わたしは普段ほとんど活字の本は読まないのですが、この作品だけは例外で読んでいます。
面白くて格段に読みやすいからです❗
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※キノの旅9 the Beautiful World (電撃文庫 し 8-15) 文庫 – 2005/10/11
- 本の長さ259ページ
- 言語日本語
- 出版社メディアワークス
- 発売日2005/10/11
- ISBN-104840231729
- ISBN-13978-4840231725
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登録情報
- 出版社 : メディアワークス (2005/10/11)
- 発売日 : 2005/10/11
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 259ページ
- ISBN-10 : 4840231729
- ISBN-13 : 978-4840231725
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,173,418位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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第6回電撃小説大賞にて『キノの旅―the Beautiful World』が最終選考候補作品に。2000年7月同作品にてデビュー(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『お茶が運ばれてくるまでに―A Book At Cafe』(ISBN-10:4048682865)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年5月12日に日本でレビュー済み
キノの旅9巻目です。
今回もあっさり読めて面白かった。
あとがきも表紙の裏にも書いてあるし、
キャラそれぞれの話が進んでいくので面白いです。
次の巻も楽しみです。
今回もあっさり読めて面白かった。
あとがきも表紙の裏にも書いてあるし、
キャラそれぞれの話が進んでいくので面白いです。
次の巻も楽しみです。
2006年10月16日に日本でレビュー済み
この作品は世に起こる事件や世界的な問題等を、いかに多角的に連想させ…
読者を楽しませるというのが魅力だったのですが、最近世に起こる事件が小説を超えるものが
倍増しこの作品でさえも現実との境界がなくなってきたことが非常に残念です。
違う国で出されたベストセラー出版を自国で出し、金儲けするという問題定義も大人には
すぐに「あの国のことか…」連想できてしまうので何通りも深読みできる゜するめ゜な小説に
回帰を望みます。
読者を楽しませるというのが魅力だったのですが、最近世に起こる事件が小説を超えるものが
倍増しこの作品でさえも現実との境界がなくなってきたことが非常に残念です。
違う国で出されたベストセラー出版を自国で出し、金儲けするという問題定義も大人には
すぐに「あの国のことか…」連想できてしまうので何通りも深読みできる゜するめ゜な小説に
回帰を望みます。
2012年10月28日に日本でレビュー済み
キノとしゃべる二輪車エルメスが旅をして色々な国を訪ねる物語の9冊目です。
色々な文化程度の、それぞれの風習がある城壁に囲まれた国々が点在する世界。
3組の旅人に旅の様子を聞いて「なっていない」と言う男の話「なってないひとたち」や、
城壁はあるけれど城門が見つからない「城壁の話」、
旅人のキノに「悲しい国であることを他国にも宣伝して欲しい」と言う「悲しみの中で」などが載っています。
とくに、突然宣戦布告を受け戸惑う国「殺す国」の宣戦布告の理由の意外性と
「電波の国」の色々なことを電波が原因としてきたのに電波塔が壊れていた、と言われ混乱する国民の様子が面白かったです。
老人になったティーが語る「むかしの話」の童話風の小編3つも楽しく読みました。
どのお話も独特のひねりがあって、読み応えがあり面白かったです。
色々な文化程度の、それぞれの風習がある城壁に囲まれた国々が点在する世界。
3組の旅人に旅の様子を聞いて「なっていない」と言う男の話「なってないひとたち」や、
城壁はあるけれど城門が見つからない「城壁の話」、
旅人のキノに「悲しい国であることを他国にも宣伝して欲しい」と言う「悲しみの中で」などが載っています。
とくに、突然宣戦布告を受け戸惑う国「殺す国」の宣戦布告の理由の意外性と
「電波の国」の色々なことを電波が原因としてきたのに電波塔が壊れていた、と言われ混乱する国民の様子が面白かったです。
老人になったティーが語る「むかしの話」の童話風の小編3つも楽しく読みました。
どのお話も独特のひねりがあって、読み応えがあり面白かったです。
2006年3月6日に日本でレビュー済み
表紙の女の子がかわいかったこと。
一人称がボクだったこと。
といった不純な理由で本書を手にとりましたw
第1巻からずっと読んでいます。
本書は例えるなら絵の無い絵本です。
それほど場景を想像させてくれます。
短いお話が続くのですが
毎回どのお話もオチに驚かされます。
良い意味でいつも予想を裏切られて新鮮でした。
派手さはなく、お色気ものろけもありません。
むしろちょっとグロテスクな面があるかも。
本シリーズがきっかけとなり
