで繋がる仕組みにより、
関係性から個人情報が漏れるという事実があるからである。
個人情報が売り買いされる時代、
googleのように情報を裏で取る仕組みを使う企業、
それらを便利さの中で、危険に晒される事実を危惧してこそ
本当のソーシャルメディアの未来が見えるのではないか。
2010年11月14日に日本でレビュー済み
IT業界の人が読んでもとても刺激的で面白い本だ。
感覚値として感じていたものを、理路整然とロジックを持って解説している。
あらゆる点で納得のいく業界分析本だと思う。
「グーグルによるインデックス化のスピードを、ソーシャルストリームのスピードが凌駕してしまっている」
なるほど!と感銘した。
グーグルのクローラーがカバーできない領域が、ソーシャルストリームによって拡大していくのが目に浮かぶ。
確かに最近はあまり検索をしないで、友人のアップするリンクやニュースでランディングページに行くことが多い。
そう考えると、グーグルは静的、ソーシャル(facebookやtwitter)は動的なコンテンツを捉えていて、巨大なソーシャルストリームの発生で一気にソーシャル化へのパラダイムシフトが起こった。それが2010年だったかもしれない。
素で勉強になる本です。
感覚値として感じていたものを、理路整然とロジックを持って解説している。
あらゆる点で納得のいく業界分析本だと思う。
「グーグルによるインデックス化のスピードを、ソーシャルストリームのスピードが凌駕してしまっている」
なるほど!と感銘した。
グーグルのクローラーがカバーできない領域が、ソーシャルストリームによって拡大していくのが目に浮かぶ。
確かに最近はあまり検索をしないで、友人のアップするリンクやニュースでランディングページに行くことが多い。
そう考えると、グーグルは静的、ソーシャル(facebookやtwitter)は動的なコンテンツを捉えていて、巨大なソーシャルストリームの発生で一気にソーシャル化へのパラダイムシフトが起こった。それが2010年だったかもしれない。
素で勉強になる本です。
2010年10月23日に日本でレビュー済み
そろそろFacebook関連も、別の切り口の本が読みたいなと思っていたら、ひょっこり本屋で見つけてしまったこの本。副題に「フェイスブックが塗り替えるインターネット勢力図」とある通り、Facebookをソーシャルメディアのキープレーヤ―として企業の側面から描いている。昨今のブログ記事などでテーマとなっていることが丁寧に体系化されており、ソーシャルメディアの最近の流れを俯瞰で眺めることができる貴重な一冊である。
◆本書で触れている内容
1章:世界最強のグーグルが恐れをいだくフェイスブックの正体
2章:フェイスブックを中心としたソーシャルメディア企業群の動向
3章:ソーシャルメディアに寄生して成長する新しいEC − ソーシャルコマース
4章:次なる10年へ − ソーシャルメディアはリアルとウェブの融合を加速させるか?
1章ではハイパーリンクvsソーシャルグラフという切り口で、若きチャンレジャーFacebookの前に焦れるGoogleという切り口を描いたかと思えば、2章では次を狙うソーシャルメディア群との対比でFacebookを描く。3章ではFacebookがソーシャルグラフをオープングラフへと拡大する中で成立するソーシャルコマースの世界を描き、4章ではこの先の展望を描いている。
◆本書を読んで感じたこと
Facebookが日本に普及するかという議論が昨今多いが、自分の意見は、想像以上のスピードで普及し、想像以上のスピードで”次のキープレーヤ―”に取って代わられるだろう、というもの。時代の流れを追っていくと、”システム的なもの”と”人間的なもの”の間を行ったり来たりしているので、今の”人間的なもの”にも、いずれ寄り戻しが来ると思う。そうして、行ったり来たりしながら融合していくのが、進化なのではないだろうか。
また、ソーシャルグラフという”相対的”かつ”受け身なもの”も自分自身の一部にすぎない。となると、今後フォーカスがあたるのは、他者との関係論ではなく、自分自身の絶対的なものということか。それは、レコメンデーションの精緻化ということかもしれないし、自身との対話のシステム化ということかもしれない。
ソーシャルメディアの明日は全くわからない。次のキープレーヤ―と目されるFacebookであったとしても、その栄華は長くあるまい。我々にできることは、自分自身を磨きあげることに尽きるのだ。
◆本書で触れている内容
1章:世界最強のグーグルが恐れをいだくフェイスブックの正体
2章:フェイスブックを中心としたソーシャルメディア企業群の動向
3章:ソーシャルメディアに寄生して成長する新しいEC − ソーシャルコマース
4章:次なる10年へ − ソーシャルメディアはリアルとウェブの融合を加速させるか?
