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毛布おばけと金曜日の階段 (電撃文庫 は 2-13) 文庫 – 2002/12/1
- 本の長さ296ページ
- 言語日本語
- 出版社アスキー・メディアワークス
- 発売日2002/12/1
- ISBN-104840222517
- ISBN-13978-4840222518
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登録情報
- 出版社 : アスキー・メディアワークス (2002/12/1)
- 発売日 : 2002/12/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 296ページ
- ISBN-10 : 4840222517
- ISBN-13 : 978-4840222518
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,073,428位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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公式Twitter
https://twitter.com/suzupin
5月4日生まれ。三重県桑名市出身。
2006年、『月刊少年シリウス』にて自身初のオリジナル長編漫画『夜桜四重奏 〜ヨザクラカルテット〜』の連載を開始し、2019年、「ブーツレグ」を連載開始。現在も同時連載中。
漫画
夜桜四重奏 〜ヨザクラカルテット〜(既刊27巻、講談社刊『月刊少年シリウス』)
ブーツレグ(既刊1巻、講談社刊『月刊少年シリウス』)
ピンキーコミック(単巻、ワニブックス刊『コミックガム』)
Eine Kleine Nachtmusik(ワニマガジン社刊『robot』)
ライラ・ライクル(角川書店刊『ビーンズエース』)
小説、イラスト担当
神様家族(作:桑島由一)
ラスト・ビジョン(作:海羽超史郎)
毛布お化けと金曜日の階段(作:橋本紡)
越佐大橋シリーズ(作:成田良悟)
デュラララ!!(作:成田良悟)
世界の中心、針山さん(作:成田良悟)
Girl's Guard 君の歌は僕の歌(作:桜庭一樹)
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(作:大森藤ノ)
画集
シューティングスター・カルナバル Side:夜桜四重奏(講談社刊)
シューティングスター・ビバップ Side:デュラララ!!(アスキー・メディアワークス刊)
テレビアニメ
神様家族 (2006年)
夜桜四重奏 〜ヨザクラカルテット〜(2008年)
デュラララ!! (2010年)
夜桜四重奏 〜ハナノウタ〜(2013年)
DEVIL SURVIVOR 2 the ANIMATION(2013年)
ガンダムビルドファイターズ(2013年)
ガンダムビルドファイターズトライ(2014年)
愛・天地無用!(2014年)
デュラララ!!2 (2014年)
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(2015年)
ゲーム
女神異聞録デビルサバイバー(アトラス)
デビルサバイバー2(アトラス)
デジモンワールド リ:デジタイズ(バンダイナムコ)
Caladrius(モス)
デジモンストーリー サイバースルゥース(バンダイナムコ)
その他
このライトノベルがすごい!
二次元DNsマスコットキャラ にじこちゃん(マイクロデザイン)
「TOWERanime」イメージキャラクター 田和玲子
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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彼女の父親は事故で亡くなり、母親はそのショックで心の病になってしまう。
現在、彼女は美しく聡明な姉との二人暮らしをしていた。
しかし、そんな姉も金曜日の夜には、毛布お化けになってしまう。
未明はそんな姉と姉の恋人の和人の3人で過ごす時間が、実は好きだった。
その瞬間だけ「家族」を感じられたから…
登場人物それぞれが抱えた悩み、思い、すれ違う気持ち、
様々な感情が綴られている。
作者はなぜこんなにも人の心を揺さぶる作品がかけるのだろうか。
さりげない日常の中に毛布お化けという非日常を潜り込ませ、
劣等感、嫉妬、狂おしいまでの恋心を実に丁寧に描いていく。
正しいものなどなにもない、という真実を教えてくれる。
作者との出会いは、たまたま、手に取った「リバーズ・エンド」という本だった。
この作品が非常に気に入ったので、作者の別の作品を読んでみたくなった。
そして、本作を読んだのだが、
「リバーズ・エンド」以上に良かった。
おかげで、作者の大ファンになってしまった。
本作品は電撃文庫から出版されているライトノベルに属するものなのだろうが、
一般的な小説としても一級品である。
ライトノベルの枠に囚われず、多くの人に読んで欲しい作品である。
どのお話も、ぽわーん、とした優しい雰囲気の中にあるシリアスが絶妙で何気ない日常の1コマが本当にロマンチックです。
父親に死による心の歪み、同性の友達へ向けた恋心、年上の彼女に対するコンプレックス。などなど。登場人物の悩みや葛藤にスッと共感できました。
いろいろな問題を抱えながらも少しだけ顔を上げるような、そんな終わり方も好きです。
傷を癒していく物語。
橋本さんらしい書き方と、ストーローがとても爽やか。
決して暗い話にせずに、あくまでもファンタスティックに展開する物語は
とても軽やか。
基本的には好き嫌いなく読める物語だと思います。
橋本紡は近年のエンタメ系若手作家と扱われていますが、有川浩や森見登美彦などのコメディじみた文体で娯楽に徹した本を書く輩とは一線を画しています。
さて、この『毛布おばけと金曜日の階段』はまったく新しい家族小説といえます。
両親を亡くしてしまった家族の再生が、決して暗くなくしかし切なく描かれます。
「毛布おばけ」である姉に文学性を仮託する読み方もありだとは思いますが、まずは心をゼロにして、楽しみながら読むのがおすすめです。
スケールは地味ですが、大きな共感を得られるでしょう。
この作者の作品のよさは、その一点に集約されます。実際に、物語通りの展開が自分に待っているかどうかではなく、こういった世界が実在すると言う現実を実感しました。
両親の死。週に一度、階段で毛布に包まってしまう姉。何が正しいのか。何を間違いと言うのか。
人間の強さや弱さを考える、とてもいい作品だと思います。
ライトノベル扱いですが、誰もが読んで欲しい一作ですね。
両親がよう・・・車事故で死んでしまって以来、姉ちゃんは金曜日になると、『毛布おばけ』になっちまったwww
毛布をかぶって・・・じとーーって暗い目であたりをうかがう
要するに・・・別人格だ!!
可愛くて頭のいい姉ちゃんがそんな姿となり、そんな『毛布おばけ』を姉の彼氏と囲んでパーティを行うってのが・・・主人公である妹さんの楽しみであった・・・?!
姉ちゃんは22才の大学生で、妹さんは高校2年生。姉の彼氏は、妹の同級生。 その3人でパーティをするのだ・・。
それから 妹さんは同級生(女の子)に惚れていて・・・?!
青春小説の最高傑作・・・だぜ・・・?!
続編を希望する!!
橋本紡先生のお話は、いつもいつも心に沁みます。
登場人物が数人と少なく
コンパクトな世界で話が繰り広げられていきます。
救いようのないような
それでいて心地いいような金曜日の階段。
人生のどん底はいつまでも続かない
というような話です。
主人公たちが悲劇のヒロイン(ヒーロー)ぶっていないので
さくさく読めるシンプルな作品です。
文章の合間に
アニメ風に挿入された挿絵も
味が出ていていいと思います。