初めに原作を読んで知っている立場であることを断っておきます。
まず率直に言って、これに価値を見出すのは難しい。
通り一遍に原作をなぞるだけであって、原作を踏まえ、昇華させる向きが見受けられない内容。
「何も足さない、何も引かない。」byサントリー“シングルモルトウイスキー山崎”
純然たる“漫画化”といったカンジ。原作の視覚化といっても差し支えない。まあ、あの原作に何か加えろというのも難しい話ではあるけれど…。
そして上記に加えて物語の進行速度が速い。これでは、原作未読者の感情移入は容易ではないように思われる。
作画にしても、適任を選出したというよりも、妥当な人をあてがったという印象。
ただ、元々原作がアクションやSFのでもなく、ファンタジー要素も一切ないため映像化の醍醐味がないのだから無理もない話ではある。
とりあえず、原作の小説は読み返すのに時間がかかるからってんで、漫画でお手軽に思い起こしてしみじみする分には悪くないかも。
原作未読の人はあえて手を出す必要はないと思います。
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半分の月がのぼる空(1) (電撃コミックス) コミック – 2006/2/27
- 本の長さ162ページ
- 言語日本語
- 出版社メディアワークス
- 発売日2006/2/27
- ISBN-104840233713
- ISBN-13978-4840233712
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登録情報
- 出版社 : メディアワークス (2006/2/27)
- 発売日 : 2006/2/27
- 言語 : 日本語
- コミック : 162ページ
- ISBN-10 : 4840233713
- ISBN-13 : 978-4840233712
- Amazon 売れ筋ランキング: - 577,805位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
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2006年4月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
3作(小説・アニメ・漫画) と比べていくと、里香が、ちと優し過ぎないか?
と言う感想を持ちました。
進行速度はやはり早い。
アニメもたった6話で完結だったので短くなるのは必然だが、これはアニメを漫画化したに等しいと思う。
だが絵は原作に近く、悪くはないと思う。
ただ亜希子さんが子どもっぽく感じた。
あと漫画として評価すると、動きがぎこちなく感じる。
(特に亜希子さんが司に蹴りを入れる所がぎこちなく、弱々しい。)
そんなこんなで評価していくと★3が自分では適当だと思う。
読むなら小説の方が凝縮されているのでそちらを薦めたい。
と言う感想を持ちました。
進行速度はやはり早い。
アニメもたった6話で完結だったので短くなるのは必然だが、これはアニメを漫画化したに等しいと思う。
だが絵は原作に近く、悪くはないと思う。
ただ亜希子さんが子どもっぽく感じた。
あと漫画として評価すると、動きがぎこちなく感じる。
(特に亜希子さんが司に蹴りを入れる所がぎこちなく、弱々しい。)
そんなこんなで評価していくと★3が自分では適当だと思う。
読むなら小説の方が凝縮されているのでそちらを薦めたい。
2006年10月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なんでこう、小説のコミック版は絵が微妙なんでしょうかね・・。画力がたりませんね。小説のイラスト書いてる山本さんに書いてほしかったな・・・(↑言い過ぎかね?)表情固いし・・・特に亜希子さんにはちょい愕然としましたかね。いや、唖然って言葉が似合ってるかな。まるで子供っす。
やっぱ漫画からより原作の小説から読むのがいいと思います。
やっぱ漫画からより原作の小説から読むのがいいと思います。
2006年7月27日に日本でレビュー済み
原作を読んだ者としては、正直、残念だったかな…(汗)絵の良し悪しは人の好みによるところもあるとは思うけど、それでもやっぱり。
表情がどれも堅い感じ。祐一や、里香の喜怒哀楽の起伏が狭いというか、淡白。
文章は原作の、ストレートで純粋な表現そのままで好き。
…だからこそ、
「ふふっ」
『笑ってるときの里香は天使のように綺麗だ』
…って、この里香、笑ってるの?!!?って(汗)。いまいち台詞と表情、チグハグな場面が多いような。作中一番の山場であるはずの、あの逃亡劇も、すごく淡白に感じて。タイガーマスクVS元ヤン看護婦のバトルも、なんか力入ってないような…あそこ期待してたのに…(涙
原作イラスト担当の、山本さん版ショート漫画を見た事がありますが。怒る里香、泣きべそな祐一、おちゃめな田崎さん…あっちの祐一たちの表情の方が、断然勝ってしまう…と正直に言ってしまっていいですか?(汗
内容も、原作をほとんどなぞらえただけで、特にオリジナル要素も無いです。
ただ「あ、いいな」と思ったのは作中登場した小説の解説かな。イラストと分かりやすく要点が書かれてて、興味が沸きました。あとキャラクターの絵はさておき、背景はしっかり取材して描かれてて。夜の物寂しい街の風景とか、半分の月。病院の背景もしっかりしてて、そのへんは安心して読めます。
でもやっぱりキャラクターは、大事だと思う…(汗)巻末のキャラクター設定のラフ絵はいい感じなのに。何故??
