主人公である星野純人がベタなイベントによる偶然から、生徒会長である姫宮ちとせの秘密を知ってしまうところから物語は始まる。
この物語、普通に良いです。
インパクトを得る為に冒頭から無意味なバイオレンスやエロスで始まらない、ある意味真っ当に作られたホッとするお話です。
物語の重要なアイテムである「外の人スーツ」に人一人入れるか? という疑問も無きにしもあらずですが、それは表紙の絵をマジマジと眺めてみることで解決できるはずです。
胸部に頭が入るというところで解決しましたよ……私は。
読んでいて感じるような大きな矛盾もないですし、ヘタに登場人物も多くないですから作中の流れがすっきりしています。
強いてこの作品に不満をあげるなら、ちなつが思わせぶりなことを言ってなにも教えてくれないことでしょうか。
まぁ、それも些細なことと感じるほどに「外の人」と「中の人」のキャラが立ってます。
最近は不満の残る本を立て続けに読んでいるので、この作品のような心がホッとする物語はありがたい。
ズバリ、私のこの本の見所は、「外の人」と「中の人」のギャップを楽しむことでしょうか。
気になっているなら買って損はない内容だと私は思います。
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姫宮さんの中の人 (MF文庫 J つ 1-8) 文庫 – 2007/6/1
- 本の長さ261ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA(メディアファクトリー)
- 発売日2007/6/1
- ISBN-104840118728
- ISBN-13978-4840118729
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA(メディアファクトリー) (2007/6/1)
- 発売日 : 2007/6/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 261ページ
- ISBN-10 : 4840118728
- ISBN-13 : 978-4840118729
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