『僕は友達が少ない』シリーズが注目される平坂読の第3シリーズ。
一人の少年と、「既に死んでしまった幼なじみ」との恋を描く純愛ラブコメ。
超完璧超人である主人公と、彼を慕う4人と1体の少女達。
ハーレム環境なラブコメにありがちな、朴念仁な主人公かと思いきや、
自分が周囲にどの様に思われているかを理解し、しかも一途であることに好感が持てる。
『はがない』や『ラノベ部』にあったお気楽な雰囲気とは異なり、
本シリーズには主人公の焦燥や無力感を感じる機会が多く、シリアスな出来栄えだ。
著者の作品によく見られる、多様なフォントや文字の大きさに加えて、ルビの振り方が特徴的で面白い。
例えば、「天を突くかのような雄々しい巨木の根元に、黒い沼のようなものが出現。」との一文。
(てん/つ/おお/きょぼく/ねもと/くろ/ぬま/しゅつげん)という一般的なルビとは異なり、
本作では(どろどろどろどろどろどろどろどろどろどろどろどろどろどろ)と奇妙な言語が振られている。
著者が読者の「エッチマインドを十分に満足させる」ために、ヒロインを本編中ずっとハダカにしてしまった本作。
ヒロインの、文字通り透き通るような白い肌にアナタもドキリとするかも?
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ねくろま。 (MF文庫 J ひ 2-9) 文庫 – 2007/6/1
- 本の長さ260ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA(メディアファクトリー)
- 発売日2007/6/1
- ISBN-104840118736
- ISBN-13978-4840118736
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA(メディアファクトリー) (2007/6/1)
- 発売日 : 2007/6/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 260ページ
- ISBN-10 : 4840118736
- ISBN-13 : 978-4840118736
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,073,035位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2010年4月12日に日本でレビュー済み
2007年8月25日に日本でレビュー済み
なんていうか…作者のセンスなのでしょうか?
特殊フォントを使った文字や、サイズの大きい文字が多いので、少々その点での読みにくさを感じました。
内容としては、主人公ソリス・アレクサンドロは、完璧超人といわれており、王立トリスメギストス学院の精霊魔法科主席で容姿端麗。
しかしながらホラーものが超苦手という弱点があり、それなのに死霊術科の後輩二人に慕われ、なおかつ5年前に自らが行った死霊術によりスケルトンと同居することになった。
個人的には、いろいろと細かい裏設定があるようなので、その辺をきちんと公開してほしいかなと思いました。
説明不足な点がなんとなく拭えない感じですね。
2巻の発売も決まっているようなので、次巻に期待です。
特殊フォントを使った文字や、サイズの大きい文字が多いので、少々その点での読みにくさを感じました。
内容としては、主人公ソリス・アレクサンドロは、完璧超人といわれており、王立トリスメギストス学院の精霊魔法科主席で容姿端麗。
しかしながらホラーものが超苦手という弱点があり、それなのに死霊術科の後輩二人に慕われ、なおかつ5年前に自らが行った死霊術によりスケルトンと同居することになった。
個人的には、いろいろと細かい裏設定があるようなので、その辺をきちんと公開してほしいかなと思いました。
説明不足な点がなんとなく拭えない感じですね。
2巻の発売も決まっているようなので、次巻に期待です。
2007年8月7日に日本でレビュー済み
主人公の完璧超人ぶりと相反する一つの弱点、ヒロインの独創的なフォルムと行動のギャップ。
脇を固める登場人物達も無駄なく個性に溢れており、特に生徒会長は天才であるゆえかネジが何本か抜けているようだ。
本にこういう感想を書いていいのかわからないが、非常にバランスのいい物語だと感じた。
それでも欠点といえば、敵役とも言うべき相手が小物では正直戦闘で盛り上がりにくい作品である。
この物語は戦闘描写よりも、天才ではなく努力家の主人公と姿が変わっても主人公を想うヒロインの優しさ、そして脇の面々のサービスシーンを楽しむのが正しい楽しみ方のような気もする。
脇を固める登場人物達も無駄なく個性に溢れており、特に生徒会長は天才であるゆえかネジが何本か抜けているようだ。
本にこういう感想を書いていいのかわからないが、非常にバランスのいい物語だと感じた。
それでも欠点といえば、敵役とも言うべき相手が小物では正直戦闘で盛り上がりにくい作品である。
この物語は戦闘描写よりも、天才ではなく努力家の主人公と姿が変わっても主人公を想うヒロインの優しさ、そして脇の面々のサービスシーンを楽しむのが正しい楽しみ方のような気もする。