同氏の書籍はすべて読んでいます。
いわゆるファンタジー文庫からかなり遠ざかっていたのですが
私の中ではロードス島戦記、風の大陸以来のヒットです。
これからも楽しみにしています。
一人称がボクだったこと。
といった不純な理由で本書を手にとりましたw
第1巻からずっと読んでいます。
本書は例えるなら絵の無い絵本です。
それほど場景を想像させてくれます。
短いお話が続くのですが
毎回どのお話もオチに驚かされます。
良い意味でいつも予想を裏切られて新鮮でした。
派手さはなく、お色気ものろけもありません。
むしろちょっとグロテスクな面があるかも。
本シリーズがきっかけとなり
同氏の書籍はすべて読んでいます。
いわゆるファンタジー文庫からかなり遠ざかっていたのですが
私の中ではロードス島戦記、風の大陸以来のヒットです。
これからも楽しみにしています。
2005年12月26日に日本でレビュー済み
物語は全体的に小粒で、ある一定の質は保っているものの、悪くもなく、良くもなく。
オチを想像しながら読んでいると、そのまま想像通りで終わる事が多く、
多少想像と違ったとしてもあっと驚くというレベルではないので、インパクト不足は否めない感じ。
キノの話よりも師匠の話の方が面白く感じるのは、キャラ勝ちというか、
師匠のとんでもない性格とべらぼうな強さに起因していて、話そのものは平凡だったかなぁと。シズの話もまあ平凡。
そういう意味で、一番驚いたのは「あとがき」なんですが。
まさかこんなあとがきで来るとは思ってもみませんでした。
……だってねぇ。
もしかして終わりが近い証拠?(苦笑)
オチを想像しながら読んでいると、そのまま想像通りで終わる事が多く、
多少想像と違ったとしてもあっと驚くというレベルではないので、インパクト不足は否めない感じ。
キノの話よりも師匠の話の方が面白く感じるのは、キャラ勝ちというか、
師匠のとんでもない性格とべらぼうな強さに起因していて、話そのものは平凡だったかなぁと。シズの話もまあ平凡。
そういう意味で、一番驚いたのは「あとがき」なんですが。
まさかこんなあとがきで来るとは思ってもみませんでした。
……だってねぇ。
もしかして終わりが近い証拠?(苦笑)
2005年12月25日に日本でレビュー済み
9巻もやはり既刊と同じく面白い。この巻は師匠やシズの出番も多いのでその辺のキャラが好きな方も楽しめるのではないかと。
本編の方は、短い話が多く、比較的読みやすかった。
個人的にオススメするのは『電波の国』と『自然保護の国』かな。
9巻では一番『キノ』らしい話かと。
評判の良い『あとがき』も今回はちょっぴり違う感じで驚いた。
が、ある所にあった『あとがキノ』や、『あとがきズ』はいつも通りの時雨沢さんのテンションだったのでちょっぴり安心(笑)
電撃文庫にしては珍しく淡々とした文章で書かれているので、好きな方はかなりハマるのだろうけど、嫌いな方は極端に嫌うのでは?(私は前者)
堅苦しくもなく、かといって明るい感じでもなく。そんな中途半端なところが、他の電撃作品とは違う魅力かと。
本編の方は、短い話が多く、比較的読みやすかった。
個人的にオススメするのは『電波の国』と『自然保護の国』かな。
9巻では一番『キノ』らしい話かと。
評判の良い『あとがき』も今回はちょっぴり違う感じで驚いた。
が、ある所にあった『あとがキノ』や、『あとがきズ』はいつも通りの時雨沢さんのテンションだったのでちょっぴり安心(笑)
電撃文庫にしては珍しく淡々とした文章で書かれているので、好きな方はかなりハマるのだろうけど、嫌いな方は極端に嫌うのでは?(私は前者)
堅苦しくもなく、かといって明るい感じでもなく。そんな中途半端なところが、他の電撃作品とは違う魅力かと。
2006年7月17日に日本でレビュー済み
様々な感想を抱き、総括して面白いと言える作品。
作中の世界観は異世界ですが、その世界は妙にリアルに感じる。それは恐らく、時雨沢恵一氏が「人」を描くのが上手いからなのでしょう。
様々な国を旅する旅人、キノが作中の主人公ですが、これがまた実に人間らしい。青臭い正義感など全く持ち合わせず、殆ど国に起こる事件やそれらの類に干渉しないのです。人によってはそれに嫌悪感を覚えるかもしれませんが、私はそんなキノに好感を覚えます。
そして対照的な存在がシズ。彼は正真正銘の善人であり、自分を犠牲にして解決しようと介入します。このキノとの対比が実に上手い。
しかもこの巻からティーも主要キャラとして加わり、一層シズサイドが面白い。もちろん師匠と弟子のコンビも相変わらずで、欲望のまま奔放に生きてます。
文章表現が面白く、そして何よりテンポが良い。それによりスラスラと手軽に読めます。 ぜひ読んでほしい一作。
作中の世界観は異世界ですが、その世界は妙にリアルに感じる。それは恐らく、時雨沢恵一氏が「人」を描くのが上手いからなのでしょう。
様々な国を旅する旅人、キノが作中の主人公ですが、これがまた実に人間らしい。青臭い正義感など全く持ち合わせず、殆ど国に起こる事件やそれらの類に干渉しないのです。人によってはそれに嫌悪感を覚えるかもしれませんが、私はそんなキノに好感を覚えます。
そして対照的な存在がシズ。彼は正真正銘の善人であり、自分を犠牲にして解決しようと介入します。このキノとの対比が実に上手い。
しかもこの巻からティーも主要キャラとして加わり、一層シズサイドが面白い。もちろん師匠と弟子のコンビも相変わらずで、欲望のまま奔放に生きてます。
文章表現が面白く、そして何よりテンポが良い。それによりスラスラと手軽に読めます。 ぜひ読んでほしい一作。