Macファンに不安は常につきまとう。時価総額1兆ドル越え、世界一の大企業となった現在でもMacファンに安寧の日は来ない。そもそも新しいOSにアップグレードしていいのかも不安だ。前のハイセラの大ポカがトラウマになっ・・(以下略)。アップルストア札幌店は何の予告も無く突然消えた。さすがMac、やっぱり不安だ。地震大国である我が国において、あのガラス張りの実店舗の構造も不安で不安で仕方ない(本書の ”ベニヤ貼りよりかはいいけど” には爆笑)。
ああ、不安だ。浜の真砂が尽きるとも、世のMacファンの不安は尽きまじ。存在の絶えざる不安と共にMacファンはそれでもMacを愛し続けてきた。MS社にいつ買収されるかビクビク怯えていた90年代中頃、不安はピークを迎えた。ジョブズがAppleを追い出された超ダサいパフォーマー時代でも買い続けてきた。この本はジョブズが戻ってきて、iPodやiPad、iPhone、MacBook Air発売というイノベーションを次々起こしIT業界のトップエンドを驀進中の2003年から2012年までMacFanに掲載されていた漫画をまとめたものですが、もう大丈夫と思いたいのに思えない。林檎家の不安ちゃんのこの気持ち、ホントものすごくよくわかります。お父さんが”不満”さんで、お母さんが”憂い”さん、って所もアルアル。ビスタちゃんがライバルなのも微笑ましいけどビスタも重くて使い難かったよね(笑)。個人的には花柄ジョブズさんが一番のお気に入り(時折やらかしちゃうのもさすがMac)。iPhone3Gにコピペ機能が無かったとか、ファイアワイヤが消えたとか、アキアとか、昔のMacの起動時の顔Macアイコンとか、かなりマニアックな所まで書かれているので往年のMacファンなら涙無しには読めない本です。
でも今となれば、この不安な20年間は、文字通り「奇跡」の連続の日々だったんじゃないかな?
私達は物凄いコトが目の前で起きていた、ITの歴史の生き証人になれてたんじゃないかな?
不安で不安で仕方なかったけど、それでもMacを愛するMacファンは幸せだったんじゃないかな?
Macの新機種が発売される度全財産をMacに貢ぎ、Mac信者ともMacオタクとも揶揄されても、1998年にスケルトンのボンダイブルーiMacが発売された時の喜びと ”ときめき” は今も永遠。
この気持ちって何かに似てる。そう、たぶん、初恋に。初恋にピーキーな不安はつきもの。惚れた弱みに付け込まれて幾歳月・・・お医者様でも草津の湯でもMac不安にゃききやせぬ。
フリーズした心を強制再起動し、あの頃の甘酸っぱい初恋の林檎の味を味わえる悲喜こもごものストーリーは何もかも懐かしい。永遠のMac不安、もとい、Macファンにお勧めの一冊です。
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Mac不安ちゃん (MacFanBooks) 単行本(ソフトカバー) – 2012/11/29
みずしな 孝之
(著)
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購入オプションとあわせ買い
今をときめくアップルにも不遇の時代がありました。それを支え、応援しつづけてきたファンが世界中にはたくさんいます。今を遡ること10年前、月刊誌『Mac Fan』で連載をスタートした「Mac不安ちゃん」もそんなファンの一人。この物語は、いつも不安がいっぱいの主人公・不安ちゃんと、後先考えずスグにアップル製品を手に入れてしまうパパ、そしてそんな行動はすっかりお見通しのママを中心とした、アップルが大好きな不安ちゃん一家のハートフル・コメディです。
Macが大好きで、アップルをいつも応援している心優しい主人公・不安ちゃんの頭の中には、ファンだけど、ファンだからこそ、いつも不安と心配がよぎります。新製品がヘンな柄だったらどーしよう?iPhoneがこのまま縦長で進化し続けたら10年後は?などなど、ある時は子どもらしく、またある時はヘビーユーザ顔負けに、不安ちゃんがファンの心理を描写します。そして今は亡きスティーブ・ジョブズ氏が登場する回では、まさに切ないけど心温まるアップルファンの心象風景を描きあげたストーリー。アップルファンのみならず、みずしなワールドを知るファンの皆さんにもきっと共感いただける内容になっていることでしょう。
「Mac不安ちゃん」の作者は、『いとしのムーコ』(講談社)、『いいでん! 』(エンターブレイン)、『戦えアナウンサー』(白泉社)、『幕張サボテンキャンパス』(竹書房)などですっかりお馴染みの人気マンガ家・しなっちこと、みずしな孝之。この単行本『Mac不安ちゃん』は、自身も古くから大のMacファンでありアップルファンのみずしな氏が描く全107話の悲喜交交です。連載をまだお読みになったことのないみずしなファンの皆さまと、Mac FanのMac不安ちゃんファンの皆さまが、この新刊を堪能していただけるよう新たな書き下ろしも随所に入っています。しなっちが描くアップル大好きファミリー劇場、いよいよ開演です。お楽しみください。
