本作、ウィザーズブレインには泣ける話、熱い話は数多くありますが、その中でもこの3巻は最高傑作かと思います。
シリーズの他の巻に比べて戦闘描写が薄いことだけがやや玉に瑕かと思いますが、それ以上に人間関係、心理描写の切なさが際立っていて中盤以後は読む手が止まらなくなりました。
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ウィザーズ・ブレインIII 光使いの詩 (電撃文庫) 文庫 – 2002/10/9
『黒衣の騎士』、ふたたび。人気シリーズ第3弾!
《マザーシステム》暴走によるシティ・神戸崩壊から3ヶ月。
北米のシティ・マサチューセッツは、簡易型の《魔法士》量産に成功した研究機関《ウィザーズ・ブレイン・ファクトリー》と軍の、奇妙な共同統治下にあった。
《ファクトリー》の《魔法士》ディーは、破壊活動を行う遠距離攻撃型魔法士《光使い》を追ううち、一人の《魔法士》と出会う。
その男こそ、かつて最強と謳われた《黒衣の騎士》、黒沢祐一だった……。
《マザーシステム》暴走によるシティ・神戸崩壊から3ヶ月。
北米のシティ・マサチューセッツは、簡易型の《魔法士》量産に成功した研究機関《ウィザーズ・ブレイン・ファクトリー》と軍の、奇妙な共同統治下にあった。
《ファクトリー》の《魔法士》ディーは、破壊活動を行う遠距離攻撃型魔法士《光使い》を追ううち、一人の《魔法士》と出会う。
その男こそ、かつて最強と謳われた《黒衣の騎士》、黒沢祐一だった……。
- 本の長さ408ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2002/10/9
- ISBN-10484022191X
- ISBN-13978-4840221917
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2002/10/9)
- 発売日 : 2002/10/9
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 408ページ
- ISBN-10 : 484022191X
- ISBN-13 : 978-4840221917
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,176,689位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2005年4月12日に日本でレビュー済み
シリーズの三番目とは知らずに、表紙だけで惚れ込んで買った作品です。この巻だけ読みましたが、支障は全くありませんでした。
とにかく、悲しく切なく、それでいて家族愛をひしひしと感じる作品です。「闘うためにつくられた生命体」という設定はありきたりなのですが、戦闘システムの設定の丁寧さと、しっかりした描写で、とっても新鮮です。
あまり多くは語らずに、はやく読んでいただきたい作品です。ですからあまりここで説明はしません。ただ、長年本を読んできて、ティッシュ片手に涙を流しながら読んだのはこの本だけです。小学校の時に買った本ですが、まだ大事に本棚にあります。飽きっぽくてすぐに本は売りに出してしまう私が、始終大事にしようと思えた本です。一人でも多くの方に読んでほしいと思います。
とにかく、悲しく切なく、それでいて家族愛をひしひしと感じる作品です。「闘うためにつくられた生命体」という設定はありきたりなのですが、戦闘システムの設定の丁寧さと、しっかりした描写で、とっても新鮮です。
あまり多くは語らずに、はやく読んでいただきたい作品です。ですからあまりここで説明はしません。ただ、長年本を読んできて、ティッシュ片手に涙を流しながら読んだのはこの本だけです。小学校の時に買った本ですが、まだ大事に本棚にあります。飽きっぽくてすぐに本は売りに出してしまう私が、始終大事にしようと思えた本です。一人でも多くの方に読んでほしいと思います。
2023年8月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ちょっと主人公のキャラクターが合わなかった。とはいえ戦うことの罪を背負うことを決意したシーンは良かった。
2009年8月27日に日本でレビュー済み
魔法士には、人間として生まれたあとに改造されてなる後天的魔法士と、生れ落ちたときからI-ブレインを備えている先天的魔法士がいるらしい。今回のお話は、同じ先天的魔法士でも、研究者の手により人工的に作られた少年ディーと、魔法士の母親から生まれた少女セラが出会う物語である。
このシリーズの主役は魔法士である。だからこれまでも、様々なタイプの魔法士が登場してきた。彼らは人間と同じ様に食事をし、笑い、悩み、生きている。しかし一方で、I-ブレインという強力な演算装置を自らの内に持ち、周囲の物理法則を塗り替えてしまう程の処理を行える。普通の人間から見ると、一種のバケモノ、別種の生物だろう。
ところで、進化とは何だろうか。進化論によれば偶然とほんの少しの遺伝子の変異により発生する奇跡であり、創造論によれば創造主によりデザインされた新たなる生物の誕生ということになるだろう。つまり魔法士とは、人工的に進化を促進された人間、と見ることもできる。
これまでの物語は、研究対象である魔法士の視点で世界を描いていた。だが、元々、著者は研究者らしいので、今後は研究する側の視点から世界が描かれることもあるだろう。どんな解釈をするのかが、少し楽しみである。
このシリーズの主役は魔法士である。だからこれまでも、様々なタイプの魔法士が登場してきた。彼らは人間と同じ様に食事をし、笑い、悩み、生きている。しかし一方で、I-ブレインという強力な演算装置を自らの内に持ち、周囲の物理法則を塗り替えてしまう程の処理を行える。普通の人間から見ると、一種のバケモノ、別種の生物だろう。
ところで、進化とは何だろうか。進化論によれば偶然とほんの少しの遺伝子の変異により発生する奇跡であり、創造論によれば創造主によりデザインされた新たなる生物の誕生ということになるだろう。つまり魔法士とは、人工的に進化を促進された人間、と見ることもできる。
これまでの物語は、研究対象である魔法士の視点で世界を描いていた。だが、元々、著者は研究者らしいので、今後は研究する側の視点から世界が描かれることもあるだろう。どんな解釈をするのかが、少し楽しみである。
2005年9月6日に日本でレビュー済み
かっこいい!
様々な能力の魔法士が登場する本作もとうとう3巻目。
今回新たに登場するのは、大量殺戮を得意とする空間制御特化型魔法士、『光使い』――。
その優しさゆえに人を傷つけることを極端に嫌うディーは、戦いの中で何を見出すのか?
守るべき存在を得た時、彼は戦う自分にある決意を誓う。
圧倒的スケールで展開される魔法士の戦いは、思わず手に汗握ることでしょう。
アクション好きなあなたに、この作品はおすすめなのです。
様々な能力の魔法士が登場する本作もとうとう3巻目。
今回新たに登場するのは、大量殺戮を得意とする空間制御特化型魔法士、『光使い』――。
その優しさゆえに人を傷つけることを極端に嫌うディーは、戦いの中で何を見出すのか?
守るべき存在を得た時、彼は戦う自分にある決意を誓う。
圧倒的スケールで展開される魔法士の戦いは、思わず手に汗握ることでしょう。
アクション好きなあなたに、この作品はおすすめなのです。