前シリーズの『神様のおきにいり』とはうってかわり
智宏と妖怪の対決は無し、ノリノリで地の文もわりかし柔らかくなって、全体的にポップな感じになっていた『もふもふ!珠枝さま!一巻』
ベタベタなストーリーとこれまたよくある設定になってしまったベタベタなキャラクター達の、前シリーズとのあまりの変わりように軽く絶望した第一巻
第二巻も同じ路線かと思えばどういうわけか路線変更で『神様のおきにいり』の世界観に戻ってます
『神様のおきにいり』であった珠枝の神としての厳しさ、智宏の妖怪への想いの葛藤、馬鹿騒ぎするちょっとお馬鹿な妖怪達
と、第一巻には消えてしまった恐ろしくも優しい妖怪達の物語が復活しています
やっぱり思う
なぜ第一巻はあの仕様になってしまったのだろうか…?
とにもかくにも自分と同じ『神様のおきにいり』の世界観が好きで、『もふもふ珠枝さま!一巻』に失望してしまった人にオススメです!
それはそうとなぜ兼康は未登場??
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