一巻で学院トップをついに引きずり落とした姫子。
つぎはいよいよ学院トップを決める選挙で見事当選――する予定が、強力な対立候補が突如出馬表明。
如何にして出馬を辞退させようか?
という感じのお話でした。
続き物なので必ず一巻から読む必要があります。
百合要素的にはそこそこ高く、お芝居とはいえイチャイチャ・キャッキャッウフフとしてくれます。
一巻でこれがどういう作品なのかを予習できていれば、あまり落胆せずに全3巻で一番面白い巻になるはずです。
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乙女革命アヤメの!2 (MF文庫 J し 1-6) 文庫 – 2009/3/25
ふと気がついたら美しい女の子になっていたのでびっくりした――。
どういうわけか瓜二つの容姿を持つ、花時雨学院のアイドル的存在である姫子と記憶喪失のアヤメ。
記憶を取り戻すのに協力してもらうかわりに、姫子の影武者になってしまったアヤメは、姫子にいいように利用される日々で――。
学園身代わりコメディ第二弾!
どういうわけか瓜二つの容姿を持つ、花時雨学院のアイドル的存在である姫子と記憶喪失のアヤメ。
記憶を取り戻すのに協力してもらうかわりに、姫子の影武者になってしまったアヤメは、姫子にいいように利用される日々で――。
学園身代わりコメディ第二弾!
- 本の長さ293ページ
- 言語日本語
- 出版社メディアファクトリー
- 発売日2009/3/25
- ISBN-104840127190
- ISBN-13978-4840127196
登録情報
- 出版社 : メディアファクトリー (2009/3/25)
- 発売日 : 2009/3/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 293ページ
- ISBN-10 : 4840127190
- ISBN-13 : 978-4840127196
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年3月25日に日本でレビュー済み
夜啼鶯の宮の一件で学院府長(生徒会長)の嵯峨島三千代は休学してしまった為、学院府の活動はストップ。
そこで新しい学院府長を決める選挙が始まろうとしていた。
その選挙に勝つ為にアヤメを使い、対立候補の情報収集を行う姫子。
今度はアヤメも姫子の影武者ではなく一人の生徒として学校に通うことに。
学校に通っている間のアヤメは眼鏡に三つ編みおさげで完全に別人の姿なので
学校でも姫子と入れ替わりは何度かあります。
アヤメに成りすました姫子の熱演や素の姿のアヤメが姫子と勘違いされ必死に姫子役を
演じるといった面白みのある場面が多いので読んでいて飽きません。
そしてアヤメと姫子の関係も段々と深まっていく様子。
学校での姫子と部屋で2人きりの姫子のギャップ。学校では優等生という皮を被っている分、素の姫子はかなりリラックスしてる。
この人良い事は口には出さず、悪巧みな発言や行動を取ることが多いが裏を返せばいい事ばかり。基本的に素直じゃない。あとお仕置きと称してアヤメを虐めすぎです(笑)
アヤメはアヤメで夢で魘される姫子を介抱したり、行き過ぎた言動の姫子を叱ったりと
普段は振り回されるキャラだけど動く時は動くので好印象。
サブキャラクターは新旧含め個性的でどれも見所です。
姫子のスパイであり何でも命令を聞く御崎杏奈。
姫子の命令でアヤメと杏奈に「明日から親しげにふるまいなさい」と言われ嫌々ながらも
イチャつきまくる二人には必見です!!最高に笑わせてもらいました!