Macが大好きで、アップルをいつも応援している心優しい主人公・不安ちゃんの頭の中には、ファンだけど、ファンだからこそ、いつも不安と心配がよぎります。新製品がヘンな柄だったらどーしよう?iPhoneがこのまま縦長で進化し続けたら10年後は?などなど、ある時は子どもらしく、またある時はヘビーユーザ顔負けに、不安ちゃんがファンの心理を描写します。そして今は亡きスティーブ・ジョブズ氏が登場する回では、まさに切ないけど心温まるアップルファンの心象風景を描きあげたストーリー。アップルファンのみならず、みずしなワールドを知るファンの皆さんにもきっと共感いただける内容になっていることでしょう。
「Mac不安ちゃん」の作者は、『いとしのムーコ』(講談社)、『いいでん! 』(エンターブレイン)、『戦えアナウンサー』(白泉社)、『幕張サボテンキャンパス』(竹書房)などですっかりお馴染みの人気マンガ家・しなっちこと、みずしな孝之。この単行本『Mac不安ちゃん』は、自身も古くから大のMacファンでありアップルファンのみずしな氏が描く全107話の悲喜交交です。連載をまだお読みになったことのないみずしなファンの皆さまと、Mac FanのMac不安ちゃんファンの皆さまが、この新刊を堪能していただけるよう新たな書き下ろしも随所に入っています。しなっちが描くアップル大好きファミリー劇場、いよいよ開演です。お楽しみください。
- 本の長さ152ページ
- 言語日本語
- 出版社マイナビ
- 発売日2012/11/29
- ISBN-104839945012
- ISBN-13978-4839945015
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商品の説明
著者について
みずしな孝之(みずしな・たかゆき)
1973年生まれ。1991年「混セでSHOWTIME」(まんがスポーツ/芳文社)で漫画家デビューを果たし、現在は「いいでん! 」(エンターブレイン)、「いとしのムーコ」(講談社)、「うわの空チュートリアル」(竹書房)など連載多数。また、劇団「うわの空・藤志郎一座」で役者としても活躍中。
1973年生まれ。1991年「混セでSHOWTIME」(まんがスポーツ/芳文社)で漫画家デビューを果たし、現在は「いいでん! 」(エンターブレイン)、「いとしのムーコ」(講談社)、「うわの空チュートリアル」(竹書房)など連載多数。また、劇団「うわの空・藤志郎一座」で役者としても活躍中。
登録情報
- 出版社 : マイナビ (2012/11/29)
- 発売日 : 2012/11/29
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 152ページ
- ISBN-10 : 4839945012
- ISBN-13 : 978-4839945015
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,445,662位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 42,538位コンピュータ・IT (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年1月26日に日本でレビュー済み
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2017年5月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
突然読めなくなったり(このコンテンツは現在利用できないとのこと。)、全く別の他の人の作品では、勝手に一部抜けていたり、突然動かなくなったり、または漫画が見開きでページめくれないとかが、A社のコンテンツサービスで遭ったのでこっちで買い直した。まさに『Mac不安』というか、「Mac(Apple)不信」に陥っていました。でも、たまたまセールで見かけたということもありまた読んでみたくてこちらで買い直したというのがいちばんの動機。一時期読んでいた雑誌でこの漫画が連載されていて、雑誌の記事なんかよりこちらの方がはるかに面白かった。というか、記憶に残っている。なので、Macファンのファンというより、「Mac不安」のファンでした。多分これから電子書籍は突然読めなくなったり(例えそうなったとしても返金は不可らしいです。契約書にそう書いてある。Amazonも同じ。)する可能性の確率が低いであろう、こちらで買うように決めた。
2013年12月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昭和30年代生まれで、コンピュータに興味がある世代の人間にとって、たとえずっとウインドウズユーザーであったとしても、アップルは「気になる会社」だったはずだ。
