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ゼロの使い魔(7) (MF文庫J) 文庫 – 2006/2/24
銀の降臨祭
- 本の長さ262ページ
- 言語日本語
- 出版社メディアファクトリー
- 発売日2006/2/24
- ISBN-10484011501X
- ISBN-13978-4840115018
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登録情報
- 出版社 : メディアファクトリー (2006/2/24)
- 発売日 : 2006/2/24
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 262ページ
- ISBN-10 : 484011501X
- ISBN-13 : 978-4840115018
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,782,098位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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ヤマグチノボル(やまぐち・のぼる)
1972年2月、茨城県生まれ。『カナリア~この想いを歌にのせて』(角川スニーカー文庫)でデビュー。代表作『ゼロの使い魔』シリーズ(MF文庫J)のほか、角川スニーカー文庫や富士見ファンタジア文庫でも著書多数。近刊は『烈風の騎士姫』シリーズ(MF文庫J)。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年2月26日に日本でレビュー済み
アルビオンに降り立ったルイズと才人。才人は竜騎士隊の戦死で落ち込む、それを慰めようと少し大胆な行動に出るルイズ。しかし、才人はつれない態度。頭に来たルイズは美形の神官に気がある振りを。それを見てフラれた、と思う才人。
非常にややこしくなった(汗)二人の関係。二人の間には世界が違うことによる大きな隔たりが。死は名誉だというルイズ、死んだら何もならないと言う才人。戦争の道具になりたくない才人は、それでも愛しいルイズのために戦います。
ラストはいろいろと伏線を残して次巻へと続きます。謎の少女の正体が気になる!本当の黒幕も。最後の詩も何らかの意味がありそうです。
非常にややこしくなった(汗)二人の関係。二人の間には世界が違うことによる大きな隔たりが。死は名誉だというルイズ、死んだら何もならないと言う才人。戦争の道具になりたくない才人は、それでも愛しいルイズのために戦います。
ラストはいろいろと伏線を残して次巻へと続きます。謎の少女の正体が気になる!本当の黒幕も。最後の詩も何らかの意味がありそうです。
2011年8月15日に日本でレビュー済み
愛する人を守るために命をかける。
フィクションの世界ではありふれた話ですが、
その前のルイズとの結婚式や別れの杯に仕込んだ睡眠薬などとてもドラマチックで
話の盛り上げ方が非常に良かったです。
大軍を目の前にデルフリンガーとの淡々とした会話や傷つきつつもひたすら突進する才人に涙が止まりませんでした。
ただこの巻がクライマックスでそれ以降は話がぐだぐだになってしまったのは残念です。
フィクションの世界ではありふれた話ですが、
その前のルイズとの結婚式や別れの杯に仕込んだ睡眠薬などとてもドラマチックで
話の盛り上げ方が非常に良かったです。
大軍を目の前にデルフリンガーとの淡々とした会話や傷つきつつもひたすら突進する才人に涙が止まりませんでした。
ただこの巻がクライマックスでそれ以降は話がぐだぐだになってしまったのは残念です。
2006年2月24日に日本でレビュー済み
下僕生活7巻目の才人くんの異世界ツンデレ冒険活劇。
この巻のテーマは「勇気」だ、と筆者は書かれています。
舞台は戦争も戦争、大軍の最前線&殿軍あたりが舞台です。
ファンタジー小説で戦争というと、大抵が陰惨極まりないものですが、
この小説でもやはり悲惨な戦争が描かれます。まあ、陰惨というほどではないですが。
さて、戦争で勇気と言えばなんでしょうか?
大きく分けては「戦う勇気」か「戦わない勇気」か「第3の道を探す勇気」という結論が用意されがちです。
しかしそれらは、気楽な第3者から見た勇気であるように私には思えます。
戦争は大きく、個人は小さい。巻き込まれたら自分の判断で動く状況なんてほとんどありゃしません。軍司令官レベルでさえそうなのです。いわんや一般人。何をやっても右往左往の域をでるものではありません。誰も彼もいっぱいいっぱいです。
この物語の中でも皆いっぱいいっぱいです。いっぱいいっぱいの状況で追い詰められ、生命の危機に瀕したら誰しも冷静な自分ではいられません。思っても見なかった醜い自分が姿をあらわすかもしれません。
そんな状況下で才人が持っていた勇気、それは「追い詰められた限界状況下で、なお大切なものの順番を見失わない心」ではないでしょうか。私はそれが彼の価値ある勇気、心の深さだと思いました。
才人とルイズ、2人が限界状況下で示した勇気が輝く第7巻です。
この巻のテーマは「勇気」だ、と筆者は書かれています。
舞台は戦争も戦争、大軍の最前線&殿軍あたりが舞台です。
ファンタジー小説で戦争というと、大抵が陰惨極まりないものですが、
この小説でもやはり悲惨な戦争が描かれます。まあ、陰惨というほどではないですが。
さて、戦争で勇気と言えばなんでしょうか?
大きく分けては「戦う勇気」か「戦わない勇気」か「第3の道を探す勇気」という結論が用意されがちです。
しかしそれらは、気楽な第3者から見た勇気であるように私には思えます。
戦争は大きく、個人は小さい。巻き込まれたら自分の判断で動く状況なんてほとんどありゃしません。軍司令官レベルでさえそうなのです。いわんや一般人。何をやっても右往左往の域をでるものではありません。誰も彼もいっぱいいっぱいです。
この物語の中でも皆いっぱいいっぱいです。いっぱいいっぱいの状況で追い詰められ、生命の危機に瀕したら誰しも冷静な自分ではいられません。思っても見なかった醜い自分が姿をあらわすかもしれません。
そんな状況下で才人が持っていた勇気、それは「追い詰められた限界状況下で、なお大切なものの順番を見失わない心」ではないでしょうか。私はそれが彼の価値ある勇気、心の深さだと思いました。
才人とルイズ、2人が限界状況下で示した勇気が輝く第7巻です。
2007年12月24日に日本でレビュー済み
戦争も、死ぬのも殺すのも嫌だ。そう思うのは現代日本人として当然でしょう。
しかし、文化背景の違う人間にとってそれが当然とは限りません。
今回は戦争を通して二人の価値観のすれ違い、そしてそれでもなお、サイトはルイズのために戦えるのか?という、『ゼロの使い魔』の中では今までになく重い内容になっています。
ルイズは虚無を得たことで少し迷走(あるいは成長とも呼べるものではありますが)します。
2巻のルイズと比べて見れば同一人物とは思えないくらい貴族貴族した発言をし、それがサイトを悩ませることに。
我侭で、高慢で、今まで散々助けてきた自分を振って(少なくともサイトはそう思っています)、そのくせ意見も聞かずに戦場まで人を駆り出すような女。
どうせ自分を名誉を守るための都合の良い道具程度にしか見ていないであろう女。
貴方はそんな女を愛し続けられますか?
貴方はそんな女のために戦い続けられますか?
貴方はそんな女と彼女へ発した「好き」の一言のために死ねますか?
是非サイトと自分を重ねて読んでもらいたい作品です
しかし、文化背景の違う人間にとってそれが当然とは限りません。
今回は戦争を通して二人の価値観のすれ違い、そしてそれでもなお、サイトはルイズのために戦えるのか?という、『ゼロの使い魔』の中では今までになく重い内容になっています。
ルイズは虚無を得たことで少し迷走(あるいは成長とも呼べるものではありますが)します。
2巻のルイズと比べて見れば同一人物とは思えないくらい貴族貴族した発言をし、それがサイトを悩ませることに。
我侭で、高慢で、今まで散々助けてきた自分を振って(少なくともサイトはそう思っています)、そのくせ意見も聞かずに戦場まで人を駆り出すような女。
どうせ自分を名誉を守るための都合の良い道具程度にしか見ていないであろう女。
貴方はそんな女を愛し続けられますか?
貴方はそんな女のために戦い続けられますか?
貴方はそんな女と彼女へ発した「好き」の一言のために死ねますか?
是非サイトと自分を重ねて読んでもらいたい作品です
2007年3月22日に日本でレビュー済み
前回に引き続き戦況報告的な文章が多いです。
しかも前半サイトが酒飲んでばかりでグデグデすぎるのはちょっと残念。
だがそれを帳消しにしてもなお星5にさせるのは、やはりラストのサイトが凄かったから。
ルイズへの純粋な気持ち。それを守るために戦うサイトの英雄っぷりの描写は神掛かってます。
一見今までと同じに見えますが、全然違います。カッコ良さの格が。
これを読みきると猛烈に次を読みたくなるので、前もって8巻を買っておくことを薦めます。
しかも前半サイトが酒飲んでばかりでグデグデすぎるのはちょっと残念。
だがそれを帳消しにしてもなお星5にさせるのは、やはりラストのサイトが凄かったから。
ルイズへの純粋な気持ち。それを守るために戦うサイトの英雄っぷりの描写は神掛かってます。
一見今までと同じに見えますが、全然違います。カッコ良さの格が。
これを読みきると猛烈に次を読みたくなるので、前もって8巻を買っておくことを薦めます。
2010年4月28日に日本でレビュー済み
異世界ハルケギニアでの戦争がこの巻でいったん区切りをむかえます。いや、ほんと読んできてよかったなと思える巻でした。
日本に帰りたいと願っていた才人が選んだ答え。それは愛するルイズの変わりとなって七万の軍勢が迫る、しんがりを一人で務めること。死と引き換えに愛する者を守ろうとした才人の雄姿には感動なしでは読めなかった。
才人はこの巻であきらかに主人公の地位を揺ぎ無いものにしてますね。表紙に描かれたルイズのウエディング姿の意味も中身を読んで納得と感動!
区切りの巻だけあって力のこもった仕上がりになっている銀の降臨祭、オススメです。
日本に帰りたいと願っていた才人が選んだ答え。それは愛するルイズの変わりとなって七万の軍勢が迫る、しんがりを一人で務めること。死と引き換えに愛する者を守ろうとした才人の雄姿には感動なしでは読めなかった。
才人はこの巻であきらかに主人公の地位を揺ぎ無いものにしてますね。表紙に描かれたルイズのウエディング姿の意味も中身を読んで納得と感動!
区切りの巻だけあって力のこもった仕上がりになっている銀の降臨祭、オススメです。