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バッカーノ!1931鈍行編 The Grand Punk Railroad (電撃文庫 な 9-2) 文庫 – 2003/8/10
- 本の長さ333ページ
- 言語日本語
- 出版社メディアワークス
- 発売日2003/8/10
- ISBN-104840224366
- ISBN-13978-4840224369
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登録情報
- 出版社 : メディアワークス (2003/8/10)
- 発売日 : 2003/8/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 333ページ
- ISBN-10 : 4840224366
- ISBN-13 : 978-4840224369
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,657,776位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年7月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
視点があっちこっちに行ってともすればパニックになってしまいがちだけど、この作者の作品は全然そんなことないね
2016年12月15日に日本でレビュー済み
世界観を提示したのが一作目なら、ここからが1930年をメインとする本シリーズにおいての本番。この先での主要キャラクターが多数出場します。成田作品お得意の群像劇。もちろんまともなやつは居ません!ヒャッハア!!対となる特急編に繋がる謎と伏線、ジェットコースターのような展開を是非楽しんでください。
2007年9月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画で例えるなら『パルプ・フィクション』『SMOKIN' ACES』それらの構成を『暴走特急』にぶちこんだ。
もしくは漫画『ワイルダネス』1巻を『ベル☆スタア強盗団』3巻に押し込めた。そんな印象を受けました。
各々の思惑が交差し、ねじれ、1本のロープになり、やがて綻ぶ。そこにライトノベルの良き点(無茶を行い、それを許容できる)であり、同時に悪き点(無茶すぎると現実味が薄れ萎える)でもある両刃の剣を織り込んであるように思います。
普段ライトノベルやゲームなんかにあまり縁のない人は『不○』だとか『○○○を○○る』だとかを受け入れるのに、少々時間はかかるかもしれません。
私個人は『線路の影をなぞる者』のあまりの超人ぶりに少なからず恥ずかしさも感じました。
あぁ…年をとったのだろうなぁ…。
もしくは漫画『ワイルダネス』1巻を『ベル☆スタア強盗団』3巻に押し込めた。そんな印象を受けました。
各々の思惑が交差し、ねじれ、1本のロープになり、やがて綻ぶ。そこにライトノベルの良き点(無茶を行い、それを許容できる)であり、同時に悪き点(無茶すぎると現実味が薄れ萎える)でもある両刃の剣を織り込んであるように思います。
普段ライトノベルやゲームなんかにあまり縁のない人は『不○』だとか『○○○を○○る』だとかを受け入れるのに、少々時間はかかるかもしれません。
私個人は『線路の影をなぞる者』のあまりの超人ぶりに少なからず恥ずかしさも感じました。
あぁ…年をとったのだろうなぁ…。
2010年12月30日に日本でレビュー済み
鈍行編・特急編を合わせたレビューです。
鈍行編と特急編は同じ時間軸の話なのですが、それぞれ別視点で描かれている構成になっています。
成田作品ではキャラクター数がとても多いことで有名ですが、この2編には、それはそれは多くのキャラクターが登場してきます。キャラクターが多すぎて一人ひとりのキャラクターの魅力や存在感が薄れてしまう作品が見られるなか、
この話ではそれが全く見られない。
キャラクターそれぞれが個性的で魅力溢れる存在感を発揮していて、読者もその魅力に引き込まれてキャラクターの印象が薄れてしまうこともない。
さらに加えるなら、キャラクターの多さに拘わらず、主要キャラクターほぼ全てにしっかりしたエンディングが用意されているのも素晴らしい。列車上であれだけ熱狂的な気分にされてくれる作品はなかなか探しても見つからないですよ。一気引き込まれること必至です。
それに、ライトノベルで、鈍行編・特急編のような同じ時間軸で別視点の物語を描いた作品は聞いたことがないくらい珍しいのではないでしょうか?
