正確には主人公である灰村切が「髪の女王」である武者小路祝を
他の殺人鬼の子孫から守るという内容
子孫たちは殺害遺品(キリンググッズ)という呪われた遺品を所持しており
その遺品から武者小路祝を殺したい衝動に駆られてしまいます
なぜ遺品が「髪の女王」を殺さなくてはならないのかという明確な理由は分かりませんが
彼女を殺せば「どんな願いも叶う」という諸説から所持者達は彼女を殺そうとします
主人公の灰村切も子孫の一人ですが絶対に切れない「髪の女王」の髪を唯一切ることの人物であるため
殺す側から守る側へとまわります
彼はこの先彼女を守ることが出来るのでしょうか
…という話ですがそんなにおどろおどろしい内容ではなくもっと軽い話なので
ダークで血みどろな戦いを期待されている方は残念ですがありません
話もしっかりと芯がり設定もあまり重くないので結構スラスラと読めます
絵柄もいいのでこのレビューを読んで興味を惹かれた方はおひとつどうでしょうか
烈火の炎、月姫系の漫画が好きならこれもきっと楽しく読めると思います
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
断裁分離のクライムエッジ 1 (MFコミックス アライブシリーズ) コミック – 2009/11/21
緋鍵 龍彦
(著)
君を切りたい。
殺人鬼の血を受け継ぐ少年少女たちのラブ・バトルストーリー!
「女の子の髪を切りたい」趣味の少年・灰村切は学校帰りに偶然立ち寄った洋館で、長く美しい髪の少女・武者小路祝と出会う。切の鋏が「切れないはず」の彼女の髪を切ってしまい、殺害遺品(キリンググッズ)の物語は動き出す――。俊英・緋鍵龍彦が描く、殺人鬼の血を受け継ぐ少年少女たちの物語、待望の第1巻!
殺人鬼の血を受け継ぐ少年少女たちのラブ・バトルストーリー!
「女の子の髪を切りたい」趣味の少年・灰村切は学校帰りに偶然立ち寄った洋館で、長く美しい髪の少女・武者小路祝と出会う。切の鋏が「切れないはず」の彼女の髪を切ってしまい、殺害遺品(キリンググッズ)の物語は動き出す――。俊英・緋鍵龍彦が描く、殺人鬼の血を受け継ぐ少年少女たちの物語、待望の第1巻!
- 言語日本語
- 出版社メディアファクトリー
- 発売日2009/11/21
- ISBN-104840129452
- ISBN-13978-4840129459
新品まとめ買い 断裁分離のクライムエッジ
合計 (2/12 冊):
¥1,424
獲得ポイント:
6 pt
(0%)
1点以上の商品はAmazon.co.jp以外の出品者から販売または配送されます。 詳細を見る
1点以上の商品は現在、購入することができません
登録情報
- 出版社 : メディアファクトリー (2009/11/21)
- 発売日 : 2009/11/21
- 言語 : 日本語
- ISBN-10 : 4840129452
- ISBN-13 : 978-4840129459
- Amazon 売れ筋ランキング: - 406,666位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2010年5月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
過去の殺人鬼の殺意と、特殊な能力の備わった殺害遺品
血を引き、本人の意思と関わりなく権利者となった者達
権利者となれば、殺意に満たされ殺害遺品を用いて殺人を犯さずにいられない
呪いを解き、願いを適える力があるのは切れない髪の女王の血に連なる者
何故なら、切れない髪の女王こそが殺害遺品の呪いの元凶なのだから
て感じをバックボーンに話は進みます
何かが宿る物に振り回される系って事ですかね
絵は見易く可愛らしいです
アダルト系出身との事で、熱で茹だるような様は、
むず痒くも情熱的で良いですね
パンチラしたり、裸がバンバン出る系ではないので、
そういうのが嫌いな人も安心
戦闘シーンもありますが、きつい描写じゃないので、
大概の人は大丈夫でしょう
切れない髪の女王の血を引くヒロインと、
その呪いを突破して切り裂く鋏の殺害遺品を持つ主人公の組み合わせも良い
自らの呪いを解くには女王の血を引くヒロインを殺さねばならないのに、
彼女を守る騎士たらんとする主人公
暗すぎず明るすぎず、日常の話等も織り交ぜて読み易い漫画です
血を引き、本人の意思と関わりなく権利者となった者達
権利者となれば、殺意に満たされ殺害遺品を用いて殺人を犯さずにいられない
呪いを解き、願いを適える力があるのは切れない髪の女王の血に連なる者
何故なら、切れない髪の女王こそが殺害遺品の呪いの元凶なのだから
て感じをバックボーンに話は進みます
何かが宿る物に振り回される系って事ですかね
絵は見易く可愛らしいです
アダルト系出身との事で、熱で茹だるような様は、
むず痒くも情熱的で良いですね
パンチラしたり、裸がバンバン出る系ではないので、
そういうのが嫌いな人も安心
戦闘シーンもありますが、きつい描写じゃないので、
大概の人は大丈夫でしょう
切れない髪の女王の血を引くヒロインと、
その呪いを突破して切り裂く鋏の殺害遺品を持つ主人公の組み合わせも良い
自らの呪いを解くには女王の血を引くヒロインを殺さねばならないのに、
彼女を守る騎士たらんとする主人公
暗すぎず明るすぎず、日常の話等も織り交ぜて読み易い漫画です
2015年4月11日に日本でレビュー済み
呪われている長い髪が切れない女の子と、女の子の髪を切りたい衝動にかられる男の子のストーリー。なんとも不思議な作風でしたが、面白かったです。ハサミもいわくつきだったりとゾクゾクするシーンもありましたが、そのハサミで髪を短くカットしてもらえた事でやっと外の世界に出られるようになった女の子。男の子も女の子の髪を切る事で幸せに感じてしまうあの表情もゾクゾクしました。この巻では、まだまだ謎が多いですが、今後の二人の行方が気になります。
2009年12月2日に日本でレビュー済み
同作者の「唐傘の才媛」に続き、作者の絵が好きなので事前情報無しで購入。
「才媛」は勢い勝負で話が分かりにくく、絵が好きでもちょっと取っつきにくい部分があっただけに、
こちらがどうなっているかは気になるところでした。
いやぁ、いいスタートだと思います。
話の大筋はいわゆる「一人一能力」の能力バトルを中心に据えたもので、
過去の殺人者の呪いの宿る「殺害遺品」がいわゆる「魔武器」の役割を果たすというもので、
「fate」シリーズなど類例の多い設定ですが、それだけに安定感があります。
「遺品」は1巻に登場するものだけでもハサミ、ハンマー、注射器とバリエーションに富み、
各々のキャラクター以外にも「遺品」を残した殺人者のバックグラウンドも想像する楽しさもある。
「知能巡らす能力バトル」という訳ではないですが、次を読む楽しみは維持できるかと。
そして、なんと言ってもこの人の場合はキャラクターが可愛い。
髪を切りたくて仕方ない少年に、髪が絶対切れない少女というカップリングも目新しいし、
その他の女の子も、どこか壊れかけているけれども魅力的に描かれている。
「才媛」で伝わりづらかった、どこか危うい人物描写が設定に相まってきちんと伝わります。
ところどころできちんと色気が見えたり、ランドセル装備でロリ要素をかたくなに守ったり、
ポリシー溢れるセッティングも既存のファンにニーズにきっちり応えていると思います。
エロ漫画出身の「絵だけ」作家と侮る無かれ。
想像以上にきちんと「少年漫画」で「ラブコメ」も出来てます。
次巻以降にも期待したいですよ。
「才媛」は勢い勝負で話が分かりにくく、絵が好きでもちょっと取っつきにくい部分があっただけに、
こちらがどうなっているかは気になるところでした。
いやぁ、いいスタートだと思います。
話の大筋はいわゆる「一人一能力」の能力バトルを中心に据えたもので、
過去の殺人者の呪いの宿る「殺害遺品」がいわゆる「魔武器」の役割を果たすというもので、
「fate」シリーズなど類例の多い設定ですが、それだけに安定感があります。
「遺品」は1巻に登場するものだけでもハサミ、ハンマー、注射器とバリエーションに富み、
各々のキャラクター以外にも「遺品」を残した殺人者のバックグラウンドも想像する楽しさもある。
「知能巡らす能力バトル」という訳ではないですが、次を読む楽しみは維持できるかと。
そして、なんと言ってもこの人の場合はキャラクターが可愛い。
髪を切りたくて仕方ない少年に、髪が絶対切れない少女というカップリングも目新しいし、
その他の女の子も、どこか壊れかけているけれども魅力的に描かれている。
「才媛」で伝わりづらかった、どこか危うい人物描写が設定に相まってきちんと伝わります。
ところどころできちんと色気が見えたり、ランドセル装備でロリ要素をかたくなに守ったり、
ポリシー溢れるセッティングも既存のファンにニーズにきっちり応えていると思います。
エロ漫画出身の「絵だけ」作家と侮る無かれ。
想像以上にきちんと「少年漫画」で「ラブコメ」も出来てます。
次巻以降にも期待したいですよ。
2010年5月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ひねたスタンスの人はガチガチの中二病だと感じて楽しめないかも知れません。
西尾維新や型月が好きな人ならど真ん中だと思います。