1章ではハイパーリンクvsソーシャルグラフという切り口で、若きチャンレジャーFacebookの前に焦れるGoogleという切り口を描いたかと思えば、2章では次を狙うソーシャルメディア群との対比でFacebookを描く。3章ではFacebookがソーシャルグラフをオープングラフへと拡大する中で成立するソーシャルコマースの世界を描き、4章ではこの先の展望を描いている。
◆本書を読んで感じたこと
Facebookが日本に普及するかという議論が昨今多いが、自分の意見は、想像以上のスピードで普及し、想像以上のスピードで”次のキープレーヤ―”に取って代わられるだろう、というもの。時代の流れを追っていくと、”システム的なもの”と”人間的なもの”の間を行ったり来たりしているので、今の”人間的なもの”にも、いずれ寄り戻しが来ると思う。そうして、行ったり来たりしながら融合していくのが、進化なのではないだろうか。
また、ソーシャルグラフという”相対的”かつ”受け身なもの”も自分自身の一部にすぎない。となると、今後フォーカスがあたるのは、他者との関係論ではなく、自分自身の絶対的なものということか。それは、レコメンデーションの精緻化ということかもしれないし、自身との対話のシステム化ということかもしれない。
ソーシャルメディアの明日は全くわからない。次のキープレーヤ―と目されるFacebookであったとしても、その栄華は長くあるまい。我々にできることは、自分自身を磨きあげることに尽きるのだ。
2010年11月1日に日本でレビュー済み
最近、関連書籍が多く出版されているFacebookを題材に、今後の10年間におけるウェブの世界の動向についての予言の書。
第1章では、「世界最強のグーグルが恐れを抱くフェイスブックの正体」と題して、21世紀の最初の10年の勝者であるグーグルが恐れているフェイスブックの持っている価値を説明している。
確かに、Twitterやこのフェイスブックなどのソーシャルメディア、ソーシャルストリームは、すべての情報を可能にするというグーグルの欲望にとっては、邪魔な存在。というか、グーグルのことだから、それを呑みこむことを考えているのだが、それが容易ではないのだろう。逆にフェイスブックは、グーグルに呑みこまれず、巨大な実名ユーザの囲い込みにより、グーグルを乗り越えようとしていることを、丁寧に分かりやすく説明してくれる。
第2章では、フェイスブックなどのソーシャル企業群の動向についてを、twitterやアップルが始めたPing、日本のミクシィ、モバゲータウン、グリーも含めて分析している。この中で、日本のSNSの苦戦を予想しているけど、たしかにそうなりそうな予感がする。
第3章では、新しいEC、ソーシャルコマースについての紹介をしている。グルーポンなどのサービスが、いかにソーシャルメディアを利用して大きくなったかを説明している。
そして第4章で、今後の10年を予想している。そのサブタイトルにもあるように、ソーシャルメディアはウェブの世界だけでなく、リアルとウェブの融合を加速させていくといううもの。
なるほど、面白い見方だと思う。フェイスブックを単なる新しいウェブサービスの一つとして見るのではなく、今後の社会を変えていく力を持つメディアとして見ている。この本を読むと自分もその予感がしてきたが、でも、この日本では10年でどこまで行くかなぁって気もする。アメリカで流行ったことが一週遅れで流行る日本では...
第1章では、「世界最強のグーグルが恐れを抱くフェイスブックの正体」と題して、21世紀の最初の10年の勝者であるグーグルが恐れているフェイスブックの持っている価値を説明している。
確かに、Twitterやこのフェイスブックなどのソーシャルメディア、ソーシャルストリームは、すべての情報を可能にするというグーグルの欲望にとっては、邪魔な存在。というか、グーグルのことだから、それを呑みこむことを考えているのだが、それが容易ではないのだろう。逆にフェイスブックは、グーグルに呑みこまれず、巨大な実名ユーザの囲い込みにより、グーグルを乗り越えようとしていることを、丁寧に分かりやすく説明してくれる。
第2章では、フェイスブックなどのソーシャル企業群の動向についてを、twitterやアップルが始めたPing、日本のミクシィ、モバゲータウン、グリーも含めて分析している。この中で、日本のSNSの苦戦を予想しているけど、たしかにそうなりそうな予感がする。
第3章では、新しいEC、ソーシャルコマースについての紹介をしている。グルーポンなどのサービスが、いかにソーシャルメディアを利用して大きくなったかを説明している。
そして第4章で、今後の10年を予想している。そのサブタイトルにもあるように、ソーシャルメディアはウェブの世界だけでなく、リアルとウェブの融合を加速させていくといううもの。
なるほど、面白い見方だと思う。フェイスブックを単なる新しいウェブサービスの一つとして見るのではなく、今後の社会を変えていく力を持つメディアとして見ている。この本を読むと自分もその予感がしてきたが、でも、この日本では10年でどこまで行くかなぁって気もする。アメリカで流行ったことが一週遅れで流行る日本では...
2010年12月14日に日本でレビュー済み
フェイスブックがいくら5億人の会員数を誇ったところで、クローズなものはクローズでしかないと思います。ツイッターはオープンだからこの先も行けそう。昔、ニフティとBIGLOBEが会員数が多いからISPとして成功すると言われていたことがありました。ほかにも、MSメールか、CCメールか、どっちが勝つかと言われていたことがありました。Gメールがいくらすごくても、Gメールユーザーとしかメール出来なかったら困りますよね。結局メールの世界ではSMTPが標準になり、どんなメールソフトを使っている相手ともやりとりできるようになりました。そう言えば、IM(インスタント・メッセンジャー)製品が一時期競っていましたね。電話と同じ。コミュニケーションツールはオープンなものが最後に制するのではないでしょうか?
2011年5月2日に日本でレビュー済み
本書は2人の起業家が2010年に刊行した本であり、片方の著者の共著である『アップルvs. グーグル』の姉妹編である。1990年代にウィンドウズOSとオフィスを擁したマイクロソフトが繁栄した後、2000年代後半以降はグーグルが、世界最強の検索エンジンとそれを活用したシンプルで効率的な広告配信システムによって、IT業界の首位に立った。グーグルはリアル社会のあらゆる情報をウェブ上にアップして、検索可能な状態に置く努力を続けた。しかしそのグーグルの優位は、2010年代にフェイスブック、ツイッター等の発展によって、危機に瀕している。インターネットのトラフィックの主な発生源が、静的なサイトの検索エンジン(ハイパーリンク)から、無数のウェブサイトをまたいで自分好みの情報をパーソナライズする動的なコンテンツ(ソーシャルストリーム)である、ソーシャルメディアに移りつつあるからだ。こうしたソーシャルメディアは人間の社会生活のクラウド化を志向し、モバイルインターネット端末との提携によって急発展している。それはソーシャルストリーム発生類型(フェイスブック、ツイッター、ユーストリームなど)、コンテンツ発生類型(ユーチューブ、ブログなど)、ソーシャルストリーム借用類型(グルーポンなどのソーシャルコマース企業群)の3類型に分けられる。現時点でプライバシー問題や換金方法の問題は残っているにせよ、位置情報機能、ソーシャルゲーム、ソーシャルコマース、リアルタイム・ソーシャルグラフ、仮想通貨等の発展次第で、これらには今後より一層の発展が見込まれると著者は言う。本書は以上のように、全体として基礎的な事柄を整理して紹介し、今後の主戦場を指摘するものであり、用語が理解できれば気軽に読める実用的な本である。