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短歌ください (ダ・ヴィンチブックス) 単行本 – 2011/3/18
穂村 弘
(著)
ルールは五・七・五・七・七だけ。本の情報誌『ダ・ヴィンチ』の短歌投稿コーナー「短歌ください」に寄せられた短歌から、人気歌人・穂村弘が傑作を選出。鮮やかな講評が、短歌それぞれの魅力をいっそう際立たせます。
- 本の長さ253ページ
- 言語日本語
- 出版社メディアファクトリー
- 発売日2011/3/18
- 寸法12.7 x 1.9 x 19.5 cm
- ISBN-104840138648
- ISBN-13978-4840138642
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商品の説明
著者について
1962年、北海道生まれ。歌人。エッセイでも人気を博し、『もしもし、運命の人ですか。』『世界音痴』『現実入門』『絶叫委員会』など著書多数。短歌評論『短歌の友人』で伊藤整文学賞受賞。
登録情報
- 出版社 : メディアファクトリー (2011/3/18)
- 発売日 : 2011/3/18
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 253ページ
- ISBN-10 : 4840138648
- ISBN-13 : 978-4840138642
- 寸法 : 12.7 x 1.9 x 19.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 190,734位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 326位外国詩
- - 495位詩集
- - 6,105位エッセー・随筆 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年4月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
雑誌「ダ・ヴィンチ」に連載の「短歌ください」の単行本化。読者からの、テーマにのった短歌や自由詠が
集められている。三十一文字で表現される意外な感性や世界観。追いつけないながらも、ため息をついてしまう。
それにもまして、著者の切れ味鋭い評に、がつんとやられる。そんな風によむことができるんだと。
言葉を言葉の通りにしか受け取れないひとがいるが、あまりに寂しい。言葉の先に、或いは裏に、あるものを
感じ取れるか。これは一つの自分の柔軟さの現れとおもえる。短歌は、こんな柔軟さを鍛えるものかもしれないと、
感じた。
集められている。三十一文字で表現される意外な感性や世界観。追いつけないながらも、ため息をついてしまう。
それにもまして、著者の切れ味鋭い評に、がつんとやられる。そんな風によむことができるんだと。
言葉を言葉の通りにしか受け取れないひとがいるが、あまりに寂しい。言葉の先に、或いは裏に、あるものを
感じ取れるか。これは一つの自分の柔軟さの現れとおもえる。短歌は、こんな柔軟さを鍛えるものかもしれないと、
感じた。
2021年1月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
雑誌『ダ・ヴィンチ』掲載の短歌投稿欄をまとめたもの。読者の投稿短歌と、著者の選評(時に、改悪例)が読者を短歌の世界に誘う。穂村は褒め上手だ。改悪例を読むと、「ありきたり」「月並み」な表現がダメなのだなと思う。
2019年9月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読みやすいです。
2014年6月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
穂村弘は、その新鮮な表現によって、今まで誰も詠わなかった新しい感覚の短歌を作った。その彼が選者となり、雑誌『ダ・ヴィンチ』に読者投稿欄が設けられた。そこに選ばれた短歌に穂村がコメント。選者の穂村に似た新感覚の歌がたくさんあるのに驚いたが、実に嬉しいことだ。幾つか挙げてみよう。「じゃんけんでいつも最初にパー出すの知っているからわたしもパーで」(須田千秋・女)、こんな優しい歌があると思えば、いかにも女子高校生らしい可愛い歌も、「来年はコスプレだねって話したら白セーラーは遺影の沈黙」(はつにか・女・18歳)、そうか、卒業すればセーラー服はコスプレになってしまうのか、「『ねむる』の『む』その字のふかさに気付くときあたしのあたまのうえにてのひら」(りえ、女・17歳)、大好きな人の隣で眠ったとき、寝る、と、眠る、の違いに彼女は気付いた。恋のピリピリした歌もいい、「歪んでる、そう呟かれドキリとしフォークのことだと気付くまで10秒」(亜にま・女・20歳)、「かまわないでかまわないわよかまってよ(フリルのついた鎌振り下ろす)」(蜂子・女・28歳)、韻の踏み方も上手い。そして批評的な歌もある、「カット・オフ・控えめ・ハーフ・ノン・ゼロのカロリーバイオレンスを食らう」(伊藤真也・男・36歳)、カロリーが敵視されている最近の食品、「国の旗たとえば花柄だとしても並んだらやっぱり怖いのやろか」(片野伊名・女・19歳)、並ぶ国旗はナショナリズムの誇示から自由ではない。読者の短歌を添削して「改悪例」を穂村が作る例が面白い。例えば、「ビンボーな爺の話に興奮し まったく眠らぬ息子よ眠れ」(ザみえこマン・女・35歳)を改悪して、「ボーケンする王の話に興奮し まったく眠らぬ息子よ眠れ」(穂村)。なぜ「ビンボーな爺」はよくて「ボーケンする王」はダメなのか。意外性こそがリアルさを生み出すのだ。
2017年11月22日に日本でレビュー済み
読書月刊誌「ダヴィンチ」に掲載している「短歌ください」を再編集してまとめたもの。次の主題について言及していて、次の節がその主題の場合もあれば、間に別のものが入ることもある。あとがきに言い訳も書いていない。索引がない。知り合いの作品調べ見つからず、全部読んでもわからなかった。親切なんだか、不親切なんだか。
2017年1月18日に日本でレビュー済み
雑誌「ダ・ヴィンチ」に連載されていた短歌投稿シリーズをまとめた本。
章ごとにテーマが決まっていて、自由詩とともに掲載されている。
どの作品も面白くてレベルの高い物ばかり。
たった31音の中にここまで意味を詰め込むことが出来るのかと改めて思い知らされる。
短歌を気軽に楽しみたい人にはおススメの一冊。
章ごとにテーマが決まっていて、自由詩とともに掲載されている。
どの作品も面白くてレベルの高い物ばかり。
たった31音の中にここまで意味を詰め込むことが出来るのかと改めて思い知らされる。
短歌を気軽に楽しみたい人にはおススメの一冊。
2023年7月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
詩集は一種のカタルシスがあるものだけれど、これはTVのバラエティ番組を見ているようで。個人個人の欲求が押し寄せる混沌とした世界だ。つまるところ、選者の人となりそのものを反映した作品ばかりだ。著者の「ぼくの短歌ノート」はまだ読めるけれど詩集はダメだ。たぶん、わたしとは合わないのだろう。
俵さんのあとがきがもっともよかった。
俵さんのあとがきがもっともよかった。