トレイズからイクス王国での年越しの誘いがあり、アリソンとリリアは冬休みの休暇をイクス王国で過ごすために旅立ちます。
トレイズは、リリアに自分がイクストーヴァの王子であることを明かそうと、決心して待っていますが王室を巻き込んだ事件がおきてしまい……。
１，２巻でリリアとトレイズは夏休みに謀略に巻き込まれてしまいました。
「冬休みはゆっくり過ごしてもらおう」とトレイズが故国での休暇を提案したのですが、今度はトレイズの両親（王室）を目当ての「別荘」の占拠事件がおきてしまいます。
「私も行く」とかたくなに主張するリリアを連れて、トレイズは「別荘」に救助に向かいます。
占拠事件を起こした犯人達の狙いは？トレイズとリリアは危機を救うことができるのか？
トラヴァス少佐が首都で発見した撮影隊とは何者なのか？
夏休みと違い、母子で旅に出たリリア。
イクス王国についてから暖炉の側でトレイズとおいしそうに食事をする場面が楽しそうです。
王室主催の新年会が一転して占拠事件と変わり、犯人達が場を制圧する緊迫する様が対称的に描かれていて手に汗握る展開。
上下巻となっているので、この事件の解決は次の４巻に持越しとなっています。
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