内容が詳しいので大変助かりました。
文字の選択、画像の設定、色々勉強になりました。
ありがとうございます。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
コンピュータ設計の基礎 (マイコミジャーナルブックス) 単行本(ソフトカバー) – 2010/11/26
Hisa Ando
(著)
コンピュータ設計の「アーキテクト」に送る必携教科書!
コンピュータが実際に設計できる、本当の“基礎”を提供。
本書は、コンピュータのマイクロアーキテクチャがどのようになっているかについて実戦的な説明を行い、設計のやり方を理解してもらうことを目指しています。
コンピュータの中心となる汎用プロセサの設計をベースに記述していますが、解説している技術は組み込み用のプロセサやプロセサ以外のディジタルシステムにも共通のものであり、これらのシステムを設計しようとする人たちにも役立つものです。
第1章ではバックグラウンドとしてコンピュータの歴史と命令アーキテクチャなどの概要を説明し、第2章はパイプライン処理、第3章は整数演算器、第4章は浮動小数点演算器、第5章はキャッシュおよびメモリ管理について説明しています。
第2章以降の各章では、ブロックダイヤグラムレベルでそれぞれの処理構造とハードウェアの動きを説明しており、論理設計の知識があればプロセッサの各部をどのように作れば良いかを理解できます。どのような制御回路を作ればパイプラインがうまく動かせるのか、また現在のマイクロプロセサで使われているような高速、高性能な演算器の構造について、詳しく解説します。
それぞれテーマについては現在の技術だけでなく、初期の簡単な構造より性能の向上を目指して変遷してきた技術の流れとして説明しますので、「なぜ現在の技術に発展してきたのか」その理由が理解可能です。こうした理解は、読者がより良い機構を考えるときの助けになると考えています。
また、設計しようとしているプロセサやディジタルシステムが、性能よりもコストや消費電力を優先するものである場合は、最も複雑で高速な機構よりも簡単な機構の方が目的に適っている、という場合もあり、技術の流れを理解していることは役に立つと考えます。
本書が「コンピュータなどのディジタルシステムのマイクロアーキテクチャを設計したい」というエンジニアや学生の皆さんの力となり、設計人口を増やすことに貢献できれば幸いです。
コンピュータが実際に設計できる、本当の“基礎”を提供。
本書は、コンピュータのマイクロアーキテクチャがどのようになっているかについて実戦的な説明を行い、設計のやり方を理解してもらうことを目指しています。
コンピュータの中心となる汎用プロセサの設計をベースに記述していますが、解説している技術は組み込み用のプロセサやプロセサ以外のディジタルシステムにも共通のものであり、これらのシステムを設計しようとする人たちにも役立つものです。
第1章ではバックグラウンドとしてコンピュータの歴史と命令アーキテクチャなどの概要を説明し、第2章はパイプライン処理、第3章は整数演算器、第4章は浮動小数点演算器、第5章はキャッシュおよびメモリ管理について説明しています。
第2章以降の各章では、ブロックダイヤグラムレベルでそれぞれの処理構造とハードウェアの動きを説明しており、論理設計の知識があればプロセッサの各部をどのように作れば良いかを理解できます。どのような制御回路を作ればパイプラインがうまく動かせるのか、また現在のマイクロプロセサで使われているような高速、高性能な演算器の構造について、詳しく解説します。
それぞれテーマについては現在の技術だけでなく、初期の簡単な構造より性能の向上を目指して変遷してきた技術の流れとして説明しますので、「なぜ現在の技術に発展してきたのか」その理由が理解可能です。こうした理解は、読者がより良い機構を考えるときの助けになると考えています。
また、設計しようとしているプロセサやディジタルシステムが、性能よりもコストや消費電力を優先するものである場合は、最も複雑で高速な機構よりも簡単な機構の方が目的に適っている、という場合もあり、技術の流れを理解していることは役に立つと考えます。
本書が「コンピュータなどのディジタルシステムのマイクロアーキテクチャを設計したい」というエンジニアや学生の皆さんの力となり、設計人口を増やすことに貢献できれば幸いです。
- ISBN-104839937532
- ISBN-13978-4839937539
- 出版社毎日コミュニケーションズ
- 発売日2010/11/26
- 言語日本語
- 本の長さ288ページ
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
Hisa Ando
東京工業大学大学院 理工学研究科 電子工学専攻を卒業後,富士通に入社し,先端コンピュータの開発に従事。現在は,テクニカルライターとしてプロセッサやスーパーコンピュータ関係の報道や解説を中心に活動しており,マイコミジャーナルに「コンピュータアーキテクチャの話」を連載中。また,いくつかの大学で非常勤講師としてコンピュータアーキテクチャの講義を担当している。博士(工学)。
