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ナルキッソス (MF文庫 J か 5-1) 文庫 – 2008/7/23

4.6 5つ星のうち4.6 33個の評価

「……只、生命の尽きる場所」。ある冬の日に阿東優が入院した「7階」は、そういう場所だった。そのことを彼に告げたのは、長い黒髪を持つ同じ入院患者の美少女。名前はセツミ、血液型O――手首の白い腕輪に書かれていたのは、ただそれだけ。最期の時を迎えるのは、自宅か7階か。いずれの選択肢をも拒み、ふたりは優の父親の車を奪って走り出す――。人気ゲームクリエイター片岡ともが綴る感動のストーリー、待望の小説化!!
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ メディアファクトリー (2008/7/23)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/7/23
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 263ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4840123659
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4840123655
  • カスタマーレビュー:
    4.6 5つ星のうち4.6 33個の評価

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カスタマーレビュー

星5つ中4.6つ
5つのうち4.6つ
33グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2021年1月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても良かったです!
2012年8月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「どこにも行けない旅」というのはロードムービーのテーマとしては普遍的ではありますが
ライトノベルという媒体では「
絶望センチメンタル (メディアワークス文庫) 」など、限られた作品でしか扱われない事が残念です

主人公やヒロインが死を定めづけられている作品は珍しくありませんが、冒頭から主人公が
「死を受け入れる為だけに生きる」という理不尽極まりない運命を突き付けられる作品は珍しいかと
この作品はその「どこにも行けない」二人の17日間・960kmの最後の旅が淡々と描かれています

二人の旅の風景は大仰な台詞も無く、ただひたすら空疎な雰囲気だけが流れていながら、それでいて濃密です
優し過ぎて「他人の痛み」に耐えられないが故に何も祈らず、何も呪わず生きてきたヒロインの10年近い空疎な時間を
唯一度の我がままで、望む形で締めくくる為に過ごす旅。世界を諦め、自分を諦めたヒロインを受容する為だけに
彼女の旅をただ見守るだけの主人公や家族の「優しさ」に胸を締め付けられるような想いをさせられました

ただ、元は二本立てのノベルゲームだという事で完全に不要な要素をそぎ落とすまでに至らなかった点が残念
旅の途中で二人を追いかけてくる病院の職員や過去の入院患者の関係者などはこの作品単体で考えると浮いている感じが否めません
文章の完成度や王道とも言えるテーマを追求する為に無駄を削ぎ落とそうという姿勢を作品全体に行き渡らせてほしかった

ロードムービー的小説を追求し、王道を追い求める姿勢には何も異論をはさみませんが、原作となったゲームとライトノベルという
媒体での発表の独立性を追求しきれなかった点だけが完成度を落としてしまったが故に星を一つ落とさなければならないのが無念
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年3月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ごっつごうしゅぎ に飽きてる人にはお勧め
いわゆるヤマバも淡々とページが進み最終ページに・・・
それをヨシとするか否とするかで評価は分かれます
読み応えは正直ありません
でも読んだ後、心に残る違和感はちょっと異色

フリーゲームの簡易版ラノベ。おすすめです
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年12月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読んでからゲームやるのもいいけど。
やっぱりゲームやってから読んだ方がいいね!
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年1月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ゲーム原作者によるノベライズですが、内容が良くて久しぶり小説で泣けました。
PSPを買う予定が無くて、原作のゲームはできないのですが、こうしてエキスを
文章にしてもらえるのは、良いことだと思います。
2010年5月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 『ナルキッソス』はねこねこソフトのゲーム『銀色』『みずいろ』等を手がけたシナリオ・ライターである片岡ともがフリー・ソフトとして自身のHPにUPしたノベル・ゲームを新たに小説化した作品です。
 内容的には原作ゲームとほぼ同じですが,原作ゲームがほぼセツミと優の二人だけで話が進行するのに対して,小説では蒔絵素子という第3者からの視点を加えることによって物語に広がりを持たせています。
 文章よりも台詞が多いノベル・ゲームでは二人だけでも十分に作品として成立しますが,挿し絵はあるにせよ,基本的に文章だけで表現しなければならない小説では,それだけではどうしても説明不十分になってしまいますからね。
 またセツミと優の親についても描かれていたのが原作ゲームと大きく異なる点のひとつです。優の父親については想像通り最低な親でしたが,セツミの母親の想いがあれほどまでとは......ここがきちんと描かれていたからこそ,読み終わった後,二人のとった行動が単なる自己満足と思わずにすむんですよね。
 また,小説版で新たに加えられていたセツミの最後の言葉が実に良いんですよね。実は原作ゲームをやたときに,私も素子さんと同じ思いにかられたのですが,この一言によって,何故優がそうしなかったのか,素直に理解することができました。
 これはライト・ノベル・ファン以外の一般読者(特に若い人達)にぜひ読んでいただきたい青春小説の名作だと思います。
 ごとPが描いた表紙と扉絵のイラストは実に可愛らしくて素晴らしいのですが,これだけを見て内容を判断されてしまうとねぇ...(^^;)。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年2月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
携帯ゲームで知り、
小説を購入。

ゲームで泣いて
小説で泣きました…
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年4月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
PSPで原作をプレイした者です。コミック版はオリジナル色がややありましたが、こちらはほぼゲームのテキストそのまんまです。
新しいエピソードをお求めの方は買わなくてもいいかなという感じですが、ゲームだと操作などしないと読めない物が文庫だといつでも好きな箇所を読めるのでその点では良いと思います。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート