一つの話が、だいたい1、2ページなので、
空き時間にスッと読めて、ゾッとします。
作った「怖い話」という感じがない。
「落ち」がない。
それが、かえって、怖いです。
読書嫌いな方にもおすすめ。
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怪談実話 黒い百物語 叫び (幽BOOKS 怪談実話) 単行本(ソフトカバー) – 2009/7/29
福澤 徹三
(著)
決して一晩で読み切ってはならない!
怪談の名手・福澤徹三が5年間にわたって蒐集した、日常にひそむ黒い記憶。怪談実話全100話! 怪談専門誌『幽』連載に書き下ろしを加えた、実話怪談の粋をここに。
怪談の名手・福澤徹三が5年間にわたって蒐集した、日常にひそむ黒い記憶。怪談実話全100話! 怪談専門誌『幽』連載に書き下ろしを加えた、実話怪談の粋をここに。
- 本の長さ360ページ
- 言語日本語
- 出版社メディアファクトリー
- 発売日2009/7/29
- ISBN-104840128820
- ISBN-13978-4840128827
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登録情報
- 出版社 : メディアファクトリー (2009/7/29)
- 発売日 : 2009/7/29
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 360ページ
- ISBN-10 : 4840128820
- ISBN-13 : 978-4840128827
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,602,416位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1962年、福岡県生まれ。デザイナー、コピーライター、専門学校講師を経て作家活動に入る。2008年『すじぼり』(角川文庫)で第10回大藪春彦賞を受賞。ホラー、怪談実話、クライムノベル、警察小説など幅広いジャンルで執筆。著書に『灰色の犬』『群青の魚』(光文社文庫)『そのひと皿にめぐりあうとき』(光文社)、『黒い百物語』『怖の日常』『忌談』(角川ホラー文庫)、『作家ごはん』(講談社文庫)『羊の国のイリヤ』(小学館文庫)、『死に金』『おれたちに偏差値はない』(文春文庫)など多数。『東京難民』(光文社文庫)は映画化、『白日の鴉』(光文社文庫)はテレビドラマ化、『侠飯』『Iターン』(文春文庫)はテレビドラマ化・コミック化された。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年7月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の福澤さんは侠飯シリーズなどがある小説家ですが、実話系怪談作家という一面も持っています。福澤さんの実話怪談は、基本的に知人や、さらにその知人の知人が体験した不可思議で説明がつかない話を演出なしで、ある意味淡々と著述しています。本の不可思議な話の中には明らかな心霊体験とおぼしき話もあれば、単純に説明がつかない話もあって、リアルすぎる心霊体験をつづった作品に慣れた読者の方には正直物足りないのかもしれません。
これは全く好き嫌いの問題なのですが、リアルすぎる作品の場合、体験者が一般人ということを考えるとそこに何がしかの演出が含まれているとも受け取れます。
その一方で、福澤さんの場合、「苦労して取材したら金縛りにあって霊が見えた」というだけのケースがあり、それは体験者にとっては怖いけれど、実話怪談としてはどうかなと思うという趣旨のことを福澤さんがどこかで書いていましたが、まさにその通りで、それらの不可思議ではあっても怖くない話を、控えめとはいえドキドキする話にまとめている点で福澤さんの怪談作家としての力量が私には感じられます。
演出なしの話をどう受け止めるかは賛否両論あろうかとは思いますが、一見体験者の話を書き起こしただけと見せてしっかり福澤ワールドに引き込む作風に興味のある方は一読されてみてはいかがでしょうか
これは全く好き嫌いの問題なのですが、リアルすぎる作品の場合、体験者が一般人ということを考えるとそこに何がしかの演出が含まれているとも受け取れます。