東京工業大学大学院 理工学研究科 電子工学専攻を卒業後,富士通に入社し,先端コンピュータの開発に従事。現在は,テクニカルライターとしてプロセッサやスーパーコンピュータ関係の報道や解説を中心に活動しており,マイコミジャーナルに「コンピュータアーキテクチャの話」を連載中。また,いくつかの大学で非常勤講師としてコンピュータアーキテクチャの講義を担当している。博士(工学)。
登録情報
- 出版社 : 毎日コミュニケーションズ (2010/11/26)
- 発売日 : 2010/11/26
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 288ページ
- ISBN-10 : 4839937532
- ISBN-13 : 978-4839937539
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,016,029位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 34,155位コンピュータ・IT (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2013年4月15日に日本でレビュー済み
加算器ならば、nビット加算器程度は知っていないと多分ついていけない。
加算器のキャリーの遅延対策をどのように対応していったかという歴史的な
流れに重点が置かれている。
改良法にXX法がある。といった単語/用語レベル(教科書・教養レベル)で満足せず、
改良法の動作を回路レベル((基礎)実装レベル)で確認・理解したい人向けである。
回路図をフェーズごとに複数に分けて、太線などで順に追えるようにしたり
はしていないので、追えなくなると、それ以降の説明がほぼ全滅しやすいので、
書店で内容を確認した方が良いと思う。
加算器のキャリーの遅延対策をどのように対応していったかという歴史的な
流れに重点が置かれている。
改良法にXX法がある。といった単語/用語レベル(教科書・教養レベル)で満足せず、
改良法の動作を回路レベル((基礎)実装レベル)で確認・理解したい人向けである。
回路図をフェーズごとに複数に分けて、太線などで順に追えるようにしたり
はしていないので、追えなくなると、それ以降の説明がほぼ全滅しやすいので、
書店で内容を確認した方が良いと思う。
2016年1月16日に日本でレビュー済み
回路がなかなか理解できなかったのだが、自作PCをやったことがあるので比較的興味深く読めた。
命令処理、演算、メモリいずれも性能向上と高速化の戦いであることが解る。
富士通の名前がチラチラ出てくるが、説得力があり、筆力もある。
文量が少ないので、設計に携わっていなくても読んでおいて損はないだろう。
命令処理、演算、メモリいずれも性能向上と高速化の戦いであることが解る。
富士通の名前がチラチラ出てくるが、説得力があり、筆力もある。
文量が少ないので、設計に携わっていなくても読んでおいて損はないだろう。
2012年5月26日に日本でレビュー済み
同じ著者の「プロセッサを支える技術」が教養書的なのに対して、こちらは回路図(的なもの)が平気で出てくる、より技術寄りの内容になっています。
とはいえ教科書といえるほど基礎的ではなく、かといって伝記的なものでもなく、設計の実例集的な内容が多いので、実用書としての対象読者は恐ろしく狭い気がします。
教養書としても前提として必要と思われる知識が深いので、類書とくらべると安易にオススメとは言いがたい部分も多く……。
商品の説明にもありますが、Webの連載記事をまとめたものなので、とりあえずそちらを一読されるのがよいと思います。そのうえで面白いと思えれば。
(私自身は以前からWebの連載を読んだ上で購入したクチですが、癖は強いけど面白い本だと思います……内容は半分も理解してませんが。笑)
とはいえ教科書といえるほど基礎的ではなく、かといって伝記的なものでもなく、設計の実例集的な内容が多いので、実用書としての対象読者は恐ろしく狭い気がします。
教養書としても前提として必要と思われる知識が深いので、類書とくらべると安易にオススメとは言いがたい部分も多く……。
商品の説明にもありますが、Webの連載記事をまとめたものなので、とりあえずそちらを一読されるのがよいと思います。そのうえで面白いと思えれば。
(私自身は以前からWebの連載を読んだ上で購入したクチですが、癖は強いけど面白い本だと思います……内容は半分も理解してませんが。笑)
2021年6月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
セグメンテーションは、メモリーの範囲内で、割り込み処理にも、