赤壁の戦いを主軸に
決戦前の内輪揉めをガッツリ描いており、
人物ひとりひとりに焦点が当たっている。
話と話の間に人物解説もある。
決戦中の勢い、そして爽快なラスト。
いやぁ、若手そっちのけで爺たちの活躍ぶりと
その貫禄むしろ色気がたまりませんな。
呉の老将の皆様はもちろんのこと、
曹操がものすごくカッコよくてヨダレが・・・。
それにしても程普の眼帯が気になる。
うっかり夏侯惇と間違えかねない。
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赤壁ストライブ (MFコミックス フラッパーシリーズ) コミック – 2008/10/23
中島 三千恒
(著)
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA(メディアファクトリー)
- 発売日2008/10/23
- ISBN-104840122784
- ISBN-13978-4840122788
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA(メディアファクトリー) (2008/10/23)
- 発売日 : 2008/10/23
- 言語 : 日本語
- ISBN-10 : 4840122784
- ISBN-13 : 978-4840122788
- Amazon 売れ筋ランキング: - 381,522位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年6月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ゲーム世代を思わせる絵柄に躊躇していたのですが、レビューが好評なので購入してみました。
面白いです!絵柄は現代的でさほど好みではないのですが、キャラクターも魅力的ですし、呉の内部事情について深く突っ込んだ描写がされていて、読後いろいろ考えさせられました。
孫権は活躍が地味なせいか、三国志作品の中でもあまり評価が高くなかったりしますが、こう、真正面から描かれているのが嬉しいです。良く描かれているというより、再評価というか、彼の功績ってこういうことだと思っています。孫策の評価共々、私はこの見方、当を得ているんじゃないかと思うのですが。
周瑜や陸遜との関係性も他作品であまり見られなかったパターンで、好みはともかく、これもありだと思わせられます。周瑜は正史寄りの作品だと出来た人物に描かれることが多いので、このちょっと尖った、未熟さも目立つ描写はかえって新鮮でした。そのぶん程普や魯粛が大人でカッコイイです。劉備も味のあるいい役回りしてますし。
地元豪族との確執や河北出身者との想いの齟齬、それがどう国としての動きを制限し、障害となるか…具体的に描かれると驚かされます。孫権の合肥戦線にそんな意味合いがあったとすれば、深いなぁ。
あと呉が抱えていたはずの異民族問題は確かに出てきませんね。まともにこれ以上描くと収集がつかなくなるのでこの作品では省いた、というところでしょうか。
ビジュアル面含め、必ずしも実像を追求して描こうとされてはいないと思いますが、正史のエピソードを思い起こさせる描写も多く、一辺倒でない解釈に付け焼き刃でない作者の思いを感じます。呉ファンの方はとりあえず一読をおススメ。
面白いです!絵柄は現代的でさほど好みではないのですが、キャラクターも魅力的ですし、呉の内部事情について深く突っ込んだ描写がされていて、読後いろいろ考えさせられました。
孫権は活躍が地味なせいか、三国志作品の中でもあまり評価が高くなかったりしますが、こう、真正面から描かれているのが嬉しいです。良く描かれているというより、再評価というか、彼の功績ってこういうことだと思っています。孫策の評価共々、私はこの見方、当を得ているんじゃないかと思うのですが。
周瑜や陸遜との関係性も他作品であまり見られなかったパターンで、好みはともかく、これもありだと思わせられます。周瑜は正史寄りの作品だと出来た人物に描かれることが多いので、このちょっと尖った、未熟さも目立つ描写はかえって新鮮でした。そのぶん程普や魯粛が大人でカッコイイです。劉備も味のあるいい役回りしてますし。
地元豪族との確執や河北出身者との想いの齟齬、それがどう国としての動きを制限し、障害となるか…具体的に描かれると驚かされます。孫権の合肥戦線にそんな意味合いがあったとすれば、深いなぁ。
あと呉が抱えていたはずの異民族問題は確かに出てきませんね。まともにこれ以上描くと収集がつかなくなるのでこの作品では省いた、というところでしょうか。
