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テレプシコーラ(舞姫) 第2部 (4) (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ) コミック – 2010/7/23

4.4 5つ星のうち4.4 16個の評価

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ローザンヌコンクール佳境! 六花(ゆき)の挑戦の行方は!? 篠原六花(しのはらゆき)は姉の千花(ちか)を喪った悲しみを乗り越え、プロのバレリーナの登竜門でもある「ローザンヌ国際バレエコンクール」本選への出場を果たす。しかし体調を崩してしまった六花(ゆき)は、発熱をおして準決選に挑むことに。そして、茜(あかね)、ローラ・チャン、それぞれの挑戦の行方は? 山岸凉子、渾身の長編バレエ漫画、大反響第2部第4巻!
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著者について

山岸凉子(やまぎし・りょうこ) 9月24日、北海道札幌市生まれ。1969年、マンガ家デビュー。1983年、『日出処の天子』で第7回講談社漫画賞を受賞。代表作に、『アラベスク』、『妖精王』、『ツタンカーメン』、『鬼』、『青青の時代』、『白眼子』、『ヴィリ』、『牧神の午後』ほか多数。2007年『テレプシコーラ』第1部・全10巻(メディアファクトリー)にて、第11回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ メディアファクトリー (2010/7/23)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/7/23
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • コミック ‏ : ‎ 159ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4840133514
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4840133517
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 16個の評価

著者について

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山岸 凉子
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上位レビュー、対象国: 日本

2010年7月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
プロのバレリーナの登竜門である『ローザンヌ・コンクール』もいよいよ準決勝。
発熱をおして出場を決めた六花。果たして、その結果は…。

ローザンヌ・コンクールの山場となるであろう今回。

姉、千花の想いを胸に準決勝の会場へと向かう六花の背中がとてもたくましく、色々な事を乗り越え本当にこの子は強く、そして素直に成長したんだなぁ、と嬉しくなりました。

…しかし、何故なんだろうか。

何故、六花はよりによって夢の舞台である『ローザンヌ・コンクール』で風邪をひいてしまったんだろうかと、本気で悔しくなりました。

『コンクールには運、不運がある』

一巻にこの言葉が出てきましたが、まさしくその通りであると思い知らされた今回でした。
バレエに関しては全くの素人ですが、このようなコンクールに出場する人々は皆さん同じ様に大変な努力をされている人達ばかりなのではないかと思います。
その中で選ばれる人間というものは、運も引き寄せてしまうくらいの実力と才能を持っている、ほんの一握りの人に過ぎないのでしょう…。

そんな、一握りに入るであろう実力を持っている孤高の美少女ローラ・チャン。
今回もその実力を遺憾なく発揮しておりますが、正体については未だ不明のまま。何やら、次の巻で進展がありそうな様子…。

今から次が気になって仕方ない。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年7月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ネタバレしてるかもしれませんので、未読の方は注意。

まだまだ舞台はローザンヌですが、
ローザンヌ終了=第二部終了=テレプシコーラ完結、なんて展開じゃないかぎり、ローザンヌがどの位続こうとかまいません。
充分楽しめています。
先の読めない展開に、どきどきしっぱなしです。なんだラストのあの思わせぶりな台詞〜。気になる〜(-.-;)

…で。テレプシコーラ既刊読んで思うのは、「こういう事本当にあるんだろうなあ」ということ。
海外でバレエコンクールがあるのならそこにたどり着くまでも一苦労だろうし、
コンクールの審査基準がいきなり変わる事もあろうし、
スタイルが維持できなくてバレエを止める子もいれば、
お金が無くてバレエ留学のできない子もいるだろうし、
体の故障でバレエをやめざるを得ない子もいるだろう。
「プリマになれるのは一握りのバレリーナだけだ」なんて台詞は、色んなバレエ漫画で読んできましたが、
まさしくその「一握り」が主役はってるバレエ漫画の中では、何の説得力も無いので。

