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草食系男子の恋愛学 (MF文庫 ダ・ヴィンチ も 2-1) 文庫 – 2010/6/22
優しく、まじめで誠実だけれどなかなか恋愛に積極的になれない男性=「草食系男子」。「いい人」で終わってしまいがちな「草食系男子」は多数存在する。
女性は幼い頃からマンガなどで「恋愛教養度」を高めているが、男性はそうした機会に恵まれず、いきなり恋愛の荒海へ放り出される。両極端である「オタク」化や「鬼畜」化はそうした現状にも起因している。
「モテ」なくてはいけない、「非モテ」はイヤだ、というニーズは広くあり、世に「モテ本」が隆盛を極めているが、そこでの「モテ」とは「不特定多数の異性に好意を持たれるためのテクニック」だ。
本書では、「モテる」とは「好きな人とつきあえること」とし、「そうした男になるためには、女の子の身になって考えたり、感じたりできるようになるのが一番大事」というメッセージをストレートに伝える。「暗い青春」を過ごしながら、年月を経て、「恋愛上手とは人間理解が深いこと」と悟った著者が、自らの実体験、また学問的アプローチから、会話やコミュニケーション、正しいエッチの知識などを解説していく。
- ISBN-104840134324
- ISBN-13978-4840134323
- 出版社メディアファクトリー
- 発売日2010/6/22
- 言語日本語
- 本の長さ212ページ
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商品の説明
著者について
登録情報
- 出版社 : メディアファクトリー (2010/6/22)
- 発売日 : 2010/6/22
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 212ページ
- ISBN-10 : 4840134324
- ISBN-13 : 978-4840134323
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,286,967位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 241,983位文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
1958年高知県生まれ。東京大学大学院、国際日本文化研究センター、大阪府立大学現代システム科学域を経て、現在、早稲田大学人間科学部教授。哲学、倫理学、生命学を中心に、学術書からエッセイまで幅広い執筆活動を行なう。代表作はいまのところ『無痛文明論』だが、そのほかに、男性セクシュアリティ論の話題作『感じない男』、草食系男子ブームの火付け役となった『草食系男子の恋愛学』、オウム真理教事件から哲学する『宗教なき時代を生きるために』、脳死論の古典『脳死の人』、生命倫理の重要作『生命学に何ができるか』、絶版になってしまったメディア論『意識通信』などがある。日本語サイトは、http://www.lifestudies.org/jp/ 新刊『まんが 哲学入門』(講談社現代新書)は私自身がまんがの原画を描いた問題作。鉛筆描き原画はhttp://www.lifestudies.org/jp/manga/で見られます。反出生主義の克服を考察した『生まれてこないほうが良かったのか?』(筑摩選書)。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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流行語としての「草食系男子」は反吐が出る程嫌いであるが、本書全体にまたがるテーマとしての「草食系男子」(と称される恋愛に対し奥手な人間)に対する著者のメッセージは非常に良かったと思うし、個人的にも参考になる箇所がたくさんあった。
今すぐ必要になる予定は無いが、また困ったときに読もうと思う。
タイトルに「草食系」とあるが,それ以外でも使える一般的なものになっている.だからこそ,草食系ならではの部分が少なく,強いて言えば「フェミニズム」なのが気になる.たとえば,草食系にレイプの話や女性にホステスの役割が期待されていることを説くが必要があるだろうか?
そのほか,客観的知識だけで語るのは不誠実,と書いておいて,男性である著者が次に書いた内容は男性が体験することが出来ない女性の性の話だったり,「異性をがつがつ求め」ない草食系に向けた本で,デートに誘おうと思うまでは簡単に書かれている割にコンドームの使い方は詳細に書いてみたりと,コンセプトが不安定な部分も見受けられる.(それぞれの内容が重要でないと言いたいのではない)
単にマーケティング的に「草食系」が使われているようでそこが残念で仕方ない.
