バレエコンクールの結果はどうなったの?
空美ちゃんはどうなるの?
ハラハラドキドキ、待ってましたの第4巻。
でも実は、とても楽しみに読んでいるお話なのだけれど、
あまりにも須藤空美ちゃんのエピソードが酷過ぎて、
読むのがつらいというか、恐ろしいというか、そんなのあり?というか・・。
篠原一家がとても幸せいっぱいなだけに、
ひどい落差に、須藤家のエピソードの方は、できることなら読まずにすませたいくらい。
目を覆いたくなるほど悲惨なんだもの・・・。
ありあまる才能を持つ、空美ちゃん。
あのひどい環境の中で、無事に大きく花開くことができるのかしらん?
いや、是非ともあの環境を抜け出して、羽ばたいてほしい。
けど、正直、読むのはつらい。
ので、今回空美ちゃんのエピソードがひとまずお休み、なのは、
今頃どうしているのかな?という心配はともかくとして、
ちょっとほっとして、安心してページをめくれる、といった感じです。
初めて見たボーイズ・クラスのレッスン、楽しい。
自分も六花ちゃんと一緒に、そーっと見学している気分です。
相性もあるだろうけど、つくづく指導者の質って大事だと思います。
金子先生は、やっぱりオアシス。
人間としても素晴らしい人。
指導者としての姿勢だけでなく、母親の姿勢としても、とても参考になりますね。
全く違った才能を持つ、千花ちゃんと六花ちゃんの姉妹。
将来、それぞれ違う道を歩むであろうこと、時々、暗示していますね。
現実世界のこまごましたことも、しっかり描きこまれて、
本当!に読み応えあります。
巻末のスペシャル対談も楽しい。
4巻出たばっかりなのに、もう5巻が早く出てほしい!!の気持ちです。
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舞姫 テレプシコーラ 4 (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ) コミック – 2003/6/23
山岸 凉子
(著)
- 本の長さ204ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA(メディアファクトリー)
- 発売日2003/6/23
- ISBN-104840104913
- ISBN-13978-4840104913
新品まとめ買い テレプシコーラ/舞姫 第1部
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA(メディアファクトリー) (2003/6/23)
- 発売日 : 2003/6/23
- 言語 : 日本語
- コミック : 204ページ
- ISBN-10 : 4840104913
- ISBN-13 : 978-4840104913
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著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2003年6月27日に日本でレビュー済み
いよいよコンクール結果発表。意外な順位に涙する六花、
呆然とする千花。余韻に浸る間も無く、本部での厳しいレッスンに
篠原姉妹揃って入っていきます。
この第4巻では、日本のバレエスクールの内情をリアルに追いつつ、
大人が子供にかけてしまう期待の残酷さ、子供達がそれを意識的・無意識的に抵抗しながら自らの道を模索する姿を描き、バレエに興味があっても無くても楽しめる作品になっていました。
千花が出演するバレエ団公演の「くるみ割り人形」。
公演に向けてのレッスンを通して、千花が初めてぶつかる壁、
今まで金子先生しか認めていなかった六花の素質が周囲に徐々に明らかになってきて、次の5巻が大変待ち遠しいです。
呆然とする千花。余韻に浸る間も無く、本部での厳しいレッスンに
篠原姉妹揃って入っていきます。
この第4巻では、日本のバレエスクールの内情をリアルに追いつつ、
大人が子供にかけてしまう期待の残酷さ、子供達がそれを意識的・無意識的に抵抗しながら自らの道を模索する姿を描き、バレエに興味があっても無くても楽しめる作品になっていました。
千花が出演するバレエ団公演の「くるみ割り人形」。
公演に向けてのレッスンを通して、千花が初めてぶつかる壁、
今まで金子先生しか認めていなかった六花の素質が周囲に徐々に明らかになってきて、次の5巻が大変待ち遠しいです。
2013年7月10日に日本でレビュー済み
空美が出てこない…出てきて欲しいな。 主人公の六花と正反対の対がすごく面白いし、楽しみ。千花六花が姉妹より空美がどうなるか気になる。あまりにも酷すぎる環境の中で育ったバレエの才能♪同時に空美の家庭環境が過去の栄光と現在の退廃も見せてくれる。 山岸涼子氏は対照的な二人が登場する話が多い。メリハリがあって話が分かりやすく、読みごたえがある。 小学生にも読みやすいし面白い。
2003年6月30日に日本でレビュー済み
前巻から続いてコンクールの話が前半を占めますが、メインは千花が本部の公演でクララ役をやることになってから、千花、六花が「本部」のレッスンと関わりを深めていくところです。少しずつバラバラに行動しはじめる姉妹の裏に、何やら怪しいものが迫りつつあるようなストーリー展開が途中で終わっているので「ううーっ」といった感じが残ります。親の教室を離れて本部で厳しい先生に出会う六花や、他の本部の子供たちの心理、子供たちには知らせられない大人たちの駆け引きなど、実にリアルで、一見華やかで夢があると思われがちな「バレエ」という世界の暗い部分、厳しい部分を見せられます。ただ、メインは本部でのレッスンの様子なので、ストーリー的にあまりドラマチックな展開がなく(なんといっても!空美ちゃんが出てきません!)、面白いことには違いはないのだけどなんだかスローダウンしたなあ、という気がしたので星4つです。これからがますます楽しみになってきました。
2003年6月28日に日本でレビュー済み
待ちに待った4巻の発売です。コンクールでの成績を受け、千花ちゃんの活躍の目覚しさ。その裏にうごめく悪意が不気味ですが、まったく動じずにバレや部活に打ち込む千花ちゃんのがんばりはすごい。親に期待を受けた長女とはここまでがんばるのか・・。自分とはずいぶん違うだけに、なんだか読みながら力んでしまう私。でも、親や妹に心配かけまいと、ポーカーフェイスしているのかもしれないなあ。千花はまったく感情を表さず、六花はとても感情豊かで対照的。六花が楽しそうに踊っているところはとてもかわいくて大好き。今回は須藤空美ちゃんのエピソードが謎で、次巻が気になるところです。