少しやりすぎな感じもしますけれど、絵が綺麗だしサクサク進むので楽しく読めます。
唐傘の才媛とは雰囲気も方向性も違うので、今後も追いかけたいと思う作者です。
西尾維新や型月が好きな人ならど真ん中だと思います。
少しやりすぎな感じもしますけれど、絵が綺麗だしサクサク進むので楽しく読めます。
唐傘の才媛とは雰囲気も方向性も違うので、今後も追いかけたいと思う作者です。
2013年6月12日に日本でレビュー済み
ちょっと血とか注射器とか怖いものも出てくるところもありますが、ストーリーを読んで、髪の毛をいじる話が大好きなので買ってみて読みました。
髪を切ることが大好きな少年切くんと、呪いで髪の毛が切れない祝ちゃん。
なんかその設定が不思議で好きです。
私は髪型を変えたりおしゃれをすることが好きなので、しかも2次元妄想でよく大好きな誰かに髪をいじってもらう妄想をするのが好きなので、はまってしまいました。
髪を切ることが大好きな少年切くんと、呪いで髪の毛が切れない祝ちゃん。
なんかその設定が不思議で好きです。
私は髪型を変えたりおしゃれをすることが好きなので、しかも2次元妄想でよく大好きな誰かに髪をいじってもらう妄想をするのが好きなので、はまってしまいました。
2010年9月20日に日本でレビュー済み
書店にて平積みされていた本作が目に入り、購入。
「君を切りたい。」 この単純明快な帯の文句が気に入ったのもあるが、私が黒髪フェチであることもあり。
私はどちらかというと、こういった作品はあまり読まない。ために少し退いた感想になるが、
設定:上 キャラクター:中 心理描写:中 ネーミングセンス:並以下 という感じ。
まだ第1巻だからか、エンジンがかかっていないというか、やや盛り上がりに欠ける気がする。「ラブ・バトルストーリー」と裏表紙にあるが、そのへんの描写はごく少なく、そう派手なものでもない。ゆえにこの部分は評価から外す。タイトルはこれでいいと思うが、キャラクターの通り名とか「殺害遺品」というネーミングにイマイチなものを感じる。「殺害遺品」をキリンググッズと読むと知っていればいいが、漢字だけでみると・・・以下省略。
全体で見ると、決して悪くはない、悪くはないのだが・・。今回の評価は星3つ。
「君を切りたい。」 この単純明快な帯の文句が気に入ったのもあるが、私が黒髪フェチであることもあり。
私はどちらかというと、こういった作品はあまり読まない。ために少し退いた感想になるが、
設定:上 キャラクター:中 心理描写:中 ネーミングセンス:並以下 という感じ。
まだ第1巻だからか、エンジンがかかっていないというか、やや盛り上がりに欠ける気がする。「ラブ・バトルストーリー」と裏表紙にあるが、そのへんの描写はごく少なく、そう派手なものでもない。ゆえにこの部分は評価から外す。タイトルはこれでいいと思うが、キャラクターの通り名とか「殺害遺品」というネーミングにイマイチなものを感じる。「殺害遺品」をキリンググッズと読むと知っていればいいが、漢字だけでみると・・・以下省略。
全体で見ると、決して悪くはない、悪くはないのだが・・。今回の評価は星3つ。
2013年8月21日に日本でレビュー済み
あらすじとしては
「人の髪の毛を散髪したくて仕方がない気弱な少年」と「なにをしても切ることができない特別な髪の毛を持つ故に 家から出られなくなっている超長髪の少女」が出会います。「切れない髪の少女」は、注射器を持つ別の少女二人と何かの集団に監視(?)をされているらしく、少年は彼女ら二人に関わりを持つなと警告されます。しかしその後、少年の持つ特別なハサミは「切れない髪の少女」の髪を切ることができ、長年伸び続けた髪の毛を切りおとして少女は学校に行けるようになります。
ところが、少年の持つその特別なハサミは、200人以上を殺した連続殺人鬼(シリアルキラー)である祖父の持ち物であって、そのようなシリアルキラーの遺物(キリンググッズ)を受け継いだ権利者(オーサー)は、人を殺さずにはいられない呪いも受け継いでしまうというのです。その原因というのが「切れない髪の少女」の祖先である「初代・切れない髪の女」であり、その呪いを解くには、「現・切れない髪の少女」である少女を殺すしかないため、各地からシリアルキラーが集まってくるらしいのです。そして、ハサミの少年は、それを守ることを、「切れない髪の少女」を監視していた集団のプロフェッサーに言い渡されます
・・というようなお話で、ここまででおおよそ一巻前半部です。
