アニメ一期で語られなかったファフナー、翔子、甲洋、真矢の設定や関係が補足されていますが、アニメとは大幅にキャラクターの性格が変わっています。また、一話目での蔵前果林や真矢と翔子などのキャラクターの行動、一騎と総士の関係も補填され、パラレルワールドに見えるかもしれません。劇場版の左右のシナリオを収録しているのでボリュームがあるように思えますが、一騎たちのストーリーは一期の一話目と一期の謎時空(アニメで描写されなかった時期)までのものとなっています。
また、きたい
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蒼穹のファフナー (電撃文庫 う 2-1) 文庫 – 2005/1/1
- 本の長さ291ページ
- 言語日本語
- 出版社メディアワークス
- 発売日2005/1/1
- ISBN-104840229112
- ISBN-13978-4840229111
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登録情報
- 出版社 : メディアワークス (2005/1/1)
- 発売日 : 2005/1/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 291ページ
- ISBN-10 : 4840229112
- ISBN-13 : 978-4840229111
- Amazon 売れ筋ランキング: - 601,082位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1977年岐阜県生まれ。早稲田大学在学中の1996年に『黒い季節』で第1回スニーカー大賞金賞を受賞してデビュー。2003年、第24回日本SF大賞 を受賞した『マルドゥック・スクランブル』などの作品を経て、2009年、天文暦学者・渋川春海の生涯を描いた初の時代小説『天地明察』で第31回吉川英 治文学新人賞、第7回本屋大賞を受賞し、第143回直木賞の候補となる(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『マルドゥック・スクランブル』(ISBN-10:4152091533)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年12月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アニメ本編とは違ったシナリオなのに、「アニメはこうだったのに……」みたいな違和感や不満が全くありません。
むしろこれが本編で描くべきだった物語では?と思うほど。
一騎の変遷意識、天才症候群をもつ子供たちの能力、蔵前や翔子の掘り下げなど、アニメ本編では物足りなかったところが大幅に補完されています。
ダラダラと本編をなぞるのではなく、上記のような要所だけを絞り込んでたっぷりと描いているので、アニメ第一期を見たあとなら、とても効率よく楽しめるでしょう。
RIGHT OF LEFT までアニメを見た後で読んでください。
先に「これを本編にするべき」みたいに書いてしまったのですが、実際にアニメ初見でこんな一騎の闇をぶちまけられたら、大部分の人がちょっと引いてしまいそう。
アニメはあの姿が正解だったと思います!
個人的に後書きがとても心に残りました。
悲劇とは、恋愛とは、SFとは、といったファフナーを構成する要素のそれぞれが果たす役割をハッキリと説明してくださっています。
これって物語を書く人にとって企業秘密と言っていいほどの極意では?こんなにあっさりと明らかにしてしまって良いの?!
これが唯一の正しい解釈というわけではないけれど、ファフナーファンでなくても小説を書く人には是非読んでほしい解説です。
今回新たに収録された RIGHT OF LEFT の脚本について。
脚本って見たことがなかったので「へえ〜、こんなふうなんだ」という感想。
アニメで理解が曖昧だったところがト書きによって整理されました。
また、アニメとは違って一文一文を自分のペースで咀嚼できますから、アニメを見たときとは違った部分を印象的に感じたりしました。
きっとプクは一貫して、寂しい人に寄り添っていたんじゃないかな。
むしろこれが本編で描くべきだった物語では?と思うほど。
一騎の変遷意識、天才症候群をもつ子供たちの能力、蔵前や翔子の掘り下げなど、アニメ本編では物足りなかったところが大幅に補完されています。
ダラダラと本編をなぞるのではなく、上記のような要所だけを絞り込んでたっぷりと描いているので、アニメ第一期を見たあとなら、とても効率よく楽しめるでしょう。
RIGHT OF LEFT までアニメを見た後で読んでください。
先に「これを本編にするべき」みたいに書いてしまったのですが、実際にアニメ初見でこんな一騎の闇をぶちまけられたら、大部分の人がちょっと引いてしまいそう。
アニメはあの姿が正解だったと思います!