…残念だったなー…(^_^;)
表情がどれも堅い感じ。祐一や、里香の喜怒哀楽の起伏が狭いというか、淡白。
文章は原作の、ストレートで純粋な表現そのままで好き。
…だからこそ、
「ふふっ」
『笑ってるときの里香は天使のように綺麗だ』
…って、この里香、笑ってるの?!!?って(汗)。いまいち台詞と表情、チグハグな場面が多いような。作中一番の山場であるはずの、あの逃亡劇も、すごく淡白に感じて。タイガーマスクVS元ヤン看護婦のバトルも、なんか力入ってないような…あそこ期待してたのに…(涙
原作イラスト担当の、山本さん版ショート漫画を見た事がありますが。怒る里香、泣きべそな祐一、おちゃめな田崎さん…あっちの祐一たちの表情の方が、断然勝ってしまう…と正直に言ってしまっていいですか?(汗
内容も、原作をほとんどなぞらえただけで、特にオリジナル要素も無いです。
ただ「あ、いいな」と思ったのは作中登場した小説の解説かな。イラストと分かりやすく要点が書かれてて、興味が沸きました。あとキャラクターの絵はさておき、背景はしっかり取材して描かれてて。夜の物寂しい街の風景とか、半分の月。病院の背景もしっかりしてて、そのへんは安心して読めます。
でもやっぱりキャラクターは、大事だと思う…(汗)巻末のキャラクター設定のラフ絵はいい感じなのに。何故??
…残念だったなー…(^_^;)
2006年7月8日に日本でレビュー済み
原作第1巻をそのままコミックにしたという感じです。
自分みたいにストーリーを知っている人は読んでいてどこかもどかしい感じがすると思いますがビジュアルがある分、原作では「……ん?」と思ったところもなるほどと納得できて「半月」の世界をより深く理解することが出来ます。
でも、じっくりと「半分の月がのぼる空」の世界を堪能したい人はノベルを読み、おまけとしてコミックを読むというのがいいと思います。
あと、自分だけじゃないと思いますけど砲台山の頂上で里香がが言った「ありがとう」にはなんか感動というか破壊力がありますね。
その後の病室での里香のデレに思わずニヤリです。コレはビジュアルがあってこその場面ですから。
自分みたいにストーリーを知っている人は読んでいてどこかもどかしい感じがすると思いますがビジュアルがある分、原作では「……ん?」と思ったところもなるほどと納得できて「半月」の世界をより深く理解することが出来ます。
でも、じっくりと「半分の月がのぼる空」の世界を堪能したい人はノベルを読み、おまけとしてコミックを読むというのがいいと思います。
あと、自分だけじゃないと思いますけど砲台山の頂上で里香がが言った「ありがとう」にはなんか感動というか破壊力がありますね。
その後の病室での里香のデレに思わずニヤリです。コレはビジュアルがあってこその場面ですから。