***
個人的な感想としては、「ハサミの少年」と「切れない髪の少女」の出会いと、髪が切れるようになるまでのエピソードはかなりよかったと思います。また「ハサミの少年」と「切れない髪の少女」は相互の欲求が相互補完的であり、彼らが惹かれ合うまでの流れは非常にナチュラルです。注射器やハサミと言ったアイテムを武器として扱うのもビジュアル的に新しく目を引き、帯のコピーなどもインパクトがあって、アニメ化するだけの理由を納得させてくれます。
ただ、その後のシリアルキラー云々の流れがかなり唐突です。キリンググッズの呪いとそれを狙うシリアルキラーとの関連の設定は、いきなりまとめて明かされ、少年が少女を守ることになるまでが数ページでいきなり決定してしまうのは不自然で強引です。このあたりは、設定を短いページにまとめて羅列していることもあって、かなり後付け感が強く違和感がありました。また、その後の流れでも、辻褄がおかしいように思える点や、説明がないとこれは変じゃないか?と思える流れが、けっこう散見されます。あまり設定を練り込まずに話を作り始めたように思える粗さが伺え、もう少し丁寧にストーリーの因果関係や行動動機を構築して欲しいと思いました。
気弱で優しい少年が、平凡な学園生活から、血なまぐさい闇の闘争に巻き込まれ、少女を守るダークヒーローとして成長していく流れにつないでいこうという意図は分かりますし、それ自体は別段悪くないのですが、つなぎ方がやや雑です。このあたりをもっと自然に導入したならば、すごく作品世界にナチュラルに没頭できたと思うので残念に思います。
ですが、この物語の本質は、少年の成長とダークヒロイズム的な部分にあるでしょうから、その部分がある程度しっかり描けているため、あえてマイナス点はあまりさしひかずに星4つというところでしょうか。
「人の髪の毛を散髪したくて仕方がない気弱な少年」と「なにをしても切ることができない特別な髪の毛を持つ故に 家から出られなくなっている超長髪の少女」が出会います。「切れない髪の少女」は、注射器を持つ別の少女二人と何かの集団に監視(?)をされているらしく、少年は彼女ら二人に関わりを持つなと警告されます。しかしその後、少年の持つ特別なハサミは「切れない髪の少女」の髪を切ることができ、長年伸び続けた髪の毛を切りおとして少女は学校に行けるようになります。
ところが、少年の持つその特別なハサミは、200人以上を殺した連続殺人鬼(シリアルキラー)である祖父の持ち物であって、そのようなシリアルキラーの遺物(キリンググッズ)を受け継いだ権利者(オーサー)は、人を殺さずにはいられない呪いも受け継いでしまうというのです。その原因というのが「切れない髪の少女」の祖先である「初代・切れない髪の女」であり、その呪いを解くには、「現・切れない髪の少女」である少女を殺すしかないため、各地からシリアルキラーが集まってくるらしいのです。そして、ハサミの少年は、それを守ることを、「切れない髪の少女」を監視していた集団のプロフェッサーに言い渡されます
・・というようなお話で、ここまででおおよそ一巻前半部です。
***
個人的な感想としては、「ハサミの少年」と「切れない髪の少女」の出会いと、髪が切れるようになるまでのエピソードはかなりよかったと思います。また「ハサミの少年」と「切れない髪の少女」は相互の欲求が相互補完的であり、彼らが惹かれ合うまでの流れは非常にナチュラルです。注射器やハサミと言ったアイテムを武器として扱うのもビジュアル的に新しく目を引き、帯のコピーなどもインパクトがあって、アニメ化するだけの理由を納得させてくれます。
ただ、その後のシリアルキラー云々の流れがかなり唐突です。キリンググッズの呪いとそれを狙うシリアルキラーとの関連の設定は、いきなりまとめて明かされ、少年が少女を守ることになるまでが数ページでいきなり決定してしまうのは不自然で強引です。このあたりは、設定を短いページにまとめて羅列していることもあって、かなり後付け感が強く違和感がありました。また、その後の流れでも、辻褄がおかしいように思える点や、説明がないとこれは変じゃないか?と思える流れが、けっこう散見されます。あまり設定を練り込まずに話を作り始めたように思える粗さが伺え、もう少し丁寧にストーリーの因果関係や行動動機を構築して欲しいと思いました。
気弱で優しい少年が、平凡な学園生活から、血なまぐさい闇の闘争に巻き込まれ、少女を守るダークヒーローとして成長していく流れにつないでいこうという意図は分かりますし、それ自体は別段悪くないのですが、つなぎ方がやや雑です。このあたりをもっと自然に導入したならば、すごく作品世界にナチュラルに没頭できたと思うので残念に思います。
ですが、この物語の本質は、少年の成長とダークヒロイズム的な部分にあるでしょうから、その部分がある程度しっかり描けているため、あえてマイナス点はあまりさしひかずに星4つというところでしょうか。