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戦争で死んだ兵士のこと 単行本 – 2001/12/14
小泉 吉宏
(著)
- 本の長さ1ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA(メディアファクトリー)
- 発売日2001/12/14
- ISBN-104840103976
- ISBN-13978-4840103978
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商品の説明
商品説明
1997年にベネッセコーポレーションより刊行されたものに加筆して復刻された、大人に読んでもらいたい絵本。
今は、のどかな森のほとり、ひとりの兵士が死んでいる。1時間前、兵士は生きていて闘っていた。2時間前、兵士はひとり道に迷っていた。…10日前、恋人にプロポーズをし将来を誓い合った。バスケットボールが好きで高校時代は毎日していた。8歳の時、近所の犬の顔に落書きをしておこられた。
この絵本は戦争の絵本でありながら、戦争を描いたものではない。今は死んでいるひとりの兵士の人生を誕生までさかのぼっていくのであるが、その人生はあまりにも普通で、だからこそ胸に響く。ニュースでの戦死者は数で語られることが多く、その映像も現実味のないもの。しかし、そこで死んだ兵士のみならず一般の民衆にも、それぞれ普通で当たり前の幸せがあったのだということに気付かされる。シンプルな絵に簡潔な文章。淡々と描かれるそのページの余白に、何かを考えずにはいられない。(小山由絵)
内容(「MARC」データベースより)
今はのどかな森の中の湖のほとり、ひとりの兵士が死んでいる。1時間前、兵士は生きていて戦っていた…。誕生までの彼の人生をさかのぼり、生きているというあたりまえのことを思い出す。97年刊を加筆復刻。英文併記。
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA(メディアファクトリー); 特別版 (2001/12/14)
- 発売日 : 2001/12/14
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 1ページ
- ISBN-10 : 4840103976
- ISBN-13 : 978-4840103978
- Amazon 売れ筋ランキング: - 413,654位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 7,187位絵本 (本)
- - 27,490位アート・建築・デザイン (本)
- - 33,012位教育・学参・受験 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年12月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本を読むには1分程度ですみますが、味わいは1週間続く感じです。読んだことのない方にはとにかく読んで、見ることをおすすめします。
2019年1月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
シンプルで直接胸に刺さる内容です。
オススメです!
オススメです!
2017年10月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
良い絵本です。人生先は、わからないから、日々を大切にしたいと思う本です。←大旨女性の意見。男性で2名ほど、何だかわからないの意見がありました。でも女性陣は、意味がわからない人が、わからない!と…。心に問いかける本です。娘の二十歳の誕生日に送りました。
2010年7月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これほどシンプルで心にググっとくる本にはそう簡単には出合えないと思います。
熱帯雨林の湖のほとりでひとりの兵士が死んでいるところから始まり、
時間が逆行していきます。
「1時間前は生きて闘っていた。」
「8時間前は戦友と一緒に基地で朝食を食べていた。」
「10日前、恋人にプロポーズして将来を誓い合った。」
・
・
「24年前のきょうこの世に生をうけた。」
若くて将来がある、24歳の兵士の一生がモノトーンの絵と
簡潔な文章でつづられています。
シンプルであるからこそ想像力をかきたてられ、なんともいえない余韻を
残してくれる一冊です。
熱帯雨林の湖のほとりでひとりの兵士が死んでいるところから始まり、
時間が逆行していきます。
「1時間前は生きて闘っていた。」
「8時間前は戦友と一緒に基地で朝食を食べていた。」
「10日前、恋人にプロポーズして将来を誓い合った。」
・
・
「24年前のきょうこの世に生をうけた。」
若くて将来がある、24歳の兵士の一生がモノトーンの絵と
簡潔な文章でつづられています。
シンプルであるからこそ想像力をかきたてられ、なんともいえない余韻を
残してくれる一冊です。
2013年1月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
やっと、再び出会えました。
もう数年も前になりますが、本屋の店先で何気なく手に取ってパラパラとめくる内に、
すっかり目が離せなくなってしまい、一気に最後まで読んでしまいました。
今はただの死体となって転がっている若い兵士の一生が、時を遡って順に描かれていて、
最後はなかなか子宝に恵まれなかった夫婦の、やっと生まれた待望の赤ちゃんだった‥と、
その兵士の誕生のところでこの本は終わっています。
そこまで来た時、周りに人が大勢居るにも関わらず涙が溢れて来て、慌てたことを思い出します。
でもその時はこの感動的な本が少し重たく感じられて、買わずに帰ってしまい、それきりになって
しまってました。でも私の胸に強烈な深く深い印象を残したこの本は、以来事あるごとに思い出されて
今度こそ購入したいと願って来たものの、題名を忘れたために長らく探しつづける事となりました。
戦争になると、当たり前のように大勢の人が死にます。殺し合うのが戦争なのです。
でも、何故そうしなければならないのでしょう?