テレプシコーラが純粋なバレエ漫画なら、日本からローザンヌまでは1コマで着き、六花ちゃんはお金の心配は何もせず、風邪もひかず、空美ちゃんはあんな仕事はさせられておらず不細工なだけの天才少女で、千花ちゃんは今頃再起に向けて努力してたでしょう。
バレエをテーマにした漫画ではあるものの、この語り口は流石山岸涼子、毎回恐ろしくて面白い…。
62人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年5月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
山岸涼子さんの作品はどれもストーリーがしっかりしていて、絵もきれいなので大好きです♡
第1部も楽しく読みましたが、第2部も目が離せません。
小学6年生の娘と二人で読んでいます。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年9月12日に日本でレビュー済み
ストーリーとしてはちょっと置いて、このひとの描く人間は関節がねじのようだ。
有吉京子さんのバレエは本当に動いているように見えるが、
こちらは胴体のまったく違う場所から四肢が出ているように感じることもある。
この本の表紙もそうだが生きている人間に見えない。
それがいつも気になって斜め読みしている。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年7月23日に日本でレビュー済み
 体調がどんどん悪くなる六花ちゃん、いよいよローザンヌ準決選という一つの山場を迎えます。
 やはり・・・風邪が災いして思うような結果が残せず悔しい思いをするのですが、これほど物凄く悔しい思いをしたことが、後々プラスに動いてくれるんでは無いかと期待しています。さほど期待されていないと思い、私は一体何をしにきたのだ?と自問自答さえしていた彼女なんだから・・・ 
 で、雑誌も読んでいますが、いやぁ引っ張ってくれますよね。もちろんローラ・チャンがファイナルで見せた踊りには目を奪われましたが・・・
 遅い展開だ〜と半ばダルダルな気持ちで読んでたんですけど、最新号(ダ・ヴィンチ8月号)ではなかなか面白い展開がありました。
 これで気になっていた伏線らしきもの(六花ちゃんの予選のビデオ、一体何が写ってたの?とか)が一気に明かされるかもしれないと期待しております。
 頑張れ〜六花ちゃん。
 
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年9月19日に日本でレビュー済み
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六花(ゆき)は茜ちゃん貰い風邪でどんどん不調になりながらのコンクールへの挑戦!!

いつも思うのだけど茜ちゃんの顔特徴ありすぎだね^^;
@ローラ・チャンってやっぱり・・空美(くみ)ちゃんだよね??顔綺麗に書いてあるね〜〜六花より綺麗だよね〜
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年7月28日に日本でレビュー済み
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空美ちゃんはいつ現れるのかとか、六花ちゃんの風邪はコンクールにどう影響するのかとか、六花ちゃんにオファーは来るのか?とか続きが気になって仕方がない。コミックスはまだマシだ。雑誌で追いかけていると、こんなところで続くなんて殺生な!ということがしょっちゅうだ。
(9月号発売前の現時点ではフランス語がわからない六花ちゃんと一緒に、ローザンヌの結果待ちだ。)

これほど続きが楽しみな連載はない。しかもそれが、「アラベスク」の山岸さんの作品なのだからすごい。アラベスク第一部では、少女の夢だったバレエにリアリティを与え、第二部では少女の自立と芸術への昇華を描いた。その後、様々な短編を経て、「テレプシコーラ」ではコリオグラファーへの道が描かれるのではないかと期待している。六花ちゃんの道はまだスタートラインにもついていない。それでも、ゆっくりとエピソードを積み上げて行く作品は、読み応えがある。

六花ちゃんには、強力に導いてくれる指導者はいない。しかし、周囲の大人たちに暖かく見守られてゆっくりと成長していく。身体的にバレリーナとしての適性に欠けるところがあるとか、気持ちの優しすぎるところとか、いろいろあっても、バレエが好きなら道はある。千花ちゃんの思いをしっかり受け止めて前に進む姿には、山岸さんのどの作品の主人公よりもしなやかな強さがあるように思う。だから私も親戚のおばさんのように応援してしまうのだ。

どんなに時間がかかってもいいから、作品が続いていきますように。そしてエンドマークまで見ることができますように。空美ちゃんと六花ちゃんのコラボが見られる日が来るに違いないと思って楽しみにしている。
26人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年7月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大事な準決戦で熱を出してしまう六花。対照的に絶好調なあかねちゃん。
日本勢のローザンヌの行方は!?そして謎のローラ・チャンは?とますます盛りだくさんな本巻。
六花ちゃんは熱を出しつつもミラクルを出してくれるのかしら!?と思っていたらそんなこともなく残念。
でも、六花ちゃんのことですから、何かこのあと続くものが出てきそうとも思えるのですが、、、どうなるのかな。
そして結局本巻でもローラの正体はわからずじまい。でも、次ではいよいよ、何かがわかりそうな予感・・・。
もう毎回毎回続きが読みたくてもだえてしまいます。
コンテンポラリーが六花ちゃんに対してずっとキーワードになっていますが、それがいよいよ彼女にどう絡んでくるのか・・・楽しみでなりません。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート