やたら好きな作品で、過去に失くしたと勘違いして、二回買っている。
そして、現在、Amazonで中古で四万円越えで取引されてて正直ビックリしている。
...え、嘘でしょ?
ついこの前まで普通に1円で売られてたぜ?
最近活動を再開した作者さんに注目が集まって再評価されたのかな?
もう一冊の方も取っておくべきだった...
三国志の中で割と地味な魯粛が主人公というかなりマニアックな作品で呉の風雅な雰囲気と相まって、読後の爽快感が楽しめる作品で、たまに読み返したくなる。
赤壁も、蜀に見せ場を持ってかれるのでなく、呉がメインの正史より。
周瑜が生き生きと周瑜らしく活躍します。
呉の風土が詳細に描かれ、孫呉ファンには必読の類の傑作だけど、知名度も少なく、今や何故か手が出せないプレミア価格になってしまった。
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江南行 (MFコミックス) コミック – 2007/3/23
佐々木 泉
(著)
- 本の長さ238ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA(メディアファクトリー)
- 発売日2007/3/23
- ISBN-104840116911
- ISBN-13978-4840116916
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA(メディアファクトリー) (2007/3/23)
- 発売日 : 2007/3/23
- 言語 : 日本語
- コミック : 238ページ
- ISBN-10 : 4840116911
- ISBN-13 : 978-4840116916
- Amazon 売れ筋ランキング: - 375,124位コミック
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年2月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2013年10月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「三国志モノ」っぽさが、いい意味で薄くて良かった。三国志本編になるようなところは赤壁のみ。しかもさわりです。
江戸の時代劇が歴史じゃない感じに似てるかな。魯粛が主人公ですが、お付きになった少年視点だったり、いわゆる「三国志の有名武将」じゃない人たちの心情とかが描かれてるのが良かったです。
呉、という土地柄がよく出ていて、そこでのいろいろな関わりがオムニバスで出てきます。魯粛は飄々としていて視野も広いあったかい人物として描かれています。絵も雰囲気にあってていいかな。少女漫画的な絵柄じゃないし、えらも張ってるのに「おうっ、孫権なんかカッコイイ」とか思っちゃうカットがあったり。
破天荒なべいふつの後に読んだのでおとなしめな印象(笑)ですが読後感はいいですし、続きが出たら買うと思います。
江戸の時代劇が歴史じゃない感じに似てるかな。魯粛が主人公ですが、お付きになった少年視点だったり、いわゆる「三国志の有名武将」じゃない人たちの心情とかが描かれてるのが良かったです。
呉、という土地柄がよく出ていて、そこでのいろいろな関わりがオムニバスで出てきます。魯粛は飄々としていて視野も広いあったかい人物として描かれています。絵も雰囲気にあってていいかな。少女漫画的な絵柄じゃないし、えらも張ってるのに「おうっ、孫権なんかカッコイイ」とか思っちゃうカットがあったり。
破天荒なべいふつの後に読んだのでおとなしめな印象(笑)ですが読後感はいいですし、続きが出たら買うと思います。
2014年6月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
三国志物の漫画は「みんなの呉」「三国志魂」「蒼天航路」「コミック三国志トゥルーエピソード」「三国志(原作・寺島優、作画・李志清)」「三国志(横山光輝)」「超三国志 覇~LORD~」「江東の暁」「三国志列伝 破龍」「龍狼伝」「SWEET三国志」「ブレイド三国志」と、そこそこ読みましたが、呉が好きな者としては、「みんなの呉」と並んで最高峰!絵柄も綺麗で、キャラがすごく生きてますね。人間味があるというか。
