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半分の月がのぼる空 Looking up at the half-moon (電撃文庫 は 2-16) 文庫 – 2003/10/10

4.1 5つ星のうち4.1 84個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ アスキー・メディアワークス (2003/10/10)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/10/10
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 248ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4840224889
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4840224888
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 84個の評価

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橋本 紡
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2015年9月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本を手にしたのは、2005年、今から10年も前のことです。
最初は絵に惹かれてこの本を取り、一巻を読み終えたらすぐに最新刊まで買い揃えたことを覚えています。

当時の私は中学生で、当然、毎日をなんとーなく生きていました。
そんな私にとって、この本は衝撃を与えるものでした。
本の冒頭で言われている通り、この本は極々普通の少年少女のボーイ・ミーツ・ガールです。
(少々、里香が私には魅力的過ぎましたが)
ただ、だからこそこの本は大事なことを教えてくれました。
それは、未来を"信じない"ことです。
私たちは平和な時代に生まれ、多くのひとが差こそあれ、何不自由ない生活を送っています。
私も、少々貧乏でしたが何不自由のない生活を送っていました。
このような生活の中では、何も意識しなくとも、今日と同じように明日が続いていくと盲信しています。
この本の主人公も、そんな少年でした。
しかし、ヒロインの里香は異なります。それは、私や主人公からすると"非日常"の世界。
明日が必ずしも保証されない毎日を送っています。
だからこそ、彼女は本気で生きています。私が読んでいて、眩しく感じられたほど、一生懸命に。
本を読み終えた時に気づきました。
自分にも、大切な人にも、家族にも、保証された明日なんて無いんだと。
一瞬、一瞬を踏みしめて、かけがえのない時間なんだと心に刻んで、後悔を残さないように生きなければ、
それは何時の日にか、自分の後悔につながると。

この想いは10年たった今でも、自分の人生に深く関わっています。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年3月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ストーリー的にはラノベっぽくなく、ドラマのような内容でしたが、とても面白かったです。
二巻も購入したいと思います。
2008年1月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作品に興味を持ったのは、アニメ版にて声優の高橋美佳子さんが出演しているということが大きな要因で、別に他のアニメでもかまわなかったのです。ただ、この作品の名前はなぜか彼女のファンになる前から知っていた。ただそれだけ
友人に僕以上のアニメオタクがいるため聞いてみると案の定DVDを持っていました。鑑賞してすぐに半月の世界にはまり、気づけばこの本を手にしていました。
実は半月は最初のこの巻だけのつもりで書かれたそうです。(どの巻か忘れましたがあとがきに書いてました)
それだけに一巻にはギッシリと詰まりまくってます
この作品はきっと大人が読んでも楽しいものじゃないはずです。だから中高生くらいの人にはぜひ一度半月を手に取っていただきたい。損はしません。
一巻を読むだけでも価値があります。しかしやはり一巻だけの予定で書かれただけあって詰めまくってる感があるのは否めないということで星を一つ減らしました。
2013年3月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
名作という事で購入してみました。
が、一巻を読んだ感じだとアレ?っという感じで拍子抜けでした。

期待してた分だけガッカリ感もあったので★2にしようと思いましたが、
他の人のレビューを見ると、2巻以降の面白さは半端ないという事なので
もう一度期待を込めて★3にしました。

ただこの巻については登場人物の心理や葛藤、人の死ですらサラサラっと
書かれた感があって、そんなに感動できるようなものではなかったです。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年5月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても面白い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年5月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
橋本さんはすごいです。
17歳の里香と裕一。こんなに「ごく普通の話」を書ける橋本さんは素晴らしいと思います。
私がいままで読んできた小説で17歳あたりのコが主人公の話はよくあります。ただ、どの話を読んでも「普通」ではないです。例えば特別な力があったりだとか、凄い特技があったりだとか、凄い権力の持ち主だとか。
でも、裕一は、「無力」です。そして、「ただのガキ」。
そんな当たり前の話に、私は感動しました。
飾った感じの無い素直な、綺麗なお話だったと思います。
もちろん、読み終わって『あぁ!おもしろかったぁー』って感じの本ではありません。それは本のカラーページの一ページ目を開けばよく判ります。
「生」「死」。そんなお話です。
でも、あったかい感じもします。
里香の為に、「無力」なりに頑張る裕一に感動です。
それと、最後の締め方もシンプルでよかったと思います^^
多田コレクション(戎崎コレクション)の話を最後にちょこっと出して終わってる感じもすきです^^
読んだこと無い人!絶対読んでみてください!
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年9月24日に日本でレビュー済み
感動する小説と聞き呼んでみたが…だが登場人物がどれも好きになれない
特にリカ
ツンデレ好きなひとには悪いがコイツみたいなタイプは本当に無理

確かにリカ自信余命わずかで子供の頃から病弱で薄幸な立場なんだろうけど
でももし現実にリカみたいな奴がいたら関わりたいと思うか?助けてやりたいと思うか?暮らしていて楽しいと思えるのか?

ぶっちゃけリカは現実にいたら自分勝手でワガママでヒステリックなおばさんだよ
日常的に主人公や看護師や医者に暴言やワガママを言っている件、主人公に理不尽な暴力を振るってる件、関係ない人まで自分勝手な理由で振り回している件など

仮にどんな境遇であれどリカを許せない

そして都合のいいときだけ女を出したりとお涙頂戴で同情できない

ていうか登場人物ほぼ全員
暴言、癇癪、パワハラ、暴力、八つ当たり

まるで韓国財閥の奴らみたい…

好きな人ごめんなさい…
2018年10月17日に日本でレビュー済み
ちょうど高校生のときに発売されており、
登場人物の心理描写に親近感が湧いてドキドキしたのを今でも忘れない。
ただ、人間関係のドキドキに対して、
「病気」や「命」の描写に関しての重い話題がサラッと書かれていたりする部分に
最初は違和感を覚えたりもしたので好き嫌いは分かれる作品なのかもしれない。

10年近くたった今でも思い出して読んだりするいい作品だと私は思う!
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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