由真も憧れの姫子とデートと百合ムード満載で良かったです。
樹里亜は表紙を飾っている割にはあまり出番が無かったかな…でも下着を脱いだまま置き忘れるという強烈な印象が残ってます。
最後に。
この本に男性は全く登場しません。アヤメが元々は男である可能性もあったけど巻末のあたりを読む限り、それも杞憂で終わりそうです。
むしろここで男性を交えてしまうと自分の楽しんでいるこの物語の価値観が大きく変わってしまうのでそれだけは避けてもらいたいと願います。
アヤメの正体についてはほとんど分かりません。伏線はあったものの確かな情報は1巻と変わらずなのが残念である一方、
知ってしまうと今のほのぼのとしたコメディが無くなりそうなのでほっとした感もあります。
百合要素はフレンドリーな程度で特別濃いというものでも無いです。
文章も品の無い会話や表現は特に見当たらない。
百合に興味ある方、もしくは特に抵抗の無い方、あと男女どちらでも気軽に読める内容だと思います。
これから購入する方に参考になれたら幸いです。
そこで新しい学院府長を決める選挙が始まろうとしていた。
その選挙に勝つ為にアヤメを使い、対立候補の情報収集を行う姫子。
今度はアヤメも姫子の影武者ではなく一人の生徒として学校に通うことに。
学校に通っている間のアヤメは眼鏡に三つ編みおさげで完全に別人の姿なので
学校でも姫子と入れ替わりは何度かあります。
アヤメに成りすました姫子の熱演や素の姿のアヤメが姫子と勘違いされ必死に姫子役を
演じるといった面白みのある場面が多いので読んでいて飽きません。
そしてアヤメと姫子の関係も段々と深まっていく様子。
学校での姫子と部屋で2人きりの姫子のギャップ。学校では優等生という皮を被っている分、素の姫子はかなりリラックスしてる。
この人良い事は口には出さず、悪巧みな発言や行動を取ることが多いが裏を返せばいい事ばかり。基本的に素直じゃない。あとお仕置きと称してアヤメを虐めすぎです(笑)
アヤメはアヤメで夢で魘される姫子を介抱したり、行き過ぎた言動の姫子を叱ったりと
普段は振り回されるキャラだけど動く時は動くので好印象。
サブキャラクターは新旧含め個性的でどれも見所です。
姫子のスパイであり何でも命令を聞く御崎杏奈。
姫子の命令でアヤメと杏奈に「明日から親しげにふるまいなさい」と言われ嫌々ながらも
イチャつきまくる二人には必見です!!最高に笑わせてもらいました!
由真も憧れの姫子とデートと百合ムード満載で良かったです。
樹里亜は表紙を飾っている割にはあまり出番が無かったかな…でも下着を脱いだまま置き忘れるという強烈な印象が残ってます。
最後に。
この本に男性は全く登場しません。アヤメが元々は男である可能性もあったけど巻末のあたりを読む限り、それも杞憂で終わりそうです。
むしろここで男性を交えてしまうと自分の楽しんでいるこの物語の価値観が大きく変わってしまうのでそれだけは避けてもらいたいと願います。
アヤメの正体についてはほとんど分かりません。伏線はあったものの確かな情報は1巻と変わらずなのが残念である一方、
知ってしまうと今のほのぼのとしたコメディが無くなりそうなのでほっとした感もあります。
百合要素はフレンドリーな程度で特別濃いというものでも無いです。
文章も品の無い会話や表現は特に見当たらない。
百合に興味ある方、もしくは特に抵抗の無い方、あと男女どちらでも気軽に読める内容だと思います。
これから購入する方に参考になれたら幸いです。
2009年4月29日に日本でレビュー済み
前巻と同じく可愛らしい百合色な作風が読んでいて楽しい作品である。登場人物達がキャラ立ちし始めてきており、作品世界を自由に動き回り、個性も出始めたことから、姫子がさほど前面に出張らなくてもよくなってきている。では、代わりに本巻で活躍しているのは誰か、それは実を言うと表紙を飾っている樹里亜ではない。というか樹里亜だけではない。前巻より続けて登場の由麻、エルザ、杏奈、そして新登場の【蘇芳美環子】や【刈谷純】、つまり口絵裏側に描かれている少女達全員が、それぞれの役割を全うして見せ場をつくっている。その意味では小さなエピソードがいっぱい詰まった内容とも言える。例えば樹里亜などは、本編の学院府長(生徒会長)選挙や刈谷先輩の思い出には絡まないのだが、アヤメへの勝手な疑惑で独り暴走したり、エルザの口車にのせられたりと、かしましコメディエンヌを一手に引き受けて華を添えている。もぅ出てくるだけで笑える娘である。そして、何と言っても今回活躍したのがアヤメ。姫子との入れ替わりであたふたしながらも真摯に振る舞い、姫子として由麻の想いを受け止め、杏奈の心を救った姿が好印象だった。姫子もアヤメの姿では伸び伸びできるようで、アヤメとして楽しみながら、お互いがお互いの立場や心境を少し理解するような雰囲気も滲み出ている。こうした百合百合な日常に頁を費やしたからか『封じられたもの』との、いわゆるバトルはかなりあっさりしているものの全然気にならない、というか無くても良いくらいである。それでも巫女としての姫子と美環子との関係やアヤメの正体(?)を示唆する言い伝えなど、核心部分に近づく情報も(小出しだが)出されてきており、次巻への楽しみを充分に残している。巻末たった3頁のエピローグが、最初は頁合わせの書き足しかと思ったのだが、これはこれでアヤメと姫子の今の信頼関係やアヤメらしさの出た心暖まるもので良かった。