魯粛が正史風のキャラ付で、大物感があり実によい!周瑜も容姿的な意味だけでなく、これぞ周瑜という格好よさ!個人的にすごく気に入ったのは、凌統と孫策。孫策はほんの数ページしか出てないのに、一発で孫策と分かる男前っぷり。凌統も生真面目で責任感の強いところも、覚悟を決めた時の爆発的な強さも、年相応の可愛さも全部描かれていて、感涙ものでした。続き出たら絶対買う。是非とも、孫策時代も描いてほしいものです。
魯粛が正史風のキャラ付で、大物感があり実によい!周瑜も容姿的な意味だけでなく、これぞ周瑜という格好よさ!個人的にすごく気に入ったのは、凌統と孫策。孫策はほんの数ページしか出てないのに、一発で孫策と分かる男前っぷり。凌統も生真面目で責任感の強いところも、覚悟を決めた時の爆発的な強さも、年相応の可愛さも全部描かれていて、感涙ものでした。続き出たら絶対買う。是非とも、孫策時代も描いてほしいものです。
2010年11月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
書評に惹かれて購読しました。
三国志演義では気が弱くて地味なおじさん、みたいにかかれている魯粛ですが、男気のある本作は新鮮でした。
確かに周瑜がきれいでした。
剣が板切れに見えたり、周瑜がカリスマ性を披露する場面で迫力に欠けるなど、漫画としての完成度は高くはないように思えましたが、内容は面白いです。
赤壁の前で終わっているので続きが読みたいです。
三国志演義では気が弱くて地味なおじさん、みたいにかかれている魯粛ですが、男気のある本作は新鮮でした。
確かに周瑜がきれいでした。
剣が板切れに見えたり、周瑜がカリスマ性を披露する場面で迫力に欠けるなど、漫画としての完成度は高くはないように思えましたが、内容は面白いです。
赤壁の前で終わっているので続きが読みたいです。
2007年9月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
コミック三国志マガジンに掲載されていた、魯粛を主人公とした漫画の単行本化です。
この漫画の主人公となっている魯粛は、三国志演義ではただのお人好しですが、実は正史の三国志ではキレ者、かつ変わり者の人物です。
この漫画の中では、その両方のテイストをミックスしたような感じの、人情もある変わり者の男。
このコミックスでは、その魯粛が孫家に仕えてから赤壁の戦いに至るあたりまでを描いています。
漫画の内容は、正史・演義入り混じった感じ。
山越という呉の反乱分子との戦いは演義にはない内容ですし、長坂で逃げる劉備に会いにいくという話は演義そのままです。
ですが、どれもこれまでにある話をなぞったようなものではなく、この漫画、この魯粛でしか出来ない独自のストーリーとなっています。
背景や衣装などは資料などをよく調べているようで、マニアにも納得の内容です。
三国志を知っていれば知っているほど、楽しめる漫画ではないでしょうか。
この漫画の主人公となっている魯粛は、三国志演義ではただのお人好しですが、実は正史の三国志ではキレ者、かつ変わり者の人物です。
この漫画の中では、その両方のテイストをミックスしたような感じの、人情もある変わり者の男。
このコミックスでは、その魯粛が孫家に仕えてから赤壁の戦いに至るあたりまでを描いています。
漫画の内容は、正史・演義入り混じった感じ。
山越という呉の反乱分子との戦いは演義にはない内容ですし、長坂で逃げる劉備に会いにいくという話は演義そのままです。
ですが、どれもこれまでにある話をなぞったようなものではなく、この漫画、この魯粛でしか出来ない独自のストーリーとなっています。
背景や衣装などは資料などをよく調べているようで、マニアにも納得の内容です。
三国志を知っていれば知っているほど、楽しめる漫画ではないでしょうか。
2007年8月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
主人公は魯粛なのですが、魯粛は周瑜との関係が深いので、周瑜がかなり頻繁に出てきます。この周瑜がものすごくきれいなのです。透き通った白い肌、端正な顔立ち、あざやかな目元、柔らかな物腰の、見事な「麗人」です。この周瑜だけでも一見の価値があるのではないかと思います。
物語ははじめのうちは三国志という感じがあまりしませんね。艶やかな浪上花、伍君神(伍子胥)を迎える祭りの日の競漕など、呉ならではの文化もみられ、当時の人々の息吹が感じられます。もちろん山越討伐、対黄祖戦などの戦もありますが。
