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鉄鍋のジャン 13 (MF文庫 7-23) 文庫 – 2005/12/1
西条 真二
(著)
『麺王フタツキ!』の西条真二による大人気マンガ『鉄鍋のジャン』を文庫化。究極の料理バトル漫画がここに完結。燃える男・秋山醤(ジャン)の手から作り出される料理の数々に、君は腹を空かせて待っているがいい。最終巻!
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA(メディアファクトリー)
- 発売日2005/12/1
- ISBN-104840114641
- ISBN-13978-4840114646
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA(メディアファクトリー) (2005/12/1)
- 発売日 : 2005/12/1
- 言語 : 日本語
- ISBN-10 : 4840114641
- ISBN-13 : 978-4840114646
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,197,501位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年3月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
どのキャラクターもいい性格してます。
最後まで飽きずに読めました。
一つのことを極めることの楽しさも分かった気がします。
最後まで飽きずに読めました。
一つのことを極めることの楽しさも分かった気がします。
2024年3月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
主人公であるジャンが繰り出す外連味のある料理、ジャンとキリコや周りの人々の関係、ジャンの背負っているもの……。思いのほか少年青春漫画してて、最後まで面白く読め、読んだ後に胸が熱くなった。
最終巻で完璧にきれいに終わってしまってて、この後の続きを読むのが怖い。
最終巻で完璧にきれいに終わってしまってて、この後の続きを読むのが怖い。
2024年1月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全巻55円のセールだったのでまとめ買い。改めて読んだが30年近く前の漫画ながら今読んでも古いと感じない。
個人的には最高の料理漫画は? と聞かれたらこの作品を推したい。
その屋台骨の一本、監修のおやま氏がやはり大きいのだと思う。 飲めるラー油は開発されたのが90年代で作中に登場したのが99~2000頃。桃屋が商品化して一般に降りてきたのが2010年頃。こういう高級料理の最先端をいち早く取り入れ続けているので、庶民から見れば未だに古くさいとならずに済んでいるのだと思う。
さて表題についてだが、本作の面白さのもう一つの肝が、ジャンというキャラを主役に据えた点である。
という事は語るまでもないだろう。だが似た様な悪を主人公に据えて成功した作品は余りない。
彼は同時期にやっていた中華一番に於いて、敵キャラがやったダーティープレイを大体網羅しており、
それが常に主役で居続けるというのは中々に大変である。更に言えば料理は勝負、
負けたら価値が無い。というパーフェクト超人じみた思想の持ち主で、主人公としては甚だピーキーだ。
この手の実力はあるが、手段を選ばないというキャラは、中盤位で登場する強敵ではありふれている。
実際本作でも中盤にジャンのダーティーな面をより強調した。ダンや五行というキャラが敵で登場する。
そんなジャンにも当然キャラとしての武器は有る。権威の否定だ。歳や伝統、才能や権力、
様々なものに胡坐をかいて調子に乗っている奴らの鼻っ柱を、彼は次々に粉砕する。
その様は痛快なのだが、この手法は大きな諸刃の剣でもある。
やり続けて行き過ぎれば、ジャンの方が今度は鼻につく権威になってしまうのだ。
だがそこで あれ? 俺また何かやっちゃいました?
みたいにならないのがこの作品の上手い所だと思う。
ジャンは時々失敗するし、状況や相手もギリギリの中でいつも戦っている。
という事も当然あるが、それ以上に周囲のキャラ配置とバランスが素晴らしい。
まずは小此木、彼はセーブザキャット理論における正にネコそのもので、
不良が子猫を助ける理論で、ジャンへの好感度を稼ぐ大役の多くを担っている。
そして大谷、心も体も醜悪でジャン以上に悪くて憎たらしい奴、
彼が読者のヘイトの多くを引き受け、本来であれば糾弾される側のジャンへの弾除けとなっている。
キリコ、ジャンと実力は伯仲ながら思想は正反対でそれ故、ぶつかるし時には殴り飛ばす。
同格でジャンのやっている事をきっちり糾弾する役を用意する事で、ガス抜き役を担当している。
他にも観客や同僚のモブ料理人たち、彼らは基本ジャンを賞賛しない。
不必要なまでにヤジを飛ばすし物を投げるなどの暴力も振るう。逆なろうというか、
彼らに過剰なまでにジャンを否定させること事で、読者は逆にジャンの味方に付きたくなるよう促す役だ。
これは嫌悪されるタイプのなろう主人公と真逆の事をやっている。なろうは大して性格も良くなく、
やっている事も読者からすれば感心に値しない事で、主人公が周囲や相手から褒めちぎられ賞賛される。
作中での扱いと読者がそのノリについていけない事による疎外感、それがなろうへの嫌悪の仕組みである。
だがジャンは駄目な所はありつつも、もっと賞賛されてもよい実力を示しながら、
周囲に不必要なまでに嫌わせて憎ませることで、読者が彼を叩くどころか応援したくなるように、
上手く読み手の心を誘導しているのだ。
こういった好感度やヘイトを上手くコントロールする事で、ジャンというキワモノを長期連載の主役として成立させた事が、
この作品のもう一つの偉大な点なのだと久しぶりに読んで思った。
個人的には最高の料理漫画は? と聞かれたらこの作品を推したい。
その屋台骨の一本、監修のおやま氏がやはり大きいのだと思う。 飲めるラー油は開発されたのが90年代で作中に登場したのが99~2000頃。桃屋が商品化して一般に降りてきたのが2010年頃。こういう高級料理の最先端をいち早く取り入れ続けているので、庶民から見れば未だに古くさいとならずに済んでいるのだと思う。
さて表題についてだが、本作の面白さのもう一つの肝が、ジャンというキャラを主役に据えた点である。
という事は語るまでもないだろう。だが似た様な悪を主人公に据えて成功した作品は余りない。
彼は同時期にやっていた中華一番に於いて、敵キャラがやったダーティープレイを大体網羅しており、
それが常に主役で居続けるというのは中々に大変である。更に言えば料理は勝負、
負けたら価値が無い。というパーフェクト超人じみた思想の持ち主で、主人公としては甚だピーキーだ。
この手の実力はあるが、手段を選ばないというキャラは、中盤位で登場する強敵ではありふれている。
実際本作でも中盤にジャンのダーティーな面をより強調した。ダンや五行というキャラが敵で登場する。
そんなジャンにも当然キャラとしての武器は有る。権威の否定だ。歳や伝統、才能や権力、
様々なものに胡坐をかいて調子に乗っている奴らの鼻っ柱を、彼は次々に粉砕する。
その様は痛快なのだが、この手法は大きな諸刃の剣でもある。
やり続けて行き過ぎれば、ジャンの方が今度は鼻につく権威になってしまうのだ。
だがそこで あれ? 俺また何かやっちゃいました?
みたいにならないのがこの作品の上手い所だと思う。
ジャンは時々失敗するし、状況や相手もギリギリの中でいつも戦っている。
という事も当然あるが、それ以上に周囲のキャラ配置とバランスが素晴らしい。
まずは小此木、彼はセーブザキャット理論における正にネコそのもので、
不良が子猫を助ける理論で、ジャンへの好感度を稼ぐ大役の多くを担っている。
そして大谷、心も体も醜悪でジャン以上に悪くて憎たらしい奴、
彼が読者のヘイトの多くを引き受け、本来であれば糾弾される側のジャンへの弾除けとなっている。
キリコ、ジャンと実力は伯仲ながら思想は正反対でそれ故、ぶつかるし時には殴り飛ばす。
同格でジャンのやっている事をきっちり糾弾する役を用意する事で、ガス抜き役を担当している。
他にも観客や同僚のモブ料理人たち、彼らは基本ジャンを賞賛しない。
不必要なまでにヤジを飛ばすし物を投げるなどの暴力も振るう。逆なろうというか、
彼らに過剰なまでにジャンを否定させること事で、読者は逆にジャンの味方に付きたくなるよう促す役だ。
これは嫌悪されるタイプのなろう主人公と真逆の事をやっている。なろうは大して性格も良くなく、
やっている事も読者からすれば感心に値しない事で、主人公が周囲や相手から褒めちぎられ賞賛される。
作中での扱いと読者がそのノリについていけない事による疎外感、それがなろうへの嫌悪の仕組みである。
だがジャンは駄目な所はありつつも、もっと賞賛されてもよい実力を示しながら、
周囲に不必要なまでに嫌わせて憎ませることで、読者が彼を叩くどころか応援したくなるように、
上手く読み手の心を誘導しているのだ。
こういった好感度やヘイトを上手くコントロールする事で、ジャンというキワモノを長期連載の主役として成立させた事が、
この作品のもう一つの偉大な点なのだと久しぶりに読んで思った。
2023年12月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最後まで突っ走っていた漫画だった。最高すぎる。ぜひともアニメ化をしてほしいところだが…
2022年12月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
西条先生、おやま先生ありがとうございました。
ただのヒールじゃないジャンの性格、勝利への執念、周りの魅力的なキャラクター、そして食べてみたくなるような
キャラクターにあった料理の数々…とんでもない料理に見えてちゃんと説得力があり、素晴らしい漫画になってました。もっと世の中に知られるべき名作と思います。
ただのヒールじゃないジャンの性格、勝利への執念、周りの魅力的なキャラクター、そして食べてみたくなるような
キャラクターにあった料理の数々…とんでもない料理に見えてちゃんと説得力があり、素晴らしい漫画になってました。もっと世の中に知られるべき名作と思います。