上記は「魔術師の鏡」でロックに再会した時のド・ラージュの台詞。
対談という形をとりながら、ド・ラージュの生い立ちと共に今まで謎だった帝国期の情勢等を巧みに描いています。
超人ロックシリーズの中でも銀河帝国のエピソードは展開が速く、やや説明不足な上、クローンの入れ替わり等の要素がさらに難解にしていた感があります。作者も少年キング連載時にファーゴ・マイノック サーガはいつか再び描き直すと宣言していましたし、二十数年経った今、このような形で補完されてゆくのは大変うれしく思います。
一つ苦言を言わせてもらえば、「この表紙は辛すぎます」通販だから良いようなもの、私のようなOLDファンは書店でこれをレジまで持ってゆく自信がありません。
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超人ロック エピタフ (1) (MFコミックス フラッパーシリーズ) コミック – 2008/3/22
聖 悠紀
(著)
- 本の長さ204ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA(メディアファクトリー)
- 発売日2008/3/22
- ISBN-104840119953
- ISBN-13978-4840119955
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA(メディアファクトリー); B6版 (2008/3/22)
- 発売日 : 2008/3/22
- 言語 : 日本語
- コミック : 204ページ
- ISBN-10 : 4840119953
- ISBN-13 : 978-4840119955
- Amazon 売れ筋ランキング: - 428,927位コミック
- カスタマーレビュー:
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2008年4月7日に日本でレビュー済み
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2016年6月29日に日本でレビュー済み
数千年を生き続けるロックは、歴史を作った英雄というより、歴史を見守る傍観者なのだと思います。
銀河帝国の宰相、ブリアン・ド・ラージュのエピソードは、歴史の傍観者としてのロックらしさが最もよく表れた物語です。
銀河帝国の宰相、ブリアン・ド・ラージュのエピソードは、歴史の傍観者としてのロックらしさが最もよく表れた物語です。
2008年4月6日に日本でレビュー済み
聖先生40年の長寿作品『超人ロック』の新章「エピタフ」の第1巻です。普通に買っていても『超人ロック』シリーズだけで単行本が100冊越えますね(笑)
時系列的には銀河帝国がカル・ダームIV世の治世-「銀河コンピューター」あるいは「ライガー1」の支配下にあった時期から数世代後です。
銀河帝国第一大臣のブリアン・ド・ラージュは『魔術師の鏡』(少年画報社第21巻、スコラのワイド版では第11巻)で一度ロックと対峙しています。宇宙暦では0638年。
ラフラールの反乱鎮圧と同時にその徹底した厭世観を見せたド・ラージュ、彼の「描かれなかった」一面が明らかになる新章です。
また『シャトレーズ』(宇宙暦0735年)ではSOE(反帝国組織「大地の歌」)のフリーマン博士の「ド・ラージュやナルトモンなどの有能な大臣がいたからだ」との台詞があります。
宇宙暦0547年の帝室外戚オーリック家よりカル・ダームI世(カール・ダームI世)の即位、女帝トレスの亡命、0585年のマイノック家との和解の件に関しては『メヌエット』で詳しく描かれてます。
この作品は結構壮大なスペースオペラになっていて初めてだとどこから読んで良いのか難しいですね。最初に刊行された少年画報社第1巻からして同人誌作品『コズミック・ゲーム』の続きだったので商業誌掲載作から読み始めた私は最初「??」でした(笑)
さて、「エピタフ(Epitaph)」とは碑文、すなわち故人・過去の事柄を讃える言葉の事です。
物語はブリアン・ド・ラージュの何代目かの孫とロックの「対話」-回想の形で進みます。ド・ラージュがオーリック家の遠戚であった事、マイノック公の子供が三人ではなく二人だった新事実が明らかになりますが、かなり不幸で自由のない育ち方をしたブリアンの少年時代から『永遠の旅人』『魔術師の鏡』で酷く厭世的で超能力者嫌いの彼の人物像の周辺に説得力が出てきます。
他に面白い要素として当時の帝国宇宙軍での艦隊戦のノウハウが細かく描かれているのがあります。
銀河帝国の歴代皇帝は初代ナガト帝、二代目アルマ、三代目トレス女帝、カール・ダームI世の次にマイノック公のハロルド(宇宙暦0585年)ですが、初代ナガト帝以外の皇帝が全て偶像となるべくしてなるように仕組まれたライガー教授の「人間不信」が根底にありますね(『虚空の戦場』-宇宙暦0481年参照)。
第1巻では士官学校時代のブリアンが克明に描かれてますが、なんだかマイノックの「道具」として利用されそうな展開で続きが気になります。
聖先生の公式サイトの掲示板では年表の話題が出てますが最後にはちゃんと帳尻が合うとの書き込みもありました。私も同感です。
時系列的には銀河帝国がカル・ダームIV世の治世-「銀河コンピューター」あるいは「ライガー1」の支配下にあった時期から数世代後です。
銀河帝国第一大臣のブリアン・ド・ラージュは『魔術師の鏡』(少年画報社第21巻、スコラのワイド版では第11巻)で一度ロックと対峙しています。宇宙暦では0638年。
ラフラールの反乱鎮圧と同時にその徹底した厭世観を見せたド・ラージュ、彼の「描かれなかった」一面が明らかになる新章です。
また『シャトレーズ』(宇宙暦0735年)ではSOE(反帝国組織「大地の歌」)のフリーマン博士の「ド・ラージュやナルトモンなどの有能な大臣がいたからだ」との台詞があります。
宇宙暦0547年の帝室外戚オーリック家よりカル・ダームI世(カール・ダームI世)の即位、女帝トレスの亡命、0585年のマイノック家との和解の件に関しては『メヌエット』で詳しく描かれてます。
この作品は結構壮大なスペースオペラになっていて初めてだとどこから読んで良いのか難しいですね。最初に刊行された少年画報社第1巻からして同人誌作品『コズミック・ゲーム』の続きだったので商業誌掲載作から読み始めた私は最初「??」でした(笑)
さて、「エピタフ(Epitaph)」とは碑文、すなわち故人・過去の事柄を讃える言葉の事です。
物語はブリアン・ド・ラージュの何代目かの孫とロックの「対話」-回想の形で進みます。ド・ラージュがオーリック家の遠戚であった事、マイノック公の子供が三人ではなく二人だった新事実が明らかになりますが、かなり不幸で自由のない育ち方をしたブリアンの少年時代から『永遠の旅人』『魔術師の鏡』で酷く厭世的で超能力者嫌いの彼の人物像の周辺に説得力が出てきます。
他に面白い要素として当時の帝国宇宙軍での艦隊戦のノウハウが細かく描かれているのがあります。
銀河帝国の歴代皇帝は初代ナガト帝、二代目アルマ、三代目トレス女帝、カール・ダームI世の次にマイノック公のハロルド(宇宙暦0585年)ですが、初代ナガト帝以外の皇帝が全て偶像となるべくしてなるように仕組まれたライガー教授の「人間不信」が根底にありますね(『虚空の戦場』-宇宙暦0481年参照)。
第1巻では士官学校時代のブリアンが克明に描かれてますが、なんだかマイノックの「道具」として利用されそうな展開で続きが気になります。
聖先生の公式サイトの掲示板では年表の話題が出てますが最後にはちゃんと帳尻が合うとの書き込みもありました。私も同感です。
2008年3月25日に日本でレビュー済み
本伝・リュウ・ハントに続く第3のシリーズと帯にうたっている新シリーズ開始!
「永遠の旅人」「魔術師の鏡」に登場した帝国黄金期を支えた大臣ブリアン・ド・ラージュ、その凄絶なる生涯をド・ラージュの子孫とロックの対談?という方式をとりながら描かれているシリーズです。
第1巻ではロックは対談だけで過去のシーンにはほとんど出てきません(ある意味出演しているんですが、ロックの姿ではなく・・・)ので次巻の登場に期待です。(でもやっぱりロックの姿では登場しないかも・・・)
「永遠の旅人」「魔術師の鏡」に登場した帝国黄金期を支えた大臣ブリアン・ド・ラージュ、その凄絶なる生涯をド・ラージュの子孫とロックの対談?という方式をとりながら描かれているシリーズです。
第1巻ではロックは対談だけで過去のシーンにはほとんど出てきません(ある意味出演しているんですが、ロックの姿ではなく・・・)ので次巻の登場に期待です。(でもやっぱりロックの姿では登場しないかも・・・)
2008年11月16日に日本でレビュー済み
以前、聖先生が「オーリック・マイノックサーガ」をもっと描きたいとコメントされていた。20年くらい前だったか・・。その後帝国時代を描いた作品は書き綴られ、最新作では再び「エピタフ」が連載された。月間連載なので、単行本になってからの購読なのだけど、面白いですね。。
今回の主役、ド・ラージュは「魔術師の鏡」に登場した、帝国を支えた大臣の過去の逸話をおいます。併せてどうぞ。
超人ロック 完全版 (21) 魔術師の鏡 (King Legend)
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