最後は赤壁なのですが、「三国志演義」ではないので、諸葛亮が舌先三寸で大活躍なんてことはありません。諸葛亮も出てきますが、悩み、自分のしたことに恥じ入る完全な人間です。対曹操戦は呉の戦であり、孔明はほとんど関係ないですね。作品全体に流れる独特の雰囲気が赤壁でも流れており、周瑜は呉を守護するために降り立ったシャーマンのようです。従来の三国志には見られなかったような静謐な赤壁が見られると思います。
物語ははじめのうちは三国志という感じがあまりしませんね。艶やかな浪上花、伍君神(伍子胥)を迎える祭りの日の競漕など、呉ならではの文化もみられ、当時の人々の息吹が感じられます。もちろん山越討伐、対黄祖戦などの戦もありますが。
最後は赤壁なのですが、「三国志演義」ではないので、諸葛亮が舌先三寸で大活躍なんてことはありません。諸葛亮も出てきますが、悩み、自分のしたことに恥じ入る完全な人間です。対曹操戦は呉の戦であり、孔明はほとんど関係ないですね。作品全体に流れる独特の雰囲気が赤壁でも流れており、周瑜は呉を守護するために降り立ったシャーマンのようです。従来の三国志には見られなかったような静謐な赤壁が見られると思います。
2007年4月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
三国志で魯粛を主人公にした珍しい作品で、戦いよりも日々の生活がよく描かれていて絵も話もしっかりしています。作者のすっきりしてなおかつ丁寧な画風が話に合っており、話の方もよく練られていて納得のできです。同じ作者が書いた『墨戯王べいふつ』というのもおすすめです。
2011年1月9日に日本でレビュー済み
「孔明よりも先に天下三分を説いた男」(帯のコピー)
魯粛を主人公にした着眼は素晴らしかったですが、
内容はイマイチでした。
歴史という観点からは史実とは全く異なる人間関係にされていますし、
フィクションとしても肝心な部分は描かれないダイジェストで
ストーリーとしての面白みやドラマがありません。
後に孫権をもり立てるポーズをとったので見落しがちですが、
周瑜は袁紹・袁術などに並ぶ名門士族です(少なくとも曹操より名門)。
実際は、当初孫策も魯粛も周瑜に庇護を委ねたのが現実です。
魯粛を描くのであれば、まずなぜ袁術を捨て周瑜に庇護を求めたのかを
想像力豊かに書いて欲しかったです。
魯粛は周瑜に推挙されて孫権に見えたとき「天下三分の計」を説きましたが、
そのエピソードも描かれていませんでした。
また、この時代の山越は士族と深いつながりを持っており、
山越の背後には各士族の思惑が働いていたと言われています。
揚州随一の士族である周瑜が山越とのつながりを
持っていなかったとは考え難いですし、
当然陸康(陸遜の従祖父)を孫策に殺されている陸家(江東の四姓)は
山越を使って孫権を牽制していたかもしれません。
実際に美男子だった周瑜が、ちゃんと美形に描かれているのは好きです。
著者には是非もう一度、魯粛の生涯を描いてもらいたいです。
著者のリベンジを期待しています。
魯粛を主人公にした着眼は素晴らしかったですが、
内容はイマイチでした。
歴史という観点からは史実とは全く異なる人間関係にされていますし、
フィクションとしても肝心な部分は描かれないダイジェストで
ストーリーとしての面白みやドラマがありません。
後に孫権をもり立てるポーズをとったので見落しがちですが、
周瑜は袁紹・袁術などに並ぶ名門士族です(少なくとも曹操より名門)。
実際は、当初孫策も魯粛も周瑜に庇護を委ねたのが現実です。
魯粛を描くのであれば、まずなぜ袁術を捨て周瑜に庇護を求めたのかを
想像力豊かに書いて欲しかったです。
魯粛は周瑜に推挙されて孫権に見えたとき「天下三分の計」を説きましたが、
そのエピソードも描かれていませんでした。
また、この時代の山越は士族と深いつながりを持っており、
山越の背後には各士族の思惑が働いていたと言われています。
揚州随一の士族である周瑜が山越とのつながりを
持っていなかったとは考え難いですし、
当然陸康(陸遜の従祖父)を孫策に殺されている陸家(江東の四姓)は
山越を使って孫権を牽制していたかもしれません。
実際に美男子だった周瑜が、ちゃんと美形に描かれているのは好きです。
著者には是非もう一度、魯粛の生涯を描いてもらいたいです。
著者のリベンジを期待しています。