第4弾。
孝弘は意識不明で入院中。
残りの少年少女達は不安の中にいた。
しかし、彼らはそれぞれの思いを胸に抱き、未来を目指した。
それは未来の火星であり、太陽系を越えた宇宙空間であった。
本編の4つの話は、一人称表現で始まる。
七海、茂、弥生、七海の順番だ。
その後は、三人称表現に戻るのだが、場面によって様々な登場人物達の視点で、
物語は語られる。
しかし、違和感は全く感じられない。
登場人物ひとりひとりの気持ちが伝わってくる。
拓己が主人公ではあるが、他の登場人物達の心理も描く所謂群像劇のようだ。
このあたりの心理描写は、天才的にうまいと思う。
孝弘の復帰で、いよいよ本当の戦いに突入する。
ここに至って、経緯が少しづつ見えてくるのだが、
あまりに突拍子もない展開の為、違和感を感じてしまう。
少年少女達の痛いほどの苦しみを現実的に描く一方で、宇宙空間での謎の敵との不思議な戦闘の非現実を描く。
このギャップは面白いのであるが…
個人的には、もう少し現実的な戦闘描写の方がよかったと思う。
そして、4巻の最後では、唯が意識を取り戻す。
一番と呼ばれる彼女の役割とは…
次巻での最終決着がどうなるのか?
目を離すことは出来ない。
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リバーズ・エンド 4 (電撃文庫 は 2-14) 文庫 – 2003/2/1
over the distance
- 本の長さ280ページ
- 言語日本語
- 出版社アスキー・メディアワークス
- 発売日2003/2/1
- ISBN-10484022272X
- ISBN-13978-4840222723
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登録情報
- 出版社 : アスキー・メディアワークス (2003/2/1)
- 発売日 : 2003/2/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 280ページ
- ISBN-10 : 484022272X
- ISBN-13 : 978-4840222723
- Amazon 売れ筋ランキング: - 419,117位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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