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もしもし、運命の人ですか。 (MF文庫 ダ・ヴィンチ ほ 2-1) 文庫 – 2010/12/21

4.2 5つ星のうち4.2 15個の評価

黙々と働く昼も、ひとりで菓子パンをかじる夜も、考えるのは恋のこと。あのときああ言っていたら……今度はこうしよう……延々とシミュレートし続けた果てに、〈私の天使〉は現れるのか? 人気歌人による恋愛エッセイ集が、待望の文庫化。解説は、『臨死!!江古田ちゃん』の漫画家・瀧波ユカリ。
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商品の説明

著者について

1962年、北海道生まれ。歌人。『世界音痴』『本当はちがうんだ日記』『現実入門』などのエッセイでも人気を博す。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ メディアファクトリー; 一般文庫版 (2010/12/21)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/12/21
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 188ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 484013667X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4840136679
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.7 x 1.2 x 14.8 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 15個の評価

著者について

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穂村 弘
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上位レビュー、対象国: 日本

2016年9月25日に日本でレビュー済み
穂村エッセイの味わいである、重度のロマンチスト脳内妄想と、現実のエピソードの敏感で明晰な差し込みが畳み込む、いたかゆ気持ちいい妙味にとりこになる一冊。瀧波ユカリさんの解説がまた非常に面白いのだが、いわく『きゅんきゅん』となると。なるほど、瀧波先生、女性視点で的を得ていらっしゃる。

29エッセイが収められており、1エッセイあたり6ページ程度の長さ。テンポが良く、移動途中などでも気軽にリフレッシュできる長さと思います。

恋愛スタンプカードの仕組みに思いを馳せた末に『5のつく日はスタンプ2倍とか、あるのだろうか』まで妄想がぎゅいんぎゅいん回っちゃってるし、『胸が痛い。ほとんど物理的に痛い。』とヤワなハートすぎるし、あまりに『どきっ』としてるし『きゅんきゅんきゅーん』としちゃってる。そんな、恋愛にまつわるエッセイです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年6月6日に日本でレビュー済み
これ、凄いです、妄想爆発です。

が、こういう心理わからないでもない、そしてきっと文科系男子なら誰でも少しはこういう要素を持っているはず。無いと言い切る人は嘘つきか、体育会系100%のマッチョの可能性あり。ただし「穂村 弘のエッセイが好き」というカミングアウトはオススメしません。

だって、妄想が過ぎる。

その、過ぎる妄想が笑えて可笑しい。しかも44歳。もし、この「穂村 弘」が本名なら(絶対違うと思うが)この人は相当凄い人だと思う。

そして恐らく、この人の妄想もかなり冷静に観察して創り込んでいる、そしてそれをある程度隠して、「エッセイ」という形を採って売っている(小説じゃないから創作じゃないです、という形をとる)。その技術(妄想を客観的に観察した上で、笑える様に創り込む技術)は評価していいと思う。でも素ではないと思います。

だって、素でこんな人いたら社会人じゃない。でも、(また私も恥ずかしいがこういう傾向が少しはある、だから笑える)ある一定度の割合の男性方に(こういうのを好む女性も一定割合でいます)売れるのでは。

妄想的生活の中の笑いを求める方にオススメ致します。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年10月24日に日本でレビュー済み
 私は長女だし、名前も線対象だけど、ほむほむなんかに
キュンキュンなんかしてやんない。

妄想がひどいとか自意識過剰とか言っちゃって、気を
惹いてくるけど、もしかして自意識過剰=無意識が
少ないってことなんじゃないか?

だとすると、ダメ男どころか、ぜーったいいい仕事
してるはずだよ?分かる人にはわかるでしょ?

もう!ほむほむなんかにキュンキュンなんか

してやんない。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年11月12日に日本でレビュー済み
学校で教わる訳でもないのに、沢山の人たちが通る恋愛と言う作業。
別に誰に教わる訳でもなく、生まれたての仔馬みたいにすぐに立ち上がることが
出来る人もいれば、暗闇の地雷原を走ったり、免許も持っていないのにジェット
機を操縦するかのような感覚に陥り、かすかな期待を抱いては地雷が爆発したり、
ジェット機が墜落してしまうという憂き目に遭う自分みたいな人もいる。
渋谷や表参道や横浜元町あたりを歩いている数多の『つがい』達が皆、他に誰も
いない場所で「好き」だの「惚れた」だの、「愛している」などと言った言葉を
ウィスパーしていると思うと、最早ちょっと引いてしまっている自分がいるのは、
イソップ童話の『すっぱいぶどう』よろしく、手に入れたくてたまらないのに、
いくら努力しても手が届かない女性やモノ、職業、地位などがある場合、それらを
価値の無いもの或いは自分にふさわしくないものとみなす事で諦め、自分自身を
納得させる行為なのだろうか?

この本はあくまで『恋愛至上主義の敗者(?)』である筆者の現状の分析でしか
なく、根本的な解決策は書かれていないが、色恋沙汰に対してもやもやを抱えて
いる人が自分の傷を舐めるのには丁度良い。

言っておく。『いいひと』という言い方は、その相手に対し、あまり興味が
無いか、いいところが見つからないから言っている当たり障りの無い言葉に
過ぎない訳であって、決して褒め言葉ではないのだ。残念ながら。本を読み
ながら、痛いほど痛感させられましたよ。ええ。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年8月8日に日本でレビュー済み
脳内恋愛活発化されていく様子がページをめくるごとに増大されていく濃度の濃さに快感のような面白みがあって、著者の恋愛観にたちまち魅了されてしまいます。
常識的にとらわれない過敏な著者の恋愛意識に、現実なのか妄想なのか次第に区別ができなくなる不思議な感覚にも陥ってしまいました。ある意味注意が必要な読み物です。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年3月22日に日本でレビュー済み
書評雑誌ダビンチの連載がまとめられたエッセイ集です。
短歌では天才とか鬼才の名を欲しいままにした穂村弘ですが,エッセイとなると
「ここまで現実に向かない自分」が爆発のそれはそれはなさけない,情けないがためにある特定の層には偏愛される,そんな作品を著していました。
本作では大人になれない自分の姿は前よりも薄まり,ちょっとひねりの利いた文系男子恋愛エッセイとなっています。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年5月3日に日本でレビュー済み
コンタクトレンズをつけたまま眼鏡をかけてしまったような、遠近感の狂うエッセイだと思います。
私は著者の世界観が好きですが、友人は「自己陶酔的」と感じたそうな。
日常にはファンタジーの要素がいくつもあって、私にはそれが見えていなかったのかもしれない!と思い直しました。
恋愛というよりは、偏愛?
好きなのは相手ではなくて自分?
と自分の恋愛に対して一抹の不安を覚えたことのある人は読んでみて面白いかもしれません。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年1月25日に日本でレビュー済み
最高に笑えます。思わず顔がにやにやしてしまうので、電車の中では読めません。しかし、今の恋愛の「本質」が解る本でもあります。「異性の優劣を評価して商品のように恋人を選択する恋愛」と「自らの軸を持ち、ぶれない魅力のある相手にはまってしまう恋愛」の二通りの恋愛が描かれています。私は前者の恋愛はしたことがありませんが、こちらのつまらないタイプの恋愛に浸っている人は結構多いんじゃないでしょうか。しかし今の文壇ってこんな考えかたをする軽い人たちが群れているんでしょうか?だとしたら今の純文学がつまらないのもよく分かります。私にとっては、おもしろさと、嫌な感じの同居する本です。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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