悪魔のミカタや、ジャストボイルドオ’クロックを読んで、うえお久光が好きなら十分買い。
ただ、ハードカバーなので価格面でなかなか手が出しにくい。
内容は5点だけど、価格が足を引っ張って星一つ減。
普通に電撃文庫で出版して欲しかった。
それと、イラスト見る楽しみが無いのが微妙に悲しい。
この作品に限っての話ですが、上手い絵師がついてくれればもっと良くなったと思うのは、私だけ?
いえ、イラストが無くても面白いんですけど・・・うーん。
物語は十分に楽しめるので2巻も買うつもりだけれど、心配事が一つ。
うえお久光って今のところ、後に引っ張る要素をキレイに解決して完結した作品がないんですよね・・・。
(一冊で完結している様でも続編の出る匂いがプンプンするという事です)
これはちゃんと完結するのかな?
価格も高いので、多くても3〜4冊位でまとめて欲しい所。
でも面白いんですよね〜。困った作家です。
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シフト ―世界はクリアを待っている― 単行本 – 2005/7/10
うえお 久光
(著)
- 本の長さ315ページ
- 言語日本語
- 出版社メディアワークス
- 発売日2005/7/10
- ISBN-104840231125
- ISBN-13978-4840231121
登録情報
- 出版社 : メディアワークス (2005/7/10)
- 発売日 : 2005/7/10
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 315ページ
- ISBN-10 : 4840231125
- ISBN-13 : 978-4840231121
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2007年1月25日に日本でレビュー済み
話や内容は他の人が指摘している通りなので割愛させて頂きます。
このうえお久光氏、私はこのシフトで初めて読んだんですけど文章酷いですね。
「!」
「……」
を多用し過ぎですし、「!」だけってどういうこと?
って突っ込みました。
後、主語がなく、三人称なのに一人称が入り乱れます
しかも、その一人称も主人公以外のも入り、かつ、主語がないので、少しゆっくり読まないと、誰がどう思っているのか解りづらいです
その意味で古文を連想させます
私も小説書いてて、主語が少ないらしいですけど、これは極端に少ないです
まあ、この作者の他の作品である 悪魔のミカタ も同じようだと言ってる方がいますし
あれだけ書いてるのに、このレベルだと、多分成長しないでしょう
このうえお久光氏、私はこのシフトで初めて読んだんですけど文章酷いですね。
「!」
「……」
を多用し過ぎですし、「!」だけってどういうこと?
って突っ込みました。
後、主語がなく、三人称なのに一人称が入り乱れます
しかも、その一人称も主人公以外のも入り、かつ、主語がないので、少しゆっくり読まないと、誰がどう思っているのか解りづらいです
その意味で古文を連想させます
私も小説書いてて、主語が少ないらしいですけど、これは極端に少ないです
まあ、この作者の他の作品である 悪魔のミカタ も同じようだと言ってる方がいますし
あれだけ書いてるのに、このレベルだと、多分成長しないでしょう
2005年7月13日に日本でレビュー済み
(本レビューは以下作品の世界設定を説明しますので、予断なく作品を読みたい方はご注意を)
本作品では中・高生にあたる少年・少女たちの一部が、睡眠中に「シフト」と呼ばれる現象によって「夢の世界」に移動してしまうという設定のもと物語が語られます。「シフト」した世界はファンタジー的な剣と魔法の世界で、現実とは関連のない外見・能力を持ったもう一人の自分として出現します。「シフト」に関する様々なルールは物語が進むにつれて明らかになっていきます。
「シフト」のルールは実に巧妙でこの作品に多様な側面を与えて、様々な要素が絡み合うなんとも言えないハイブリッドな味わいがあります。現実と「シフト」した世界を行き来するという設定は、往還型ファンタジーや「ナイトウイッチシリーズ」なんかを思い浮かべるのですが、匿名性を保った人々が現実とは異なる人物としてRPGする様子はモロにネットゲーで、そういう意味ではアニメ「.hack」や「スラムオンライン」に近い味わいです。細かなルール設定はゲームの持つ人工的な美しさがあって「レベルE 」を思わせるし、子供だけの法のない世界を描くという点では「チャイルドプラネット」「無限のリヴァイアス」っぽくもあります。
それでも☆を1つ減らしたのは、物語の核となる「シフト」のアイデアはすばらしいのですが、そこから生まれる物語はまとまりを欠いているように感じるからです。おいしい素材をいくつも垣間見せてくれるのに、それを消化不良のまま物語が閉じてしまう。書きたいことは本が分厚くなろうが、分冊しようが書くうえお久光らしくないのです。それが残念ではありますが、そうは行っても水準以上の作品ではあります。
本作品では中・高生にあたる少年・少女たちの一部が、睡眠中に「シフト」と呼ばれる現象によって「夢の世界」に移動してしまうという設定のもと物語が語られます。「シフト」した世界はファンタジー的な剣と魔法の世界で、現実とは関連のない外見・能力を持ったもう一人の自分として出現します。「シフト」に関する様々なルールは物語が進むにつれて明らかになっていきます。
「シフト」のルールは実に巧妙でこの作品に多様な側面を与えて、様々な要素が絡み合うなんとも言えないハイブリッドな味わいがあります。現実と「シフト」した世界を行き来するという設定は、往還型ファンタジーや「ナイトウイッチシリーズ」なんかを思い浮かべるのですが、匿名性を保った人々が現実とは異なる人物としてRPGする様子はモロにネットゲーで、そういう意味ではアニメ「.hack」や「スラムオンライン」に近い味わいです。細かなルール設定はゲームの持つ人工的な美しさがあって「レベルE 」を思わせるし、子供だけの法のない世界を描くという点では「チャイルドプラネット」「無限のリヴァイアス」っぽくもあります。
それでも☆を1つ減らしたのは、物語の核となる「シフト」のアイデアはすばらしいのですが、そこから生まれる物語はまとまりを欠いているように感じるからです。おいしい素材をいくつも垣間見せてくれるのに、それを消化不良のまま物語が閉じてしまう。書きたいことは本が分厚くなろうが、分冊しようが書くうえお久光らしくないのです。それが残念ではありますが、そうは行っても水準以上の作品ではあります。