男性が読むと、女性にここまでしないといけないのかと思う方が多いと思います。また、男性が好きな女性を絶対に落とす方法、性交回数を増やす方法などの説明書でもありません。女性はもちろん同性にも好感を持たれる人になるための参考書です。
一人のパートナーを真剣に考えるためにどうしたら良くて、どういう気持ちで望めば良いかがある程度分かります。しかし、最後は心と身体の相性だと個人的には思います。相性が合わない方とはどれだけ頑張っても続かない。
パートナーに不満があれば、一読した方が良い本ですね。改善策が見つかりますね。
人生論を、若者向けに優しく語れる著者の森岡教授はすごい。
・人間的魅力
女性は好感を持った男をもっと知りたいと思う。何よりも知りたいのは、彼の人間的魅力。
人間的魅力とは、彼の「感受性」「思考方法」「経験の蓄積」「観察力」「道徳性」「不良じみたところ」「情熱」「安心感」など、人間としての味わい深さのこと。
自己の成長を願い、夢を持ち、全身から心意気があふれているとき、若者はまぶしく魅力的に見える。
どんな容姿でも、この心意気のオーラに包まれていると、その容姿は個性的な魅力へと変わる。
・劣っているからモテないは間違い。
好きな女性をデートに誘うとき、劣等感のある男は次のように考える。「自分みたいな魅力のない男と話したって面白くないに違いない」
すると自分のふるまいに自信がなくなり、女性の前でおどおどし、視線を合わすことができなかったりする。その結果、「やっぱり自分はダメなんだ」と落ち込み、劣等感は強化される。
・他人との比較が魅力を奪う
「自分はこんなつまらない人間だ」「何をやってもダメなんだ」「このままいくしかないんだ」という、開き直りや、ひがみは人間的魅力を奪い去る。
いまの自分をまるごと認めることで「余裕」が生まれる。その姿から、控えめでどっしりとした雰囲気が立ち上ってくるようになる。
そして、好きになった女性に対して、「私は、ちっぽけで欠点だらけの人間だが、そういう私が、あなたのことを好きになってしまったのです」と、誠実な態度と言葉で伝えることができるようになる。
「自分は劣っているからモテない」という思考回路を断ち斬る。真の自信は、他人との比較をやめたあとに生まれる。
・他人をリラックスさせる人の魅力
他人に、完全さを要求したり、首尾一貫を求めたり、他人よりも優れていることを要求しないようにする。すると、なにかしら安らげる雰囲気、自然と癒される雰囲気が漂うようになる。
ありのままの自分自身を許せていると、ありのままの他人も許せるようになる。
無理な要求をせず、無理にがんばらず、自分の中の柔らかい心を育てていくことで、人間的な魅力を手に入れることができる。女性は、このような男性のそばで、自分の居場所を見つけることができる。
・時間をかけて作る
人間的魅力を伸ばすのに、即効性のある解決策はない。仕事にやりがいを感じ、歯を食いしばって夢を追い続け、歳月とともに、顔は引き締まり、適度に傷つき、風雪に耐えてきた魅力をたたえるようになる。女性は、このように人生経験を積んだ、味わい深い男性を好きになる。
・女性からのサイン
女性は心の準備ができたらサインを出す。そのサインとは……。
続きは本書を。
内容は、非常に本質的である。他の本にも似たような記述はあるだろう。
しかしながら、本質的な故に、とても大事なことが書かれている。筆者自身が、恋愛に対して非常にコンプレックスを持っていた為に本質的な、頭ではわかっている様な内容ではあるが、非常に的確にリアリティを伴って迫ってくる文章である。
単なる恋愛の本ではなくて、自己啓発書に書かれている内容も含まれている素晴らしい本である。この内容が心からわかった時、恋愛だけでなく全ての人間関係が上手く行くと思える。
この本がまさにそれである。まずねこの本と草食系男子とは全く関係がない。
よくありがちな、万人には全く役立たない著者の独自の視点による恋愛マニュアル本である。
あまりの内容のひどさに途中で読むのを放棄した。
相手が自分に気があるのなら、こんな本のマニュアルに従わなくてもうまくいく。
逆に、マニュアルに頼らないといけないような相手なら、その恋は成就しない。
書かれている内容もさんざんどこかで書かれてきくたものだし、新鮮味はまるでない。
大体、女性の話をうんうんと聞くだけで、相手から好かれるほど現実は甘くない。
最近読んだ本の中で、ぶっちぎりで最低の本であった。