昨晩22時から読み始め、一気に読了。
読み終わったのは26時でした。
読み始めてとまらなくなり、本当に一気に読みました。
ベットに寝そべったシンドイ体勢のまま読み終えたくらいなんで、
相当集中していたような気がします。
読んでる最中、つい口元が緩んでしまったり、
描写の一つ一つにドキドキしてしまったり。
前回読んだ同じ著者の『嘘つきは妹にしておく』は、
分量のわりに登場人物も多く、
各登場人物のエピソードが薄く広く描かれていましたが、
この『侵略する少女と嘘の庭』は随分と的が絞られていて、
完全に主人公である「牧生とりあの、2人の世界」が中心です。
そこに牧生の幼なじみの3人がほどよく、うまく絡んできていて、
深夜に読みながら、感心すること多数。
「そうそう、好きって言えない年頃なんだよなぁ・・・」
「言えないっていうより、意地張って言いたくないんだよなぁ・・・」
という感慨に浸りながら読んでいたのですが、
「好き」という言葉が安っぽく飛び交わず、
そのせいか、もっと重い何かを感じました。
そう言えば、これって時代設定はいつ頃なんだろう?
「PC」「メール」は物語中に出てきたものの、
「携帯電話」って出てこなかったような・・・
少なくとも、中学生が携帯電話を使いこなす類の物語ではないです。
だからか、すごく懐かしさを感じながら読んでいました。
主人公の一人、少女「中山りあ」の描写ですけど、
読み終わって時間が経っても、結構存在が心に残っています。
中盤あたりのあるイベントを境に自分の中でキャラ転換が起き、
ものすごい勢いで剛速球がバンバン飛んできました。
現役の中高生には当然オススメですけど、
そんな時期をとっくに過ぎた人でも、全然楽しめる作品です。
読み終えた直後、また最初から読みたいと思いました。
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侵略する少女と嘘の庭 (MF文庫J) 文庫 – 2006/2/24
- 本の長さ263ページ
- 言語日本語
- 出版社メディアファクトリー
- 発売日2006/2/24
- ISBN-104840115036
- ISBN-13978-4840115032
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登録情報
- 出版社 : メディアファクトリー (2006/2/24)
- 発売日 : 2006/2/24
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 263ページ
- ISBN-10 : 4840115036
- ISBN-13 : 978-4840115032
- Amazon 売れ筋ランキング: - 516,575位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年3月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
好き があれば、
わがままなんて、
たぶん 気にしない
きっかけは、おれの小さな嘘
出会ったのは、頭が良くて顔も可愛い運命の『悪魔』
清水マリコさんの作品は他にもゼロヨンシリーズがありますが
今回は私の好きな『嘘』シリーズです
このシリーズはどこか懐かしく、不思議な印象を受けます
なんとなく田舎の雰囲気を残している町が舞台だからでしょうか
内容について多くは語りません
嘘シリーズではお馴染みと言ったところ
結構普通な少年が、結構普通じゃないヒロインと話し合ったり手を繋いだり、デートする話です
今回のヒロインがシリーズ中で一番キツイ性格
それでいて今流行りのツンデレ、でもないキャラ。強烈です
他の嘘シリーズと世界は一緒なので、あのキャラも出ます
気に入れば他のシリーズもぜひご一読を
わがままなんて、
たぶん 気にしない
きっかけは、おれの小さな嘘
出会ったのは、頭が良くて顔も可愛い運命の『悪魔』
清水マリコさんの作品は他にもゼロヨンシリーズがありますが
今回は私の好きな『嘘』シリーズです
このシリーズはどこか懐かしく、不思議な印象を受けます
なんとなく田舎の雰囲気を残している町が舞台だからでしょうか
内容について多くは語りません
嘘シリーズではお馴染みと言ったところ
結構普通な少年が、結構普通じゃないヒロインと話し合ったり手を繋いだり、デートする話です
今回のヒロインがシリーズ中で一番キツイ性格
それでいて今流行りのツンデレ、でもないキャラ。強烈です
他の嘘シリーズと世界は一緒なので、あのキャラも出ます
気に入れば他のシリーズもぜひご一読を
2010年3月5日に日本でレビュー済み
綺麗な表紙の本があるな〜と、なんとなく目にとまったんですね。
で作者さんを見たら、あぁ、この人の本、学生の頃読んでたな・・・。
と思い出して、勢いで購入。
ジャンル的にはライトノベルなんだろうけど
学生時代に読んだ時よりも面白く感じるのはなんでなんですかね?
昔を思い出して懐かしくも切なくなりました・・・。
物語終盤の街の描写とか好きです。
で作者さんを見たら、あぁ、この人の本、学生の頃読んでたな・・・。
と思い出して、勢いで購入。
ジャンル的にはライトノベルなんだろうけど
学生時代に読んだ時よりも面白く感じるのはなんでなんですかね?
昔を思い出して懐かしくも切なくなりました・・・。
物語終盤の街の描写とか好きです。
2010年5月26日に日本でレビュー済み
よく考えるとガンプラづくりと箱庭づくりが二人の創作的な趣味っつー共通点になってんね。
ガンプラづくりも箱庭づくり(戦地再現ジオラマだがw)も経験している私には、とてもノスタルジックなネタでした。
ボンボン読みながらガンプラ造りに精を出し、飽きたら聖剣LOMとかやってたそこの貴方!
ミナト模型のウインドーに並んだどっかのおっさんが造った精巧なガンダムに目を輝かせていた貴方!
そう、貴方にこそオススメの作品ですよ!
ガンプラづくりも箱庭づくり(戦地再現ジオラマだがw)も経験している私には、とてもノスタルジックなネタでした。
ボンボン読みながらガンプラ造りに精を出し、飽きたら聖剣LOMとかやってたそこの貴方!
ミナト模型のウインドーに並んだどっかのおっさんが造った精巧なガンダムに目を輝かせていた貴方!
そう、貴方にこそオススメの作品ですよ!
2006年3月29日に日本でレビュー済み
主人公の牧生のついた、小さな嘘。そこから始まる小さな不思議とちょっと切ない物語。
いつもながら清水マリコ先生の作品には読み手を柔らかな気持ちにする不思議な雰囲気があります。
今作もいつもと同じ、ちょっとイタいけどとても可愛らしい女の子になんだかんで人のいい
男の子が振り回されながらも心の距離が近づいていく、心に残る物語です。
短編として完結できるお話になっていますが、前作はもちろん今までの作品を読んでいると
より深く楽しめると思います。
どんな方でもこの作品を読めば、何だか懐かしいような気がする…という気持ちになることでしょう。
オススメです。
いつもながら清水マリコ先生の作品には読み手を柔らかな気持ちにする不思議な雰囲気があります。
今作もいつもと同じ、ちょっとイタいけどとても可愛らしい女の子になんだかんで人のいい
男の子が振り回されながらも心の距離が近づいていく、心に残る物語です。
短編として完結できるお話になっていますが、前作はもちろん今までの作品を読んでいると
より深く楽しめると思います。
どんな方でもこの作品を読めば、何だか懐かしいような気がする…という気持ちになることでしょう。
オススメです。
2006年11月19日に日本でレビュー済み
まずお話が濃密でした。ほんのりミステリーでもあり、メインの登場人物が中学生って事を忘れるくらい生々しい人間関係、読んでる時間を忘れるような場面展開。キャラもそれぞれ魅力的で少数精鋭。読んでる途中に感じる切なさを埋めるべく最後まで一気に読めますね。