ビジュアル面含め、必ずしも実像を追求して描こうとされてはいないと思いますが、正史のエピソードを思い起こさせる描写も多く、一辺倒でない解釈に付け焼き刃でない作者の思いを感じます。呉ファンの方はとりあえず一読をおススメ。
2012年4月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
三国志の英雄・孫権が主役の漫画です。
孫権といえば、その他の三国志作品では劉備・曹操に一歩劣る人物だったり、周瑜や呂蒙に活躍を奪われ目立たなかったりと不遇な人物ですが、
この作品ではその生き様を上手に、かつわかりやすく描いています。
曹操に宣戦布告され、兄孫策との比較で悩む孫権が君主としての自信を持つところから始まり、赤壁の戦いへと臨む過程を
周瑜や陸遜ら家臣たちとのエピソードを絡めて描いています。
徐々に家臣たちとの信頼関係が深まっていく様子もいいと思います(特に陸遜。後の孫権との確執を考えると複雑ですが…)。
絵も若い人にも親しみやすい感じですし、史実好きの人でもなるほどなと思えるような深い考察もされています。
孫権ファン、孫呉ファンの方には是非おすすめです。またその他の三国志ファンの方も、孫権のイメージが良い意味で変わると思います。
是非続編を出して、濡須や合肥での曹操との戦いも描いてほしいですね。
孫権といえば、その他の三国志作品では劉備・曹操に一歩劣る人物だったり、周瑜や呂蒙に活躍を奪われ目立たなかったりと不遇な人物ですが、
この作品ではその生き様を上手に、かつわかりやすく描いています。
曹操に宣戦布告され、兄孫策との比較で悩む孫権が君主としての自信を持つところから始まり、赤壁の戦いへと臨む過程を
周瑜や陸遜ら家臣たちとのエピソードを絡めて描いています。
徐々に家臣たちとの信頼関係が深まっていく様子もいいと思います(特に陸遜。後の孫権との確執を考えると複雑ですが…)。
絵も若い人にも親しみやすい感じですし、史実好きの人でもなるほどなと思えるような深い考察もされています。
孫権ファン、孫呉ファンの方には是非おすすめです。またその他の三国志ファンの方も、孫権のイメージが良い意味で変わると思います。
是非続編を出して、濡須や合肥での曹操との戦いも描いてほしいですね。
2012年8月6日に日本でレビュー済み
呉メインでの三国志で赤壁のみをくり貫いた構成になっています。
主役は孫権と周瑜…となると、
劉備や孔明と同盟して強大な曹操をやっつけるぞー!
そんな展開がありがちですが本作はそんな単純な内容ではありません。
内容は正史寄りであり、
正史で描かれている事柄の隙間を作者自身の解釈で紡ぎ併せ再構築されており、
作者自身の三国志への造詣の深さを味合わせてくれます。
若い周瑜の苦悩や呉内部での豪族や名士間の諍い、
新参と古参、派閥等々のドロドロゴタゴタが描きこまれており、
正史の見えない部分を伏線として、それをうまく回収していく力量は素晴らしいと感じます。
正史でも演義でも赤壁では周瑜が孫権を引っ張っている印象があるのですが、
本作中では孫権が周瑜を引っ張っているような主従関係になっています。
非常に孫権の評価が高めになっている反面、
周瑜の評価が少々低めな感じはしました。
特に孫権は評価の割れやすい人物であるため、
この辺がしっくり来ない方も少なからず居るやも知れません、
それに伴い少々周瑜がフワフワしすぎている感があり、
悩める…を通り越して頼りなさを感じてしまうのは否めません。
また孫策の華々しい面だけでは無く、苛烈に殺しすぎた点にも注視し、
ポジティブに捉えられることの多い孫策を、
ネガティブ目に捉えているのも珍しい作品であると思います。
演出面もなかなか心憎い物が多く、
厠で孫権と話す魯粛なんて、
何気ないシーンですが正史をよく踏襲しており、
ニヤリとさせられます。
赤壁を取り上げた創作の中でも非常に登場人物が少なく押さえてありますので、
さらりとしか三国志を読んだことの無い人でも混乱を招くようなことは少ないでしょう。
このような視点での三国志もあると思えば楽しめます、
ありがちなオリキャラや理不尽な俺設定が無いため、
素直に読めるし、自由に描いているように見えて大きな嘘がない点も評価できます。
とは言え歴史の一部をくりぬいているに過ぎないので、
全くの基礎知識も無い方が読むには少々ハードルが高くなっています、
画力面では中年以上の年齢の男性の書き方に難があり、
若者に皺をつけただけの人物が多くてイマイチです。
とは言え総合的に見ると優れた三国志マンガで、
比較的ライトな層におすすめですが、
三国志が好きであれば楽しめる内容になっています。
主役は孫権と周瑜…となると、
劉備や孔明と同盟して強大な曹操をやっつけるぞー!
