電撃の雑誌で途中まで読んでたが、単行本出てたので読んだ。
江藤と三嶋とハンニバルの2人1匹組のこれからの発展に期待したくなる。続き書いてくれないかな・・・
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ソウル・アンダーテイカー (電撃文庫 な 7-10) 文庫 – 2005/2/10
- 本の長さ376ページ
- 言語日本語
- 出版社メディアワークス
- 発売日2005/2/10
- ISBN-104840229430
- ISBN-13978-4840229432
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : メディアワークス (2005/2/10)
- 発売日 : 2005/2/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 376ページ
- ISBN-10 : 4840229430
- ISBN-13 : 978-4840229432
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,477,993位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2005年11月18日に日本でレビュー済み
最初のくだりを読んだ時、
ちょっと面白くないかも…、と思ってしまったのですが、
読み進めていくと徐々にその世界に引き込まれます。
この話しは救いようの無いほどのおバカな女の子が主人公です。
人の話は聞いていないし、やることなすこと失敗ばかりで
読んでると、あまりのトロさにワナワナしたり、イライラしたり
手助けしたくなったり、安心したり…。
この本は舞台の中に引き込む力が結構あるなぁと思います。
父親から誕生日プレゼントをもらうあたりから話しが急展開し、
この話しの中核にせまっていきます。
私はこの本を買った時、『ほのぼの系』の小説だと思っていたので、
なんだか虚をつかれた気がします…。
割と暴力的なシーンや実写的な表現が多いので、
想像力が高い人には精神的に読みづらいシーンがありますが、
それが逆にウソっぽさを和らげるいい材料になってると思います。
読む人を選ぶ本ですが、文章も読みやすくて
個人的にオススメの一冊です。
ストーリーには多分あまり関わってないですが、
主人公の飼っている猫が可愛いので、
猫が好きな方には特にオススメしたいです…w
ちょっと面白くないかも…、と思ってしまったのですが、
読み進めていくと徐々にその世界に引き込まれます。
この話しは救いようの無いほどのおバカな女の子が主人公です。
人の話は聞いていないし、やることなすこと失敗ばかりで
読んでると、あまりのトロさにワナワナしたり、イライラしたり
手助けしたくなったり、安心したり…。
この本は舞台の中に引き込む力が結構あるなぁと思います。
父親から誕生日プレゼントをもらうあたりから話しが急展開し、
この話しの中核にせまっていきます。
私はこの本を買った時、『ほのぼの系』の小説だと思っていたので、
なんだか虚をつかれた気がします…。
割と暴力的なシーンや実写的な表現が多いので、
想像力が高い人には精神的に読みづらいシーンがありますが、
それが逆にウソっぽさを和らげるいい材料になってると思います。
読む人を選ぶ本ですが、文章も読みやすくて
個人的にオススメの一冊です。
ストーリーには多分あまり関わってないですが、
主人公の飼っている猫が可愛いので、
猫が好きな方には特にオススメしたいです…w
2009年7月4日に日本でレビュー済み
発売以来、ずっと続きを待ってうずうずしている。
ヒロインはいわゆる「馬鹿」な女の子、
普通のラノベなら彼女は愛すべき「おバカ」として描かれ、周囲のキャラからもそう扱われるのが常道の所。主役であろうと脇役であろうと。
しかしこの物語の中、彼女は無残にも周囲から頭の足りない真正の馬鹿として見られ、扱われている。
作者の意識した冷酷さによって、「おバカ」から「お」が外され、ただの馬鹿。
彼女を愛する両親すら、彼女の「馬鹿さ」を受け入れはしても、真に理解はしない。そして唯一それを理解できる彼女の相棒の灰猫氏は、彼女を利用するだけで愛情を持たない(今の処)。
そして頭の良い彼女の妹は、おそらく無意識では姉を理解しつつ、理性では知り認めることを拒み、憎んでいる。
常識人である妹は彼女の生き信ずる世界の「律」を平然と無視して生きる姉を、憎悪せずにはいられない。
