【設定・世界観】★★★
夜の国のオウガ族が、こちらの世界にやって来る。
オウガ族の娘、ククルがひょんなことから、平凡な高校生と結婚すると言うお話。
設定自体はライトノベルとしては、特に目を引くものではない。
【キャラ】★★★
主人公ユージ。到って普通の高校生。定番。
彼がなぜククルのことが好きなのかが、いまひとつ理解できない。
よって、感情移入もそれほどできない。
ヒロイン ククル。
彼女はオウガ族の娘なのだが、キャラ設定は普通の人間とあまり変わらない。
ククルもなぜユージの事が好きなのかが分からない。
主人公もヒロインも到ってあっさりなのが、残念だ。
2巻からもう一人のヒロインとなった久美子。
今回は久美子がいい味を出している。
彼女がユージを好きになった理由ははっきりしており、彼女のユージに対する想いが伝わってきた。
淡白な主人公およびメインヒロインと比較して、今回は久美子のキャラが光っていた。
その他、シキリ、九重、原田、如月等のキャラも今回はそれなりの動きをするのだが、
今ひとつそれぞれのキャラの性格が掴めない。キャラ立ちしていないのだ。
ただし、キャラ設定自体は好感がもてるので、今後のキャラの動かし方に期待したい。
【ストーリー】★★★★
物語は、基本的にユージ視点の三人称で語られるのだが、
今回はやや変則的になっている。
2話の一部が、ライバル視点の三人称、3話が久美子の一人称となっている。
ストーリー展開は自然で、ストレスなく読むことが出来た。
特に3話の久美子の話が面白く、声を出して笑ってしまう場面もあった。
この手の物語は一人称で書いた方が、合うのかもしれない。
また、5話で新たな伏線を張っており、次巻への期待を高めた。
話自体は平凡なのだが、作者は面白く読ませる力量を持っている。
【文章力】★★★★
ストレスなく読めた。
ライトノベル作家として平均以上。
【イラスト】★★★
可愛らしいイラストは作品に合っていると思う。
¥5,310¥5,310 税込
配送料 ¥250 6月12日-13日にお届け
発送元: おもちゃ鑑定団 (Toys & Books) 販売者: おもちゃ鑑定団 (Toys & Books)
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オウガにズームUP!2 (MF文庫 J ほ 1-5) 文庫 – 2009/3/25
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購入オプションとあわせ買い
発表! 出席簿。
クラスメイトの秘密もちょっぴり公開!
ユージが朝起きるとベッドの中にククルが居た。部屋の壁に「さむい」と書いた紙が貼ってある。昨日は暑かったのでクーラーを付けて寝たのだが、ククルには寒かったようだ。
相変わらず微妙な平行線を続けるユージとククルの新婚?生活。
そんなある日曜日、本屋さんでクラスメイトの宮内さんに出会うのだが、学校での美少女っぷりとはうってかわった眼鏡+ジャージに髪もひっつめ姿。むむむ……???
ほんわか穂史賀わーるど第二弾、ユージを取り巻くクラスメイトたちも一クセ見せ始める!?
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相変わらず微妙な平行線を続けるユージとククルの新婚?生活。
そんなある日曜日、本屋さんでクラスメイトの宮内さんに出会うのだが、学校での美少女っぷりとはうってかわった眼鏡+ジャージに髪もひっつめ姿。むむむ……???
ほんわか穂史賀わーるど第二弾、ユージを取り巻くクラスメイトたちも一クセ見せ始める!?
- 本の長さ263ページ
- 言語日本語
- 出版社メディアファクトリー
- 発売日2009/3/25
- ISBN-104840127212
- ISBN-13978-4840127219
登録情報
- 出版社 : メディアファクトリー (2009/3/25)
- 発売日 : 2009/3/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 263ページ
- ISBN-10 : 4840127212
- ISBN-13 : 978-4840127219
- カスタマーレビュー:
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2010年5月7日に日本でレビュー済み
1巻目の主人公の独白から始まる展開は結構インパクトがあった、2巻の出だしもなかなか惹きつけてくれる。
この作者の方は、出だしで読者に期待感を持たせるのが上手いと思う。
後から、「えっ、これだけ(のこと)?」と思うところもあるが、表現や描写が達者だから読んでいる最中はグイグイ引き込まれる。
今巻から第2ヒロインとも言うべき、宮内さんがクローズアップされている。
ここら辺の描写も上手いなぁ、と思える箇所が多々あった。
ドタバタや、過激な展開がなくても楽しませてくれるので、安心して読んでいられる。
ただ、達者すぎてアッサリしすぎている感は否めない。
3巻に向けて物語は急展開っぽい雰囲気をかもし出している。
3巻は今までと打って変わって、派手な展開になるのか?、楽しみにしたい。
この作者の方は、出だしで読者に期待感を持たせるのが上手いと思う。
後から、「えっ、これだけ(のこと)?」と思うところもあるが、表現や描写が達者だから読んでいる最中はグイグイ引き込まれる。
今巻から第2ヒロインとも言うべき、宮内さんがクローズアップされている。
ここら辺の描写も上手いなぁ、と思える箇所が多々あった。
ドタバタや、過激な展開がなくても楽しませてくれるので、安心して読んでいられる。
ただ、達者すぎてアッサリしすぎている感は否めない。
3巻に向けて物語は急展開っぽい雰囲気をかもし出している。
3巻は今までと打って変わって、派手な展開になるのか?、楽しみにしたい。
2009年3月25日に日本でレビュー済み
『2巻』というのは面白い巻です。
『1巻』というのは導入編で、登場人物の出会いや世界観の確立などで枚数をとられるので、大方が新しい日常の始まりで終わってしまう事が多いんですね。
なので、作者が作品をどういう方向に持って行こうとするのかがはっきりして来るのが『2巻』になります。
という事で、作品全体の方向性を占う2巻目。
これは『魔界入り学園ラブコメ』に違いない。
全編がギャグとラブコメでしたから、もう間違いありません。
ラスボスはきっとククルの親父。
そして、メインヒロインが既に決まっているのに、後から参入してくる不幸な少女が1人。
気の毒に。あなたは最後には失恋してしまうのですよ、きっと。
なぜ出てくるかね。
マルチエンディングのギャルゲーでもなければ、絶対に主人公とくっつく事はないポジションなのに。
私は昨今のラノベの、こうしたお約束キャラの扱いに、断固異議を唱えるものです。
『1巻』というのは導入編で、登場人物の出会いや世界観の確立などで枚数をとられるので、大方が新しい日常の始まりで終わってしまう事が多いんですね。
なので、作者が作品をどういう方向に持って行こうとするのかがはっきりして来るのが『2巻』になります。
という事で、作品全体の方向性を占う2巻目。
これは『魔界入り学園ラブコメ』に違いない。
全編がギャグとラブコメでしたから、もう間違いありません。
ラスボスはきっとククルの親父。
そして、メインヒロインが既に決まっているのに、後から参入してくる不幸な少女が1人。
気の毒に。あなたは最後には失恋してしまうのですよ、きっと。
なぜ出てくるかね。
マルチエンディングのギャルゲーでもなければ、絶対に主人公とくっつく事はないポジションなのに。
私は昨今のラノベの、こうしたお約束キャラの扱いに、断固異議を唱えるものです。