私には合わなかったですね。電撃hpに掲載されていたときは「これはなかなか面白そう」と思ったのですが、物語の真ん中あたりからその考えは崩れていきました。
内容的には、ある2つの流派がありました。しかも炎術を使うのです。一方は御火速霊流という火力に長けている、もう一方は御火布津流という技に長けている。その内、御火速霊流の宗家に生まれながらまったく炎術が使えない男の子が主人公です。その子が炎術を使えるようになるために御火布津流に入門するとこから話は始まります。しかし、その入門先にはある三姉妹がいて、ドタバタのやり取りをします。それらのやり取りは本当に面白かったです。だけど戦闘部分に入りますと、表現が単調に感じられました。頭の中に浮かぶのだけど、心が躍るようなワクワク感がなかったです。
姉妹たち+主人公+クラスメートのやり取りのみなら良かったと思います。その他の表現不足で☆2つにしました。次巻で表現力が上がっていることを期待したいです。
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想いはいつも線香花火 (電撃文庫 い 2-5) 文庫 – 2004/10/10
炎術使い御火速霊流の宗家に生まれながら炎術を使えない優夜が、修行の先に送り込まれたのは三人の姉妹が暮らす高倉家。これはおいしいシチュエーションかと思いきや、優夜の姉匠となる長女の彩雲はヤンキーあがり、三女の美風は端から優夜に冷たく、唯一友好的なのは次女の美空だけ。それでもめげない優夜は、エッチな妄想を膨らませながら、今日も修行に励むのだった……。
第6回電撃ゲーム小説大賞“銀賞”受賞作家が放つラブ(?)コメディ。男子ごころをくすぐります。
第6回電撃ゲーム小説大賞“銀賞”受賞作家が放つラブ(?)コメディ。男子ごころをくすぐります。
- 本の長さ248ページ
- 言語日本語
- 出版社メディアワークス
- 発売日2004/10/10
- ISBN-10484022837X
- ISBN-13978-4840228374
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登録情報
- 出版社 : メディアワークス (2004/10/10)
- 発売日 : 2004/10/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 248ページ
- ISBN-10 : 484022837X
- ISBN-13 : 978-4840228374
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,326,268位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2004年10月22日に日本でレビュー済み
表紙を見て買ったのですが、本の内容はたいしたこと
無かったと感じました。
ゆいさんの絵は個人的には気に入っています。
無かったと感じました。
ゆいさんの絵は個人的には気に入っています。
2005年12月5日に日本でレビュー済み
『想いはいつも線香花火』です。
作者は野球作家かと思っていたら、ファンタジー作家のようです。
じゃあ本作は現代日本ファンタジーとしてどうかというと……設定は確かに緻密なものではないですね。でもこの作品は設定の奥行きの深さで読者の興味を掻き立てるような狙いを持ったものではありません。
主人公のエッチでどうしようもない少年と、居候先の美人三姉妹との心の交流を描いたものです。いや心はほとんど交流していませんか。炎と暴力とスケベ心のドタバタ交流ですね。
とにかく主人公のスケベな妄想がこれでもかと出てきますので、そこで楽しむべきでしょう。
女性読者は「男って、みんなこうなの?やぁねぇ」と呆れるもよし、男性読者は「ハーレム状態でええなぁ」と鼻の下をのばすもよし。
舞台は神社ですので、巫女さんが登場します。清楚で優しい巫女さんだったり、コワいヤンキー巫女さんだったり……
作者は野球作家かと思っていたら、ファンタジー作家のようです。
じゃあ本作は現代日本ファンタジーとしてどうかというと……設定は確かに緻密なものではないですね。でもこの作品は設定の奥行きの深さで読者の興味を掻き立てるような狙いを持ったものではありません。
主人公のエッチでどうしようもない少年と、居候先の美人三姉妹との心の交流を描いたものです。いや心はほとんど交流していませんか。炎と暴力とスケベ心のドタバタ交流ですね。
とにかく主人公のスケベな妄想がこれでもかと出てきますので、そこで楽しむべきでしょう。
女性読者は「男って、みんなこうなの?やぁねぇ」と呆れるもよし、男性読者は「ハーレム状態でええなぁ」と鼻の下をのばすもよし。
舞台は神社ですので、巫女さんが登場します。清楚で優しい巫女さんだったり、コワいヤンキー巫女さんだったり……
2004年10月14日に日本でレビュー済み
家を追い出されたおちこぼれの主人公が女性ばかりの家にはいり、そこで女性達と交流しつつ成長していく…良くあるストーリーです。主人公の家が炎術という一種の魔法を使うという設定もそれほど風変わりなものではありません。起こる事件もそれほどサスペンスに富んだものではありません。
けれど、この小説には美点があります。それは主人公の語りのリアルさ、生々しさです。主人公は体育会系の高校生らしく、えろくて、妄想が時々爆発して、けれども熱くて努力家で。凄くリアルで、それが作者の文章の中で凄くいきいきとしているようにかんじました。
事件ではなく、生き生きとした時に生々しい主人公の語りがつくりだす世界に浸ることができる作品でした。
体育会系一人称の文章は、最近の何処か大人しい生々しさを感じさせない文科系男性主人公が多いライトノベルの中では異色の作品の一つであるといえるのではないでしょうか。
けれど、この小説には美点があります。それは主人公の語りのリアルさ、生々しさです。主人公は体育会系の高校生らしく、えろくて、妄想が時々爆発して、けれども熱くて努力家で。凄くリアルで、それが作者の文章の中で凄くいきいきとしているようにかんじました。
事件ではなく、生き生きとした時に生々しい主人公の語りがつくりだす世界に浸ることができる作品でした。
体育会系一人称の文章は、最近の何処か大人しい生々しさを感じさせない文科系男性主人公が多いライトノベルの中では異色の作品の一つであるといえるのではないでしょうか。