いろいろなライトノベルを読んでいる方で、まだこの巧みな構成力と背景、心理描写を脳裏に浮かび上がらせる洗練された文章力を知らない人が読んだら一気に成田作品に引き込まれるかもしれませんね。
そう言えるくらい素晴らしい作品だと思います。
鈍行編と特急編は同じ時間軸の話なのですが、それぞれ別視点で描かれている構成になっています。
成田作品ではキャラクター数がとても多いことで有名ですが、この2編には、それはそれは多くのキャラクターが登場してきます。キャラクターが多すぎて一人ひとりのキャラクターの魅力や存在感が薄れてしまう作品が見られるなか、
この話ではそれが全く見られない。
キャラクターそれぞれが個性的で魅力溢れる存在感を発揮していて、読者もその魅力に引き込まれてキャラクターの印象が薄れてしまうこともない。
さらに加えるなら、キャラクターの多さに拘わらず、主要キャラクターほぼ全てにしっかりしたエンディングが用意されているのも素晴らしい。列車上であれだけ熱狂的な気分にされてくれる作品はなかなか探しても見つからないですよ。一気引き込まれること必至です。
それに、ライトノベルで、鈍行編・特急編のような同じ時間軸で別視点の物語を描いた作品は聞いたことがないくらい珍しいのではないでしょうか?
いろいろなライトノベルを読んでいる方で、まだこの巧みな構成力と背景、心理描写を脳裏に浮かび上がらせる洗練された文章力を知らない人が読んだら一気に成田作品に引き込まれるかもしれませんね。
そう言えるくらい素晴らしい作品だと思います。
2011年2月24日に日本でレビュー済み
前回とは所変わって急行列車の旅
登場人物もがらりと変わって、泥棒カップル以外は新キャラ
しかも、かなりの人数が出てくるのですがどのキャラもとても動いてました
全てのキャラに役割があり、しかもちょっとした仕掛けもある
すごい話の作り方が上手だと感じました
ただ、この巻だけでは多くの謎を残すことになるので、これを読んだら急行編も読むことをおススメします
登場人物もがらりと変わって、泥棒カップル以外は新キャラ
しかも、かなりの人数が出てくるのですがどのキャラもとても動いてました
全てのキャラに役割があり、しかもちょっとした仕掛けもある
すごい話の作り方が上手だと感じました
ただ、この巻だけでは多くの謎を残すことになるので、これを読んだら急行編も読むことをおススメします
2006年10月28日に日本でレビュー済み
デビュー作「バッカーノ!」の続編にあたりますが、
活躍してるのは脳天気カップルだけです。
不老不死を扱った1作目の設定をうまく引き継ぎ、
それ以上の登場人物たちが溢れかえります。
「鈍行編」ですが、十二分にハイスピードな展開。
ところどころ「あれ? 判んない展開が」という部分もありますが、
それは「特急編」でタネ明かしが……。
「木更津キャッツアイ」の表・裏の感覚でしょうか?
20歳そこそこでこの筆致、末恐ろしい作家が出てきたものです!!
活躍してるのは脳天気カップルだけです。
不老不死を扱った1作目の設定をうまく引き継ぎ、
それ以上の登場人物たちが溢れかえります。
「鈍行編」ですが、十二分にハイスピードな展開。
ところどころ「あれ? 判んない展開が」という部分もありますが、
それは「特急編」でタネ明かしが……。
「木更津キャッツアイ」の表・裏の感覚でしょうか?
20歳そこそこでこの筆致、末恐ろしい作家が出てきたものです!!
2007年5月5日に日本でレビュー済み
相も変わらずこの構成力とキャラクター。驚嘆ですな。でも、何て言うんですかね、成田さんのキャラってぶれないから良いと思うんですよ。良い奴悪い奴狂った奴一杯いるんですが、みんな自分の信念に基づいて行動するから最後までぶれないんですよね。
そいで、そんなキャラクター達と最後まで駆け抜けるとすんごいスカッとして、その夜よく眠れそうな気持ちになります。
でも、特急編では…
そいで、そんなキャラクター達と最後まで駆け抜けるとすんごいスカッとして、その夜よく眠れそうな気持ちになります。
でも、特急編では…
2021年8月16日に日本でレビュー済み
アニメの方が簡略化されていたような気がします。本ではアニメ以上に詳細な情報に溢れているうえに場面展開が多く、登場人物も多いので内容があまりよく分かりませんでした。アニメでは男の子が不死者だったような気がするなと思いましたが、あの赤いのかもと心の奥底にしまいました。
この作品はアニメで見たほうが面白い作品だと思います。アニメの方が脚本家によってフィルタ処理されているので理解しやすいです。
この作品はアニメで見たほうが面白い作品だと思います。アニメの方が脚本家によってフィルタ処理されているので理解しやすいです。