(;'Д`)ハアハア 恋愛を司る天使の存在を絡めた連作短編集。以下、それぞれの感想。 plume
恋人に対する思いに揺らぐ少女の掌編。プロローグと付いてるが、作品としてはあまりに説明不足。
超告白
自意識の強い主人公(男)が、ちょっと変わった友人の女の子に告白するまでの物語。キャラクター設定が、流行のラノベっぽい。
トランキライザーキス
好きでもない男子とキスしたい衝動にさいなまれる女の子が主人公。やたら悪意のある皮肉が鼻につく。知的でもなければ鋭くも無い。背伸びして書いた感じがありがちで照れくさい。なんと言うか、最近の少女漫画のごとき内容。
恋愛実験
理屈臭い男の子の「恋愛をしたい」という突拍子もない呼びかけから始まる恋愛を描く。相手の主人公(女)と、美術の好きな男の子との手探りのやり取りがやたらほほえましい。個人的に、この本の中でもっとも面白く感じた一編。
ソラヲトベ
心の通じ合った男女が、互いの存在を求める天使と出会う物語。ここまで客観的立場であった天使が、ここにきて物語の中央に上がる。 文章は達者で一歩引いたスタンスで やっている感じがする。電撃系ではない感じがする。全体的に未熟である
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天使のレシピ(1) 文庫 – 2006/4/1
御伽枕
(著)
天使のレシピ (電撃文庫) [Apr 01, 2006] 御伽 枕; 松 竜
- 本の長さ307ページ
- 言語日本語
- 出版社メディアワークス
- 発売日2006/4/1
- ISBN-104840233861
- ISBN-13978-4840233866
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
高校二年の春、俺は呪いをかけられた。えらく強力なシロモノで、ほとほと困り果てている。呪いをかけた主と目が合った。するともうだめだ。先の行動を逐一考えてその通りに実行していかないと、どんなヘマをやらかすかわからない。そんなことを考えていると、俺が口を開くよりも先に「おはよう」と声をかけてきた。あい変わらず気が強そうで、でもどこか抜けてて、呪術なんてものとは縁遠そうで…。彼女は今、俺と同じクラスにいる―。羽根を失くしたヒトたちが織りなす不思議な短編連作の物語。
登録情報
- 出版社 : メディアワークス (2006/4/1)
- 発売日 : 2006/4/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 307ページ
- ISBN-10 : 4840233861
- ISBN-13 : 978-4840233866
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,572,180位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年4月23日に日本でレビュー済み
なんだかギャルゲーっぽいなぁというのが読み始めた時の印象でした。いや、ギャルゲーをまともに一本すらやってない僕が何を言っているのかと自分でも思いますが、しかし既視感が強いというのは否めないところです。恋愛で不幸になってしまっている男女を天使が陰から手助けするといった内容です。個々の登場人物は誰も彼もが普通人ですが、とある呪いをかけられてしまった結果、不幸なことになってしまいます。
収録されていた一つの短編にはキスがしたくてしたくてたまらなくなるといった呪いをかけられてしまった女の子が登場します。この子には彼氏がいるのですが、彼氏とのキスでは満足できないんだから困りものです。そこで、彼女は別の男子に目を向け、そして自分のキスしたい欲求を鎮めてくれる男子に出会うわけです。彼女はその男子の事が好きでキスしているわけではなくて、いわば精神安定剤的な役割をその男子に期待して、キスしているわけです。しかし、これは非常に誤解を招きやすい事象です。で、案の定彼氏に詰め寄られます。まー、結末は読んで確かめてください。
短編集なのですが、どの短編も一人称で語られます。元々、一人称の小説が好きなので若干贔屓も入るかもしれませんが、非常に良く出来た短編集だったと思いますよ。何より心理描写が秀逸。ラノベでここまで感情移入ができたのは久しぶりかもしれない。一読者である僕にそこまで思わせてくれる内容でした。('-,_ω-`)プッ
しかし、この作品、どう見ても電撃文庫って感じがしないんですよね。ちょっと考えさせられるような内容ですし。それでもまあ、最近の電撃文庫が目指す方向に肌が合わなくなりつつある僕にとっては、この作品には度肝を抜かれました。こんな作品、もっと増えてほしいですね。('-,_ω-`)プッ
収録されていた一つの短編にはキスがしたくてしたくてたまらなくなるといった呪いをかけられてしまった女の子が登場します。この子には彼氏がいるのですが、彼氏とのキスでは満足できないんだから困りものです。そこで、彼女は別の男子に目を向け、そして自分のキスしたい欲求を鎮めてくれる男子に出会うわけです。彼女はその男子の事が好きでキスしているわけではなくて、いわば精神安定剤的な役割をその男子に期待して、キスしているわけです。しかし、これは非常に誤解を招きやすい事象です。で、案の定彼氏に詰め寄られます。まー、結末は読んで確かめてください。
短編集なのですが、どの短編も一人称で語られます。元々、一人称の小説が好きなので若干贔屓も入るかもしれませんが、非常に良く出来た短編集だったと思いますよ。何より心理描写が秀逸。ラノベでここまで感情移入ができたのは久しぶりかもしれない。一読者である僕にそこまで思わせてくれる内容でした。('-,_ω-`)プッ
しかし、この作品、どう見ても電撃文庫って感じがしないんですよね。ちょっと考えさせられるような内容ですし。それでもまあ、最近の電撃文庫が目指す方向に肌が合わなくなりつつある僕にとっては、この作品には度肝を抜かれました。こんな作品、もっと増えてほしいですね。('-,_ω-`)プッ
2010年5月21日に日本でレビュー済み
普段ラノベををめったに読まないのですが、これ好きです。
文章が綺麗でありつつさっぱりしすぎてない。
私は「超告白」「恋愛実験」が好きです。
イラストが松竜さんというのも私的にはポイント高いです。
心理描写? が細かく、比喩的表現と言うか・・・全体的に詩的な感じ(なんか的ばっか使ってるww)
テンション高めの作品が好きな方には向いてないかも?
文章が綺麗でありつつさっぱりしすぎてない。
私は「超告白」「恋愛実験」が好きです。
イラストが松竜さんというのも私的にはポイント高いです。
心理描写? が細かく、比喩的表現と言うか・・・全体的に詩的な感じ(なんか的ばっか使ってるww)
テンション高めの作品が好きな方には向いてないかも?