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地図男 (ダ・ヴィンチブックス) ハードカバー – 2008/9/3

3.3 5つ星のうち3.3 40個の評価

第3回ダ・ヴィンチ文学賞大賞&第15回日本ホラー小説大賞大賞&第3回ポプラ社小説大賞特別賞、同時期に3つの作品で3つの新人賞を受賞した驚異的才能によるデビュー作!
本作は、選考委員満場一致、読者審査員からも圧倒的な支持を得て完勝した作品です。地図男の生み出す物語に泣き、地図男を生み出した著者の才能にふるえます!極上のエンターテインメントを紡ぎだす、今までにない、全く新しい書き手の誕生です!!
あらすじ●仕事中の〈俺〉は、ある日、奇妙な漂浪者に遭遇する。その男がいつも小脇に抱えているのは、大判の関東地域地図帖。だけどそれはただの地図帖ではない。中にはびっしりと、男の紡ぎだした土地ごとの物語が書き込まれていた。千葉県北部を旅する天才幼児の物語。東京二十三区の区章をめぐる蠢動と闘い、奥多摩で悲しい運命に翻弄される少年少女――物語に没入した〈俺〉は、次第にそこに秘められた謎の真相に迫っていく。

商品の説明

著者について

しんどう・じゅんじょう●1977年、東京都生まれ。本作で、第3回ダ・ヴィンチ文学賞大賞を受賞し、デビュー。続いて、『庵堂三兄弟の聖職』で第15回日本ホラー小説大賞大賞を受賞、『RANK』で第3回ポプラ社小説大賞特別賞を受賞。2008年、主要新人賞3賞を獲得する。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ メディアファクトリー (2008/9/3)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/9/3
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ハードカバー ‏ : ‎ 144ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4840124167
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4840124164
  • カスタマーレビュー:
    3.3 5つ星のうち3.3 40個の評価

著者について

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真藤 順丈
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カスタマーレビュー

星5つ中3.3つ
5つのうち3.3つ
40グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2009年8月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ラジオで書評を聞いて購入。
書評者いわく「著者の真藤さんは、30歳そこそこ。
いままで、数々の文学賞に落とされてきた。
しかし去年から、
ダヴィンチ文学賞、日本ホラー小説大賞、電撃小説大賞(銀賞)、
と、異なった作風の文学賞をたてつづけに受賞した」とのこと

地図男は、
連作短編集のような内容だが、
その話の展開にぐいぐい引っ張られ、
一気に読み終えた。

関東の地理に明るいと、面白さが倍増するとおもう。

なぜか、荒削りな読後感があった。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年5月5日に日本でレビュー済み
地図と風景と物語がリンクする奇妙な男の物語。
ストーリーではなく、語り口を楽しむ作品です。
何かを汲み取ろうとしても、不可解さが残るだけです。
読んでいるときには疑問とか、分析とかは浮かんでこない。
ただ、ただ、作者の語りに耳を傾けるというかんじ。
主人公が地図男の作品を紡ぐのをそばで驚嘆するのを追体験すればいい。
その感覚を味わう作品です。
あえて、似た作風を上げれば夢野久作でしょうか。
私にはドグラ・マグラにレビューをつける勇気はまだ無い。
でも、読後感は似ている。
優れた作品だと思う。ただ、続編を出すと一気に色あせるだろう。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年7月8日に日本でレビュー済み
ロールプレイングゲームを紙面で疑似体験しているよう。地図男というキャラクターや彼の語る多彩な物語は魅力的で、非常に力強く個性的な作品ですが、後半の展開はその軽快さ・醍醐味が損なわれ、感傷的な表現が陳腐に思えてしまいました。
2015年11月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
墓頭がすごくて、立ち読みもせずに購入しましたが、私には良さが解りませんでした。
2020年9月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
題字が
そのままサクヒンそのものを
体現しているカバーデザインに惹かれ
購入。
で、出だしは生まれながらの絶対音感
によって導かれた
“三歳児”の逃避行。
滑り出しはとてもよく、ココチよく
読書の快感を享受してたが、
後半、本題と思しき
長めのオハナシにはいり
タネ明かしがはじまると失速。
なんか超絶技巧による一人芝居が
クライマックスで高校演劇レベルにド~ンと
落っこちるみたいな・・・。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年9月1日に日本でレビュー済み
タイトルとあらすじから、ミスティックで硬い話を想像していましたが、むしろ正反対。
文章はポップ且つリズミカルで、スラスラ読み進めることができる。

内容に深みは無かったが、作品全体にバイタリティーを感じた。
とても個性的な面白い小説だと思います。
2009年6月14日に日本でレビュー済み
地図帳に書き込まれた土地ごとの物語という発想、
その物語それぞれの魅力。
登場する多彩なキャラクターで私はあえて擬宝珠ジジイを取り上げる。
バトルを圧倒的な強さで勝ち進み、区章を刻むジジイ。
その前に現れるチャラい小娘。

「あはっ」と思わず笑ってしまう顛末にヤラれてしまった。
レビューにあたり冷静に読み返すと、このジジイのエピソードに代表されるような
サービス精神というか読者を楽しませるプレゼントが各所に散りばめられていたことに気づく。
ジジイのエピソードは簡潔であるからこそストレートに感情に訴える。
著者の新作『RANK』に出てくる佐伯というキャラクターの一筋縄でない人物像に魅かれ、
次に本書を読んだわけだが、登場する人物が(描写に割くボリュームによらず)非常にツボに嵌まる。
面白かった。
2008年12月26日に日本でレビュー済み
最初のエピソードが一番良くて、後は読んでるこっちのモチベーションが下がる一方。
話の面白さも。

個人的には三歳児のエピが一番良くて、ムサシとアキルのエピが最悪だった。
自分はこの二人に何の興味も持てなかった。
この作者は一人は・・・荒くれ者と言うかアウトサイダー出さないと話が回せないのだろうか。
ムサシの○×癖(ネタバレなので伏せます)がホラーしてて気持ち悪いし。

最近の新人賞で賞を取る話は投げっぱなしの方が審査員受けするのだろうか。
どうも、審査員の基準と読者が読みたい部分のズレをモロに感じてしまう。
書かない方が話的にはいいのかもしれないけど、スッキリしない。
個人的には星一つ半。
良かったのは発想の着目点と最初の掴みエピだけ。

今年のホラー大賞も読んだけど、なんか、読者が置き去りになってる印象を受けるんだよね。
この人の物語は。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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