巨大な彗星の衝突により破滅の危機に追いやられた星が辿るのは、死と嘆きと絶望の時代。
灼熱の豪雨が振り注ぎ、地割れした地面からは火柱が立ち上ぼる。
それに伴う人々の絶叫と断末魔。
舞い上がった砂塵は空を覆い陽光を遮断しきってしまい、数十年も吹雪が止まない極寒の世界が続いてゆく。
更には空の上に浮かべた大地から兵器を撃ち放つ狂った独裁者。
死んだ方がマシだと思えるような時代に生き残ってしまった青年達の笑いと友情と絆なんて糞ほども無い、血生臭く嘲笑的で鬱まっしぐらな物語。
誰も他人を信用していません。
そんな中、絶望と恐怖に嘆く人々の前に表れたのは希望をもたらす正義のヒーロー等ではなく、空の独裁者に負けず劣らず狂ったカーレル・ベルセリオスという名の科学者。
存在そのものが闇だと思えるような風貌のカーレルは自分の中の小さな光を見つけた時、その瞬間から世界を大きく変えていく……。
妹の小指に誓った、愛と平和のために。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
テイルズオブデスティニー 天地戦争編 (電撃文庫 さ 2-2) 文庫 – 2000/9/1
- 本の長さ254ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA(アスキー・メディアワ)
- 発売日2000/9/1
- ISBN-104840209626
- ISBN-13978-4840209625
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA(アスキー・メディアワ) (2000/9/1)
- 発売日 : 2000/9/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 254ページ
- ISBN-10 : 4840209626
- ISBN-13 : 978-4840209625
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,339,339位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中5つ
5つのうち5つ
4グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2007年1月29日に日本でレビュー済み
デスティニー1、2で語られる天地戦争…。ソーディアンとその宿敵ミクトラン、バルバトスとの確執が明らかに…
なりません。
この作品はデスティニー2が作られる前の物なので、何もかも現在の設定とは違っています。
当時私はこの本のキャラのイメージが強く、デスティニー2が発売されて、
出てきたソーディアンのオリジナルの人間のデザインがこの本の見る影も無かったので驚きました。それ程違います。
主人公はカーレル・ベルセリオス。ゲームと全く違い、人格破綻者の科学者で、ヒロインはアトワイト。性格はゲームのものと近い感じだと思われます。
しかし、話は暗く重厚、ややピカレスク的で他のテイルズ小説とは一線を駕していて、若干文学的です。
ですが、デスティニー2発売後でもひとつの読み物として読めるので、
テイルズファンの方、あるいはキャラの設定に失望しない自身がある方は、機会があれば是非とも手にとって読んで欲しい作品です。
なりません。
この作品はデスティニー2が作られる前の物なので、何もかも現在の設定とは違っています。
当時私はこの本のキャラのイメージが強く、デスティニー2が発売されて、
出てきたソーディアンのオリジナルの人間のデザインがこの本の見る影も無かったので驚きました。それ程違います。
主人公はカーレル・ベルセリオス。ゲームと全く違い、人格破綻者の科学者で、ヒロインはアトワイト。性格はゲームのものと近い感じだと思われます。
しかし、話は暗く重厚、ややピカレスク的で他のテイルズ小説とは一線を駕していて、若干文学的です。
ですが、デスティニー2発売後でもひとつの読み物として読めるので、
テイルズファンの方、あるいはキャラの設定に失望しない自身がある方は、機会があれば是非とも手にとって読んで欲しい作品です。
2002年4月21日に日本でレビュー済み
本編中では、既にソーディアン達の記憶に留まるのみとなっていた、千年前の“星の災厄”と天上軍と地上軍の戦争:天地戦争における物語です。
憎しみ、自己満足等の人の暗い感情を軸に描かれており、ストーリーは少々重いように思います。その点において、ゲームのノベライズでありながら、素晴らしい文学作品であるといえるのではないでしょうか。
もちろん、テイルズのノベライズですので、テイルズシリーズの思想が好きな方には、特にお勧めします。
また、ゲーム中では詳しく語られなかったレンズ、ソーディアンに関しても触れられており、ストーリーだけではなくデスティニーの設定資料としても楽しめると思います。
憎しみ、自己満足等の人の暗い感情を軸に描かれており、ストーリーは少々重いように思います。その点において、ゲームのノベライズでありながら、素晴らしい文学作品であるといえるのではないでしょうか。
もちろん、テイルズのノベライズですので、テイルズシリーズの思想が好きな方には、特にお勧めします。
また、ゲーム中では詳しく語られなかったレンズ、ソーディアンに関しても触れられており、ストーリーだけではなくデスティニーの設定資料としても楽しめると思います。