愚かさにこそ人の偉大さが存するとしたのはドストエフ先生の「白痴」だったか。ロシアの大地に脈々と伝わる、狂者を崇める聖痴愚の伝統か。
ともあれ残酷に描かれた「愚かな」少女の姿には、特定の心の波長を持つ私のような人間を揺さぶる何かがあると思う。
筋の展開自体はやや冗長、目を瞠るドラマもアクションもない……にも拘わらず何故か心から離れない一冊である。
ヒロインはいわゆる「馬鹿」な女の子、
普通のラノベなら彼女は愛すべき「おバカ」として描かれ、周囲のキャラからもそう扱われるのが常道の所。主役であろうと脇役であろうと。
しかしこの物語の中、彼女は無残にも周囲から頭の足りない真正の馬鹿として見られ、扱われている。
作者の意識した冷酷さによって、「おバカ」から「お」が外され、ただの馬鹿。
彼女を愛する両親すら、彼女の「馬鹿さ」を受け入れはしても、真に理解はしない。そして唯一それを理解できる彼女の相棒の灰猫氏は、彼女を利用するだけで愛情を持たない(今の処)。
そして頭の良い彼女の妹は、おそらく無意識では姉を理解しつつ、理性では知り認めることを拒み、憎んでいる。
常識人である妹は彼女の生き信ずる世界の「律」を平然と無視して生きる姉を、憎悪せずにはいられない。
愚かさにこそ人の偉大さが存するとしたのはドストエフ先生の「白痴」だったか。ロシアの大地に脈々と伝わる、狂者を崇める聖痴愚の伝統か。
ともあれ残酷に描かれた「愚かな」少女の姿には、特定の心の波長を持つ私のような人間を揺さぶる何かがあると思う。
筋の展開自体はやや冗長、目を瞠るドラマもアクションもない……にも拘わらず何故か心から離れない一冊である。
2010年5月20日に日本でレビュー済み
中村エリカはひたすらに主人公を痛め付けます。
痛め付けるだけ痛め付けて、ほんの小さな光明を差し、また痛め付けます。
主人公はボロボロになってしまいますが、一筋差した光明が主人公を支えます。
誰かが発したなんでも無い一言や、ふとした瞬間。
そういうものを心の支えとし、主人公は死にそうな戦いに身を投じます。
無垢で純粋で馬鹿かわいい娘がそんなあなた、自分でも理解出来てないような理由で戦うんですよ。
あまり大声では言えませんが、ダブルブリッドより好きです。
痛め付けるだけ痛め付けて、ほんの小さな光明を差し、また痛め付けます。
主人公はボロボロになってしまいますが、一筋差した光明が主人公を支えます。
誰かが発したなんでも無い一言や、ふとした瞬間。
そういうものを心の支えとし、主人公は死にそうな戦いに身を投じます。
無垢で純粋で馬鹿かわいい娘がそんなあなた、自分でも理解出来てないような理由で戦うんですよ。
あまり大声では言えませんが、ダブルブリッドより好きです。
2005年2月11日に日本でレビュー済み
中村先生の本はライトノベルだからといって
馬鹿に出来たものじゃありませんよ!
ダブル・ブリッド然り。
以前電撃HPで連載していたものです。
可愛くて”大馬鹿者”な主人公ヒロ(女)や、
捻くれてて寂しがり屋の少年。
しゃべるハンニバル(猫)。
少しいつもからずれた小学生が織り成すすっとぼけアクション。
ヒロことヒロオの優しくて時に心理をついた一言がとても印象的な一冊。
読んで損なし。
馬鹿に出来たものじゃありませんよ!
ダブル・ブリッド然り。
以前電撃HPで連載していたものです。
可愛くて”大馬鹿者”な主人公ヒロ(女)や、
捻くれてて寂しがり屋の少年。
しゃべるハンニバル(猫)。
少しいつもからずれた小学生が織り成すすっとぼけアクション。
ヒロことヒロオの優しくて時に心理をついた一言がとても印象的な一冊。
読んで損なし。
2005年12月3日に日本でレビュー済み
ダブル・ブリッドを読み中村恵里加のファンになり、この作品も手に取りました。
ミステリアスな設定、個性的なキャラクターなど、魅力的な要素はかなりありました。しかし主人公のバカさを強調するための表現が過度に多く登場します。そのため展開が遅く、読んでいてじれったさを感じました。ページ数が多いわりに話があまり進んでいないような・・・
マイナス面を強調したレビューになってしまいましたが、ストーリー事態はとても面白いと感じたので評価は高めです。
ミステリアスな設定、個性的なキャラクターなど、魅力的な要素はかなりありました。しかし主人公のバカさを強調するための表現が過度に多く登場します。そのため展開が遅く、読んでいてじれったさを感じました。ページ数が多いわりに話があまり進んでいないような・・・
マイナス面を強調したレビューになってしまいましたが、ストーリー事態はとても面白いと感じたので評価は高めです。