久しぶりに、すがすがしい気持ちになれた。
爽快な読後感、湿り気のないカラッとした空気。
いわゆる、ボーイミーツガールです。
情景はすこしSFっぽいけど、それより普通の郊外の空気が心地いい。
新海誠さんの映画みたいだ。
会話のテンポが長めのモノローグにも自然に絡んで、気持ちよく読み進む。
先が読みたい。意外な展開もなく、予想の範囲なのだけれど、つまらくない。
不思議。ラノベというより、青春小説というものなのかしら。
ママチャリの後席に乗った真っ白なセーラー服の少女が心に染み付く。
二人の心のすてきな結びあいがきもちよかった。
葛西先生、ありがとうございました。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
世界が終わる場所へ君をつれていく (MF文庫 J か 4-1) 文庫 – 2004/10/1
- 本の長さ259ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA(メディアファクトリー)
- 発売日2004/10/1
- ISBN-10484011160X
- ISBN-13978-4840111607
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA(メディアファクトリー) (2004/10/1)
- 発売日 : 2004/10/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 259ページ
- ISBN-10 : 484011160X
- ISBN-13 : 978-4840111607
- Amazon 売れ筋ランキング: - 556,987位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2005年5月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大人になりきれていない頃、世界ってこういうものだったなぁと懐かしさに胸がうずく感じでした。
高らかに「ちょっと世界が終わる場所までー!」って叫ぶ少女も、銀の樹も少年の世界では同じくらい謎で。
派手さはないけど、少年の成長物語として、ものすごく出来のよい爽やかな本だと思います。
ライトノベル読者だけではなく、ぜひ、かつて少年少女だった大人の方にも。
高らかに「ちょっと世界が終わる場所までー!」って叫ぶ少女も、銀の樹も少年の世界では同じくらい謎で。
派手さはないけど、少年の成長物語として、ものすごく出来のよい爽やかな本だと思います。
ライトノベル読者だけではなく、ぜひ、かつて少年少女だった大人の方にも。
2005年5月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ライトノベル初心者ですが、あまりライトノベルっぽくなくて良かったです。
萌え要素に頼らずにストーリーを書いているのにも、好印象でした。
物語も最後まで勢いを殺さずに、つながっています。
萌え要素に頼らずにストーリーを書いているのにも、好印象でした。
物語も最後まで勢いを殺さずに、つながっています。
2015年8月1日に日本でレビュー済み
僕はあれを見に行くんだ。
そして、少女との出会い。
少女は問いかける。
なにかになりたい なら どうすれば?
漠然と考えていた事が具体的になっていく。
そして少年は、ちょっとだけ大人になる。
そして、少女との出会い。
少女は問いかける。
なにかになりたい なら どうすれば?
漠然と考えていた事が具体的になっていく。
そして少年は、ちょっとだけ大人になる。
2005年1月4日に日本でレビュー済み
現代物をわりと得意としているライトノベル作家葛西伸哉です。
『世界が終わる場所へ君をつれていく』は微妙な位置付けとなる作品です。
ライトノベル的設定は銀の樹だけです。それも大した重要じゃないし。主人公の冒険といえばスプレーでヤンキーと戦う程度だし。それじゃあ、ライトノベルのレーベルで出す作品としては、とてつもなく地味です。
作品の内容を否定しているのではありません。むしろ、もう少し心理描写を緻密に描き出して一般文芸として出せば、結構感動的な青春小説となり得たのに。
中間小説という分野が確立されれば、この作品も正当に評価される土台ができると思うのですが、生まれ出るのがちょっと早かったですかね。
『世界が終わる場所へ君をつれていく』は微妙な位置付けとなる作品です。
ライトノベル的設定は銀の樹だけです。それも大した重要じゃないし。主人公の冒険といえばスプレーでヤンキーと戦う程度だし。それじゃあ、ライトノベルのレーベルで出す作品としては、とてつもなく地味です。
作品の内容を否定しているのではありません。むしろ、もう少し心理描写を緻密に描き出して一般文芸として出せば、結構感動的な青春小説となり得たのに。
中間小説という分野が確立されれば、この作品も正当に評価される土台ができると思うのですが、生まれ出るのがちょっと早かったですかね。