私自身、日立の「ベーシックマスター」という初期のパソコンを手にしたときから、パソコンにつながる諸々を趣味として生きてきた。やがてその知識は仕事にも活きるようになり、今に至っている。
そうした人生を歩んできた人々にとって、アップルのマックは憧れの高級外車だった。それを買えない人間にはDOSマシン、ウインドウズマシンしか選択肢がなかった。
しかし、アップルが迷走を始めたおかげでMacintoshLCをはじめとした低価格マックが登場し、私もマックユーザーの仲間入りをした。日本では仕事で使いにくい状況は続いたが、ファンはへこたれなかった。私も、ウインドウズとマックの両方を使いつつ、常にアップルの、そしてジョブズのことを気にし続けてきた。この、「気にする」の内容が実は「不安」だったことをこのマンガで教えてもらった。そう、マックユーザーはずっと不安だったのだね、不安ちゃん。
今回、このような形でまとまったものを、Kindle本として購入したのも不思議な縁だと思う。時代はジョブズが言ったように「ちょっと幸せ」になったのだろうか。彼が旅だったときのエピソードを読んで、涙が出るのは私だけではないだろう。
同じ時代を生きてきた私の歴史もここにある。
私自身、日立の「ベーシックマスター」という初期のパソコンを手にしたときから、パソコンにつながる諸々を趣味として生きてきた。やがてその知識は仕事にも活きるようになり、今に至っている。
そうした人生を歩んできた人々にとって、アップルのマックは憧れの高級外車だった。それを買えない人間にはDOSマシン、ウインドウズマシンしか選択肢がなかった。
しかし、アップルが迷走を始めたおかげでMacintoshLCをはじめとした低価格マックが登場し、私もマックユーザーの仲間入りをした。日本では仕事で使いにくい状況は続いたが、ファンはへこたれなかった。私も、ウインドウズとマックの両方を使いつつ、常にアップルの、そしてジョブズのことを気にし続けてきた。この、「気にする」の内容が実は「不安」だったことをこのマンガで教えてもらった。そう、マックユーザーはずっと不安だったのだね、不安ちゃん。
今回、このような形でまとまったものを、Kindle本として購入したのも不思議な縁だと思う。時代はジョブズが言ったように「ちょっと幸せ」になったのだろうか。彼が旅だったときのエピソードを読んで、涙が出るのは私だけではないだろう。
同じ時代を生きてきた私の歴史もここにある。
2014年2月14日に日本でレビュー済み
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私、PCはMacから始めました、SE/30,OSは漢字トーク6?だっけ?大昔の話ですが。
まだOA化が叫ばれ出した頃よりだいぶ前でしたが、小売の仕事でしたが、社命でOA
担当になり、周囲の反対にあい、やむ無くWinを採用しましたが、定年退職後、また
Macに戻りたくってうずうずしている私ですので、じっくり楽しみましたよ。
ただ、漫画としては中途半端かな? Mac好きなお爺だけに楽しめましたがーーー。
まだOA化が叫ばれ出した頃よりだいぶ前でしたが、小売の仕事でしたが、社命でOA
担当になり、周囲の反対にあい、やむ無くWinを採用しましたが、定年退職後、また
Macに戻りたくってうずうずしている私ですので、じっくり楽しみましたよ。
ただ、漫画としては中途半端かな? Mac好きなお爺だけに楽しめましたがーーー。
2014年7月13日に日本でレビュー済み
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Macファンの方、必見の書です。
ばあちゃんがリサってのが通。
ばあちゃんがリサってのが通。
2013年11月29日に日本でレビュー済み
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久々のMacまんが(笑)
シュールな展開が気に入ってます。
不安ちゃん、パパ、ママ、ビスタちゃんなどのキャラも楽しい。
シュールな展開が気に入ってます。
不安ちゃん、パパ、ママ、ビスタちゃんなどのキャラも楽しい。
2013年11月26日に日本でレビュー済み
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マックユーザーでは、ないけれど
とても、面白かったです。続編が読みたい。
とても、面白かったです。続編が読みたい。
2013年4月11日に日本でレビュー済み
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面白すぎてたまりませんで。
内容が最高すぎて最強!!
ジョブズ回は涙なくしては見れないです。
内容が最高すぎて最強!!
ジョブズ回は涙なくしては見れないです。