個人的に後書きがとても心に残りました。
悲劇とは、恋愛とは、SFとは、といったファフナーを構成する要素のそれぞれが果たす役割をハッキリと説明してくださっています。
これって物語を書く人にとって企業秘密と言っていいほどの極意では?こんなにあっさりと明らかにしてしまって良いの?!
これが唯一の正しい解釈というわけではないけれど、ファフナーファンでなくても小説を書く人には是非読んでほしい解説です。
今回新たに収録された RIGHT OF LEFT の脚本について。
脚本って見たことがなかったので「へえ〜、こんなふうなんだ」という感想。
アニメで理解が曖昧だったところがト書きによって整理されました。
また、アニメとは違って一文一文を自分のペースで咀嚼できますから、アニメを見たときとは違った部分を印象的に感じたりしました。
きっとプクは一貫して、寂しい人に寄り添っていたんじゃないかな。
2019年12月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アニメ本編で訓練もなく突然翔子がファフナーに搭乗したように感じたシーンがありますが、小説ではそこに至るまでの様子が描かれておりとても良かったです。
人物の心情など映像よりも細かく描写されているので、ハラハラしながらも直ぐに読み終えてしまいました☺︎
人物の心情など映像よりも細かく描写されているので、ハラハラしながらも直ぐに読み終えてしまいました☺︎
2018年2月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一騎脱島までを描いたアニメ本編とは違った世界線ともいうべきもう一つのファフナー。
序盤でこんなに殺伐としていて”味方殺し”なんて不穏な称号を背負ったキャラなど、ほんの少しのボタンの掛け違いで”未来”が変わるのはある意味ファフナーらしいのかも、と、カノンのSDPが頭によぎった今日この頃。
アニメではROLで説明されるまで放置されていたメモリージングをはじめとする子供たちとファフナーの関係がよく説明されており、流石は公式ノベライズだと感心し、痒い所に手が届く、そんな内容でした。
なにより台本形式とはいえROLが読めるのもこのハヤカワ版だけなのでそれだけでもオススメです。
序盤でこんなに殺伐としていて”味方殺し”なんて不穏な称号を背負ったキャラなど、ほんの少しのボタンの掛け違いで”未来”が変わるのはある意味ファフナーらしいのかも、と、カノンのSDPが頭によぎった今日この頃。
アニメではROLで説明されるまで放置されていたメモリージングをはじめとする子供たちとファフナーの関係がよく説明されており、流石は公式ノベライズだと感心し、痒い所に手が届く、そんな内容でした。
なにより台本形式とはいえROLが読めるのもこのハヤカワ版だけなのでそれだけでもオススメです。
2013年3月9日に日本でレビュー済み
翔子や甲洋の補完に関しては他のレビュアー様が既に上げていますのでここでは割愛させてもらいます。
とりあえずこれはBADENDだろう。
読了後真っ先にそう思えた一冊です。
何故大人たちは竜宮島のことを黙っていたのか。アニメではその理由を理解し、大切にしよう等と思っていた描写がありましたがこの小説ではもしかしたら大人たちすら、黙っていた理由を忘れてしまったのではないのか?と思わされました。
小説版はそういった、ある意味では人類軍と何ら変わらなくなった彼らを描写したような気がします。
ちなみに、これ一冊でアニメ版の一話のちょっとした謎が解明されます。(もしかしたら自分がどこか見逃してるだけで、アニメで既に答えが出てるのかもしれませんが)
あと、地味にレビューでは少ししか取り上げられていませんが、アニメでは一騎をファフナーに乗せるために仕方なく死んだと言ったような感じで退場した蔵前の補完もしっかりされていましたのが個人的に良かったです。
しかし、これ一冊でフェストゥムとの決着がつくといった事ではなかったり、他のレビューの人も述べているように甲洋の性格が何故あそこまで変わってしまったのか、(予想はそれなりに出来ますが)そして一部の謎が残ったままというのもあり多少モヤモヤした感じが残ったので星4つにしました。
ちなみに、自分は最初RoLのシナリオ完全収録を見て、ノベライズしたのかな?と思っていましたが実際はRoLの脚本丸々を収録されていたのが少し驚きました。
流石に自分みたいな人はいないだろうと思いながらももしかしたらの事があると思いますので一応書いておきます。
<追記>
