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タイム・リープ あしたはきのう<上> (電撃文庫 た 5-1) 文庫 – 1999/5/1

4.6 5つ星のうち4.6 245個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ メディアワークス (1999/5/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1999/5/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 224ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4840205582
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4840205580
  • カスタマーレビュー:
    4.6 5つ星のうち4.6 245個の評価

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高畑 京一郎
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上位レビュー、対象国: 日本

2023年10月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔々にオーディオドラマで聞いて原作を買いました。
一週間の期間を時間割のように、少しずつ埋めていくという展開が実に素晴らしいです。
オーディオドラマ版をamazonmusicで配信してほしいものです。
2016年8月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日ごろ小説なんてほぼ読まない私ですが、何かでこの小説の名前を知って衝動買いで購入しました。
ところが、読みすすめると途中で止めることができなくなるくらい引き込まれてしまいました。

この作者は有名な人のようですね。
すぐにこの下巻を購入。

その後「ダブル・キャスト」という同じ作者の作品の上下巻も読みました。
内容の良さでは他の方も書いていましたが、「ダブル・キャスト」よりも「タイム・リープ」の方が上でした。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年12月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
主人公が一週間という短い期間の過去と未来を、行ったり来たりする物語です。
一方で協力者は、通常の時間軸でこの問題を解決しようと動きます。

これだけでも大変そうなのに、読み進めると上記以外にも様々な条件があることがわかり、どんどん行ったり来たりが繰り返されてかなり複雑な様相を帯びていきます。
それにもかかわらず、協力者の台詞でそれを分かりやすく説明しているのが本当に凄い。
そして整合性を欠くことなく、伏線をきっちり回収しているところはもっと凄い。
文章力も構成力も優れているうえに、矛盾の無いよう綿密に考えているとか、この著者どんだけ凄いのよ。

時間跳躍は本人にとってかなり憂鬱な出来事かと思いますが、作品自体は陰鬱な感じはなく、コミカルなキャラクターのおかげか楽しく読めました。

ただ、下巻に入って少ししてから何となく先が読めてしまったので、グイグイ読み進めたくなる力は少し弱く感じました。
しかしあまりにも読みやすいので、上下巻ながらスラスラ読めてしまいました。

ライトノベルは25年ほど遠ざかっていたのですが、ライトノベルと敬遠せず面白そうな作品はどんどん読んでみようと、こちらを手にとりました。
老若男女楽しめると思います。
読んで決して損はしない作品です。
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年5月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
クリス・クロス――混沌の魔王――で電撃大賞を獲った高畑京一郎の作品。本作が二作目。テーマは時間旅行。

突然、時間旅行を起こすようになってしまった主人公が、『過去に書かれた自分のメッセージ』に従いクラス一の秀才に頼み込み、解決をはかろうとする。

一般的なタイムトラベルものと違うことは読んでいくと作中で説明される。
秀才がつけた主人公が起こす時間旅行の仮の名前がタイトルにある『タイム・リープ』なのである。

上巻にはタイムリープの解説部分があり、主人公と共に時間旅行の復習をする場面があるが、ここは実際に作中と同じようにノートに書き出してみると面白いだろう。

過去と未来が錯綜し、厳しい制約や一定の法則がある中、それを乗り越えて主人公は現象を止めることができるのか?

昨今のライトノベルと違い、挿絵も少なく実写風で硬派なイメージを受けるが、実際にしっかりとした文で読み応えのある本である。
主人公は表紙の女子で秀才は男子であるが、その間に恋模様は産まれるのか?それは下巻を楽しみにしてほしい。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年5月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
数あるタイムパラドックスものの中でもよく練られていて面白い。
サクッと読めるし、伏線回収も爽快。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年1月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても素晴らしいかったです
久々にいい本を読みました
無駄が一切なく、少しずつ真相に近づいていく感じがライトノベルとは思えない出来でした
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年8月11日に日本でレビュー済み
この作品では、ある人がその体ごと時間を移動することをタイム・トラベル。
ある人の精神(と記憶)のみが時間を移動することをタイム・リープと呼んで区別している。
タイム・リープでは、時間移動した後にその時代に存在する本人の体に精神がおさまることになるので、本人が生まれる前の過去や死んでしまった後には時間移動できない。
また、移動するのは精神のみなので、同一時間に本人が二人出現する、ということもない。
この設定はオリジナルなのかな? よく考えられてると思う。
これ相当昔の作品のようだけど、ぜひ上下巻とも読んでみてほしいと思う。

主人公は、強烈なストレスにさらされるとタイム・リープしてしまう体質を獲得してしまう。行き先が過去か未来かはわからない。
優等生のクラスメートと一緒にタイム・リープの発動条件を推理したり、因果関係を崩すことなく情報をやり取りする方法を考えたりして、面白かった。

過去に行ったり未来に行ったりするんですが、辻褄が合わないと思われるところがある(たぶん)。
おそらく、作者のミスではなくワザとだろうな。

★ひとつ減らしたのは、本編に性暴力に関する描写があり不快に感じたのと、意味不明なあとがき(?)。何なのあれ。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年6月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ラノベといえば、可愛い女の子が出て来て…。
そんな今のラノベに嫌気がさしている人がいると思う。僕もそのうちの一人で、この作者の違う本を読んで感動した。女性キャラが出てこない(笑)
そんな作者の作品とあって期待して読んだこの作品は、女性キャラが主人公だが、萌え要素は殆どなく素晴らしいストーリー仕立て。
一読の価値あり!
上・下合わせて買わないと続きが気になりすぎて、困るかも…。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート