三巻に掲載されているという『キング』という話を、私は雑誌で読んだ。それがなかなかに面白かったので、
「よっしゃ、とりあえず一巻買ってみて、面白ければ二巻以降も買おう!」
………………………………………………。
星二つの評価は購買意欲喪失の現れである。
話が「よくありすぎる話」で、目を瞠るものがない。
文章自体は難しくないのだが、なぜか単語が異様に耳慣れないものばかり。あえて文中で使ったが、突然(予告があっても困るが)瞠るって出てきてスラっと読める? 私はルビに礼状を送りたい。そういうものをあえて使いたがる癖を見るのはイジワルか?
しかし『キング』に期待したのは事実だし、読むのが特別苦痛という小説ではない(毒でも薬でもないというパラドックスもあるが)。
いずれ経済的な余裕が出れば、次巻以降も読んでみるつもりだ(余裕削ってでも読みたいわけではないというパラドックス)。
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シュプルのおはなし Grandpa’s Treasure Box (電撃文庫 あ 17-1) 文庫 – 2004/4/10
- 本の長さ264ページ
- 言語日本語
- 出版社メディアワークス
- 発売日2004/4/10
- ISBN-104840226601
- ISBN-13978-4840226608
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登録情報
- 出版社 : メディアワークス (2004/4/10)
- 発売日 : 2004/4/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 264ページ
- ISBN-10 : 4840226601
- ISBN-13 : 978-4840226608
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,090,020位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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2005年7月3日に日本でレビュー済み
とにかく子供らしい可愛さが出てる話。
シュプルの語る話には必ず、彼が大好きな物語の主人公、ムルカが出てくる。信じるヒーローが一人いるというのが、なんともこの年代の子供らしい。同じキャラが何度も出てくるというのは普通は不自然なのだけれど、「子供の想像」という設定がそういうつまらない縛りをなくしていて、そういったしがらみに捕われない想像という感じがしていい
それと話の内容が非常にピュア。確かに使っている言葉は成人用かもしれないけど、内容は童話のように、夢に溢れてて、微笑ましいものが多い。また、『キミノココロ』(二巻収録)『キング』(三巻収録)のように感動で胸の中が温かくなるような話もある。
また各話の終わりにおじいちゃんが一人になるシーンがあり、そこではシュプルが隔意を憶えていたおじいちゃんの意外な一面を見られる。お茶目な母親も、元気なアロワ、勝ち気なメアルルードなどもそれぞれ個性が出ていて、キャラクター面でも非常に優れた作品だと思う。
シュプルの語る話には必ず、彼が大好きな物語の主人公、ムルカが出てくる。信じるヒーローが一人いるというのが、なんともこの年代の子供らしい。同じキャラが何度も出てくるというのは普通は不自然なのだけれど、「子供の想像」という設定がそういうつまらない縛りをなくしていて、そういったしがらみに捕われない想像という感じがしていい
それと話の内容が非常にピュア。確かに使っている言葉は成人用かもしれないけど、内容は童話のように、夢に溢れてて、微笑ましいものが多い。また、『キミノココロ』(二巻収録)『キング』(三巻収録)のように感動で胸の中が温かくなるような話もある。
また各話の終わりにおじいちゃんが一人になるシーンがあり、そこではシュプルが隔意を憶えていたおじいちゃんの意外な一面を見られる。お茶目な母親も、元気なアロワ、勝ち気なメアルルードなどもそれぞれ個性が出ていて、キャラクター面でも非常に優れた作品だと思う。
2005年10月25日に日本でレビュー済み
私の大好きな本のひとつです。
物語は、おじいちゃんの宝箱を見つけたシュプルが、宝物にまつわるおはなしをしていく、という風になっています。世界が変わったり、立場が変わったりするのですが、違和感なく入っていけると思います。イラストもとても素敵でかわいいし、いろいろなおはなしがあって、楽しめる一冊です!
物語は、おじいちゃんの宝箱を見つけたシュプルが、宝物にまつわるおはなしをしていく、という風になっています。世界が変わったり、立場が変わったりするのですが、違和感なく入っていけると思います。イラストもとても素敵でかわいいし、いろいろなおはなしがあって、楽しめる一冊です!
2011年8月16日に日本でレビュー済み
非常に面白い。
短編連作形式となっている。
それぞれの話自体が繋がっている訳ではなく。
それぞれの話の間が繋がっていると言う、ちょっと凝った作りになっている。
短編と短編の間のお話自体も1つのお話になっていてそちらも楽しいが、
1つ1つの短編も80ページ程なのに、とても楽しめる。
短すぎず長すぎずってのも良いのかも知れない。
各話にはシュプルとシュプルの大好きなムスカが毎回違う配役で登場する。
それぞれシュプルらしさ、ムスカらしさは引継ぎつつどんな配役もこなしている2人の描き方はなかなか良く出来ている。
あとちょっとした事だが、書冒頭のカラー部分も1つのお話になっているのもなかなか楽しい。
この先の巻も読みたい一冊。
短編連作形式となっている。
それぞれの話自体が繋がっている訳ではなく。
それぞれの話の間が繋がっていると言う、ちょっと凝った作りになっている。
短編と短編の間のお話自体も1つのお話になっていてそちらも楽しいが、
1つ1つの短編も80ページ程なのに、とても楽しめる。
短すぎず長すぎずってのも良いのかも知れない。
各話にはシュプルとシュプルの大好きなムスカが毎回違う配役で登場する。
それぞれシュプルらしさ、ムスカらしさは引継ぎつつどんな配役もこなしている2人の描き方はなかなか良く出来ている。
あとちょっとした事だが、書冒頭のカラー部分も1つのお話になっているのもなかなか楽しい。
この先の巻も読みたい一冊。