その一方で、福澤さんの場合、「苦労して取材したら金縛りにあって霊が見えた」というだけのケースがあり、それは体験者にとっては怖いけれど、実話怪談としてはどうかなと思うという趣旨のことを福澤さんがどこかで書いていましたが、まさにその通りで、それらの不可思議ではあっても怖くない話を、控えめとはいえドキドキする話にまとめている点で福澤さんの怪談作家としての力量が私には感じられます。
演出なしの話をどう受け止めるかは賛否両論あろうかとは思いますが、一見体験者の話を書き起こしただけと見せてしっかり福澤ワールドに引き込む作風に興味のある方は一読されてみてはいかがでしょうか
2021年3月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
文字通り、暇つぶしに何話かずつ読むにはちょうどいいか。
怖いと言うほどではないが、チクチクと刺激があって怪談本としてはそれなりだ。
ただ、何話だったか、
叔父様の話で、「叔父の父が私の大叔父だ」と言う下りがあったが、
私、いや多くの場合は叔父の父は祖父だ。
ずいぶんと複雑なご家庭のようだw
怖いと言うほどではないが、チクチクと刺激があって怪談本としてはそれなりだ。
ただ、何話だったか、
叔父様の話で、「叔父の父が私の大叔父だ」と言う下りがあったが、
私、いや多くの場合は叔父の父は祖父だ。
ずいぶんと複雑なご家庭のようだw
2020年6月27日に日本でレビュー済み
福澤氏の怪談本を読むのは初めてだが、容赦ない怖さがあった。今もそれは続いているのだろうと思われる終わり方をしているので、余計怖いのだ。この本は明るい日差しの下で読み、夜には読まないようにしていた。
福澤氏の他の怪談本も、いずれ読んでみようと思う。
福澤氏の他の怪談本も、いずれ読んでみようと思う。
2017年2月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
心霊怪談が好きでよく読みます。福澤さんの本は二冊目です。夜中にテレビを消して読んでました。適度な怖さで読み心地良かったです。
2018年9月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今まで実話怪談本でそんなに気持ちが悪いって経験がないのですが、どうもこの作者のは気分が悪くなります。九州の話が多いという先入観があるからでしょうか(すみません)。えげつない、禍々しい、縁起が悪いという言葉がどうしても浮かんできます。自分には合わないってだけのことかもしれません。次に古本で売るときは持って行ってしまうと思います。
読後に「これは何かポジティブな事をしてバランスしなきゃまずいかな。」って気持ちになりました。それだけお話がリアルに感じられたからなんでしょうが…。う~ん、エネルギーが弱い人にはお薦めできません。
読後に「これは何かポジティブな事をしてバランスしなきゃまずいかな。」って気持ちになりました。それだけお話がリアルに感じられたからなんでしょうが…。う~ん、エネルギーが弱い人にはお薦めできません。
2012年2月5日に日本でレビュー済み
ちょっと普通じゃない怖さ
妙にリアルで生々しい。怪談を読んで
まるで自分が子どもに戻ったかのように夜の暗闇が怖くなった。
私は怪談ジャンキーだがこんな本は中々無い、この本を読むたびに自分の周りが
だんだんと恐怖の色に
染まっていくのがわかる。
その色に誘われて何か得体の知れないものが近づいてくるのではないかという空気が
まとわりつく
現実の中に突如として現れる怪異
大きなオチはないが、最後に少しゾッとする一言。
実話怪談だけに本の中の怪異が何か訴えかけてくるようで
正直部屋において置きたくない…
妙にリアルで生々しい。怪談を読んで
まるで自分が子どもに戻ったかのように夜の暗闇が怖くなった。
私は怪談ジャンキーだがこんな本は中々無い、この本を読むたびに自分の周りが
だんだんと恐怖の色に
染まっていくのがわかる。
その色に誘われて何か得体の知れないものが近づいてくるのではないかという空気が
まとわりつく
現実の中に突如として現れる怪異
大きなオチはないが、最後に少しゾッとする一言。
実話怪談だけに本の中の怪異が何か訴えかけてくるようで
正直部屋において置きたくない…