「真奈美、嘘ついている。」
ラノベではメインヒロインが必須で、大抵サブヒロインが脇を固める様に配置され主人公は各種イベントをこなしながら全員との「それなりに均等な恋」を繰り広げます。此処が曲者でそれとなく仲は進展するのに最終的に一人に決まることは思ったより少なく、明日からも続く幸せな日常としてシリーズ終了...となるのがひとつのスタンダードとして在るようです。
「えーと、真奈美さん、あなたも麒央さんが好きじゃないんですか?」
もちろん一本道であらゆる危機を乗り越え吶喊するガチな恋話も結構楽しく、安心して彼らの恋を覗き見することが出来ます。この場合は明確に結ばれる、或いは確定された将来を予感させるというエンディングが多いようです。この場合恋敵がいても多少の鞘当て目的が殆どのようで最終的には身を引きます。
「もしも、真奈美さんがまだ麒央さんが好きで、一緒に愛人になってくれるっていうなら、とても心強いんです」
ずっと少ないのが複数エンド。異能力や魔法が当たり前に存在する割に、面白いことに現代を生きる日本人の道徳観念がラノベの中にしっかり生かされています。二股三股は御法度というわけですね。前巻までにエリスとアオイの間で麒央を共有するという方向になりましたが、これはあくまでキャーティアという宇宙人(当然日本人の恋愛観とずれています)が片方にいるから成り立っていたわけで、でも今回は
「2人をお願い&愛人に」「わたしは、全然構わないわよ、真奈美なら親友だし」
ある意味ラノベの枠のブレイクスルーうわぉ!(初恋MB、Room No1301等凄い作品もありますが)此処までストレートな文言に拍手です。具体的にどう表現出来るか未知数ですが、其処は楽しみにしておくのが吉ではないでしょうか。
読みにくいレビューとは思いますが楽しんでいただければ幸いです...おや、疾走れ撃てからゲストの方が来たようで。ではこのあたりで。
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あそびにいくヨ! 14 (MF文庫 J か 3-19) 文庫 – 2010/7/1
かみさまそこにおらりましか?
- 本の長さ258ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA(メディアファクトリー)
- 発売日2010/7/1
- ISBN-104840134294
- ISBN-13978-4840134293
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA(メディアファクトリー) (2010/7/1)
- 発売日 : 2010/7/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 258ページ
- ISBN-10 : 4840134294
- ISBN-13 : 978-4840134293
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,601,617位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 59,573位ライトノベル (本)
- - 280,984位文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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1970年沖縄生まれ、在住
1995年別名義で作家活動を開始
1999年神野オキナに改名、
「かがみのうた」でファミ通えんため大賞小説部門奨励賞を受賞
「かがみのうた」は後に
「闇色の戦天使」
に改題されて
ファミ通文庫で刊行(現在アドレナライズより刊行、前日譚の「かがみのうた」も独立して同社より電子書籍化)
ソノラマ文庫
「南国戦隊シュレイオー」
で初のコメディに挑戦(現在マイナビ文庫より電子書籍化)。
2003年MF文庫で
「あそびにいくヨ!」
第一巻刊行。
2018年、「カミカゼの邦」が大藪春彦賞候補作に
以後、漫画化、アニメ化されて本編全20巻、外伝4巻の代表作となる。
現在も精力的に活動中。
代表作
「警察庁私設特務部隊KUDAN」
「カミカゼの邦」
「あそびにいくヨ!」
「国防特行班E510」
「疾走れ、撃て!」
「エルフでビキニでマシンガン」
「イコライザー!」
「ウォーロック・ウィッチクラフト」等々
https://twitter.com/OKina001
ホームページURL
http://okina.razor.jp/
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年7月14日に日本でレビュー済み
2010年7月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
13巻までは、暇つぶしとしてなんとか読んできましたが、それもここまでとします。
話の底の浅さが顕著になってきて、納得のいかない思考・考察に対して、今巻途中で読み続けることが苦痛になって停止してしまいました。
作者はもう少し社会勉強をした方が良いのではないかと思われるほど、薄い内容を、どこかで見たような文言で誤魔化しているように見えてしまう文章です。
その辺を気にしない方には、サラッと読める作品です。
で、13巻まで読ませてくれたので星2個。
話の底の浅さが顕著になってきて、納得のいかない思考・考察に対して、今巻途中で読み続けることが苦痛になって停止してしまいました。
作者はもう少し社会勉強をした方が良いのではないかと思われるほど、薄い内容を、どこかで見たような文言で誤魔化しているように見えてしまう文章です。
その辺を気にしない方には、サラッと読める作品です。
で、13巻まで読ませてくれたので星2個。
2010年7月9日に日本でレビュー済み
前回のラストで告げられたローマ教皇との会談。
その裏で画策される様々な計画と少年少女の変化と成長が描かれます。
しかし読み終えてみると「少年少女の変化と成長」こそがメインだと
気付かされました。友人に幼馴染との関係も目が離せません。
いよいよ物語は大きな舞台へと移りそうです。
久々に登場した「鳥の彼女」の挿絵には思わずのけぞりました。
次巻は宇宙にでも行きそうな雰囲気です。
どうぞ楽しんでください。
その裏で画策される様々な計画と少年少女の変化と成長が描かれます。
しかし読み終えてみると「少年少女の変化と成長」こそがメインだと
気付かされました。友人に幼馴染との関係も目が離せません。
いよいよ物語は大きな舞台へと移りそうです。
久々に登場した「鳥の彼女」の挿絵には思わずのけぞりました。
次巻は宇宙にでも行きそうな雰囲気です。
どうぞ楽しんでください。