そんな展開がありがちですが本作はそんな単純な内容ではありません。
内容は正史寄りであり、
正史で描かれている事柄の隙間を作者自身の解釈で紡ぎ併せ再構築されており、
作者自身の三国志への造詣の深さを味合わせてくれます。
若い周瑜の苦悩や呉内部での豪族や名士間の諍い、
新参と古参、派閥等々のドロドロゴタゴタが描きこまれており、
正史の見えない部分を伏線として、それをうまく回収していく力量は素晴らしいと感じます。
正史でも演義でも赤壁では周瑜が孫権を引っ張っている印象があるのですが、
本作中では孫権が周瑜を引っ張っているような主従関係になっています。
非常に孫権の評価が高めになっている反面、
周瑜の評価が少々低めな感じはしました。
特に孫権は評価の割れやすい人物であるため、
この辺がしっくり来ない方も少なからず居るやも知れません、
それに伴い少々周瑜がフワフワしすぎている感があり、
悩める…を通り越して頼りなさを感じてしまうのは否めません。
また孫策の華々しい面だけでは無く、苛烈に殺しすぎた点にも注視し、
ポジティブに捉えられることの多い孫策を、
ネガティブ目に捉えているのも珍しい作品であると思います。
演出面もなかなか心憎い物が多く、
厠で孫権と話す魯粛なんて、
何気ないシーンですが正史をよく踏襲しており、
ニヤリとさせられます。
赤壁を取り上げた創作の中でも非常に登場人物が少なく押さえてありますので、
さらりとしか三国志を読んだことの無い人でも混乱を招くようなことは少ないでしょう。
このような視点での三国志もあると思えば楽しめます、
ありがちなオリキャラや理不尽な俺設定が無いため、
素直に読めるし、自由に描いているように見えて大きな嘘がない点も評価できます。
とは言え歴史の一部をくりぬいているに過ぎないので、
全くの基礎知識も無い方が読むには少々ハードルが高くなっています、
画力面では中年以上の年齢の男性の書き方に難があり、
若者に皺をつけただけの人物が多くてイマイチです。
とは言え総合的に見ると優れた三国志マンガで、
比較的ライトな層におすすめですが、
三国志が好きであれば楽しめる内容になっています。
2011年3月17日に日本でレビュー済み
とにかく孫権がパーフェクト君主。
呉好きであっても、孫権と陸遜ファンくらいしか楽しめないでしょう。孫堅は登場しないですし、孫策や周瑜ファンは読まない方がいいと思います。単なるパーフェクト君主孫権の引き立て役でしかありません。
三国志漫画としても、同人誌のような絵柄、ありがちな内容で新鮮さは皆無です。こちらでの評価は高いようですが、買って損しました。
呉好きであっても、孫権と陸遜ファンくらいしか楽しめないでしょう。孫堅は登場しないですし、孫策や周瑜ファンは読まない方がいいと思います。単なるパーフェクト君主孫権の引き立て役でしかありません。
三国志漫画としても、同人誌のような絵柄、ありがちな内容で新鮮さは皆無です。こちらでの評価は高いようですが、買って損しました。
2008年10月31日に日本でレビュー済み
曹操軍でもなく、劉備軍でもない。呉陣営を主体に描いた赤壁の戦いのマンガ。
呉が抱えている名士達と孫家の確執など正史に近い内容だと思います。
ただ、ちょっと詰め込みすぎな気もした。
呉を描くなら山越とか異民族に関しても触れてくるのかと思ったがまったく触れてなかった。
あくまで敵は曹操のみしか描かないという事だろうか?