古本屋にて電撃版の方を見かけたので、大雑把ですが読んでみました。以下は電撃文庫版との比較です。
1,挿絵の有る無し
電撃文庫版では挿絵あり、しかしコチラは表紙の一枚のみです。
挿絵と言ってもキャラクターどうしの会話シーンでの挿入だけで、戦闘シーンの挿絵はなかったように思えます。
2,RoL脚本
電撃版では無し、ハヤカワ文庫版では先述したとおりRoLの脚本がまるまる収録されています。
<まとめ>
特に深い理由がない限りはこちらの購入をおすすめします。
どうしても挿絵が見たいというのであれば電撃版でもいいかと
とりあえずこれはBADENDだろう。
読了後真っ先にそう思えた一冊です。
何故大人たちは竜宮島のことを黙っていたのか。アニメではその理由を理解し、大切にしよう等と思っていた描写がありましたがこの小説ではもしかしたら大人たちすら、黙っていた理由を忘れてしまったのではないのか?と思わされました。
小説版はそういった、ある意味では人類軍と何ら変わらなくなった彼らを描写したような気がします。
ちなみに、これ一冊でアニメ版の一話のちょっとした謎が解明されます。(もしかしたら自分がどこか見逃してるだけで、アニメで既に答えが出てるのかもしれませんが)
あと、地味にレビューでは少ししか取り上げられていませんが、アニメでは一騎をファフナーに乗せるために仕方なく死んだと言ったような感じで退場した蔵前の補完もしっかりされていましたのが個人的に良かったです。
しかし、これ一冊でフェストゥムとの決着がつくといった事ではなかったり、他のレビューの人も述べているように甲洋の性格が何故あそこまで変わってしまったのか、(予想はそれなりに出来ますが)そして一部の謎が残ったままというのもあり多少モヤモヤした感じが残ったので星4つにしました。
ちなみに、自分は最初RoLのシナリオ完全収録を見て、ノベライズしたのかな?と思っていましたが実際はRoLの脚本丸々を収録されていたのが少し驚きました。
流石に自分みたいな人はいないだろうと思いながらももしかしたらの事があると思いますので一応書いておきます。
<追記>
古本屋にて電撃版の方を見かけたので、大雑把ですが読んでみました。以下は電撃文庫版との比較です。
1,挿絵の有る無し
電撃文庫版では挿絵あり、しかしコチラは表紙の一枚のみです。
挿絵と言ってもキャラクターどうしの会話シーンでの挿入だけで、戦闘シーンの挿絵はなかったように思えます。
2,RoL脚本
電撃版では無し、ハヤカワ文庫版では先述したとおりRoLの脚本がまるまる収録されています。
<まとめ>
特に深い理由がない限りはこちらの購入をおすすめします。
どうしても挿絵が見たいというのであれば電撃版でもいいかと
2015年11月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ファフナーに乗る(なる)ことになった子供達が 段々愛おしくてたまらなくなりました。
2012年3月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Preface of 蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTHとリンクしてる部分がかなりあります
肉の話や無理な体勢のバレエのフィニッシュなど
先にこれを読んでるとニヤリとデキること請け合いでしょう
テレビ序盤だと何を考えているかわからない一騎を
あまり語られることなく退場してしまった翔子を
何度も島の危機を救い己を別物にした甲洋を
タップリと知ることができます
まだまだ続くファフナーの物語において重要な位置を占めてる一冊です
肉の話や無理な体勢のバレエのフィニッシュなど
先にこれを読んでるとニヤリとデキること請け合いでしょう
テレビ序盤だと何を考えているかわからない一騎を
あまり語られることなく退場してしまった翔子を
何度も島の危機を救い己を別物にした甲洋を
タップリと知ることができます
まだまだ続くファフナーの物語において重要な位置を占めてる一冊です
2013年5月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
冲方さんの別著「マルドゥックスクランブル」のように、ホンの少しでもいいから、書き直したものなのかと期待していたのですが、既に電撃文庫で出版された作品と同じものだったのが、残念でした。ただ、読み終わったあと表紙の絵を見直してみると、彼らふたりの関係がよく表されていることがわかってよかった。「蒼穹のファフナー」を見終わった方も、まだの方も、ぜひ手にとって見てもらいたい。