敵も味方も、一人ひとりにこの主人公の兵士のようにちゃんとした人生があり、生きてきたドラマがあり、
そして愛する人、大切な人達がいるのです。みんなです。
それら全部を無残に簡単に打ち砕いてしまうのが戦争というものだという事を、この本は実に見事に教えて
くれます。理屈ではなく、感性に直接訴えて来ます。
決して声高に叫ぶのではなく、長々と説明するのでもなく、ただ静かに心に響いてくる…。
この素晴らしい反戦の本は、大人にも子供にも、すべての人に勧めたい。
心よりそう思います。
もう数年も前になりますが、本屋の店先で何気なく手に取ってパラパラとめくる内に、
すっかり目が離せなくなってしまい、一気に最後まで読んでしまいました。
今はただの死体となって転がっている若い兵士の一生が、時を遡って順に描かれていて、
最後はなかなか子宝に恵まれなかった夫婦の、やっと生まれた待望の赤ちゃんだった‥と、
その兵士の誕生のところでこの本は終わっています。
そこまで来た時、周りに人が大勢居るにも関わらず涙が溢れて来て、慌てたことを思い出します。
でもその時はこの感動的な本が少し重たく感じられて、買わずに帰ってしまい、それきりになって
しまってました。でも私の胸に強烈な深く深い印象を残したこの本は、以来事あるごとに思い出されて
今度こそ購入したいと願って来たものの、題名を忘れたために長らく探しつづける事となりました。
戦争になると、当たり前のように大勢の人が死にます。殺し合うのが戦争なのです。
でも、何故そうしなければならないのでしょう?
敵も味方も、一人ひとりにこの主人公の兵士のようにちゃんとした人生があり、生きてきたドラマがあり、
そして愛する人、大切な人達がいるのです。みんなです。
それら全部を無残に簡単に打ち砕いてしまうのが戦争というものだという事を、この本は実に見事に教えて
くれます。理屈ではなく、感性に直接訴えて来ます。
決して声高に叫ぶのではなく、長々と説明するのでもなく、ただ静かに心に響いてくる…。
この素晴らしい反戦の本は、大人にも子供にも、すべての人に勧めたい。
心よりそう思います。
2013年8月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
やれ、憲法改正だの、国防軍設立だのと昨今ウルサくなって来てしまった日本ですが、この本を読みましょう。
理屈抜きで分かります!
戦争がどのようなモノなのか。
幼稚園児からお年寄りまで、みんなで読めます!
難しい本は読めないと言う方にもオススメです!
絶対に戦争を推奨するような日本を許してはいけません!
理屈抜きで分かります!
戦争がどのようなモノなのか。
幼稚園児からお年寄りまで、みんなで読めます!
難しい本は読めないと言う方にもオススメです!
絶対に戦争を推奨するような日本を許してはいけません!
2016年12月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
物悲しくなりますが、文字の少ないこの本からたくさんのメッセージを感じます。