レッドクリフpart1が長坂の戦い(劉備陣営)を主体に描くようなのでこれで赤壁前の呉を知っておくのもいいかもしれない。
ところで程普なんで眼帯してんの?
呉が抱えている名士達と孫家の確執など正史に近い内容だと思います。
ただ、ちょっと詰め込みすぎな気もした。
呉を描くなら山越とか異民族に関しても触れてくるのかと思ったがまったく触れてなかった。
あくまで敵は曹操のみしか描かないという事だろうか?
レッドクリフpart1が長坂の戦い(劉備陣営)を主体に描くようなのでこれで赤壁前の呉を知っておくのもいいかもしれない。
ところで程普なんで眼帯してんの?
2008年11月23日に日本でレビュー済み
正史を基にした呉の話。
映画レッドクリフの便乗と侮ってはいけない。
時間的には赤壁の戦いの前後のみだが、人物をうまく使って孫呉の背景を描き出していて、深みがある。
服装等は時代考証よりもデザイン性を重視しているようだが、漫画としてとっつきやすい。
登場人物の言動の中にさりげなく正史のエピソードや人物像がちりばめられている。そのため、レッドクリフで三国志に興味を持った人だけでなく、三国志ディープ層にもお勧めしたい。
作者の情熱が感じられ、非常に好感度が高い。脇役にしておくには勿体無い人物もいる。(凌統とか)
是非この作者にはまた呉の話を書いてもらいたい。
…ところで、家族がこの本を繰り返し読んで、いつまでたっても返してくれないんだけど。
映画レッドクリフの便乗と侮ってはいけない。
時間的には赤壁の戦いの前後のみだが、人物をうまく使って孫呉の背景を描き出していて、深みがある。
服装等は時代考証よりもデザイン性を重視しているようだが、漫画としてとっつきやすい。
登場人物の言動の中にさりげなく正史のエピソードや人物像がちりばめられている。そのため、レッドクリフで三国志に興味を持った人だけでなく、三国志ディープ層にもお勧めしたい。
作者の情熱が感じられ、非常に好感度が高い。脇役にしておくには勿体無い人物もいる。(凌統とか)
是非この作者にはまた呉の話を書いてもらいたい。
…ところで、家族がこの本を繰り返し読んで、いつまでたっても返してくれないんだけど。
2008年11月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
孫権が主役で少し珍しい漫画?に感じました。
一冊で完結な為やや早足に感じますが、作者の三国志に対する愛がかなり濃縮されていると思います。
絵柄も若い子はかっこ良く、おじさん達も(程普や黄蓋など)は渋かっこよくかかれていて素敵です。(自分は程普のデザインがかなり気に入りました)
中島先生の他の戦いの漫画も読んで見たいなぁと感じました。
三国志に興味があり、絵柄が好みな方にはぜひ読んでいただきたい作品です。
一冊で完結な為やや早足に感じますが、作者の三国志に対する愛がかなり濃縮されていると思います。
絵柄も若い子はかっこ良く、おじさん達も(程普や黄蓋など)は渋かっこよくかかれていて素敵です。(自分は程普のデザインがかなり気に入りました)
中島先生の他の戦いの漫画も読んで見たいなぁと感じました。
三国志に興味があり、絵柄が好みな方にはぜひ読んでいただきたい作品です。