9年たちましたか、ふと思い出し、皆さんの感想が知りたくてレビューをみたんですが、読みながら思い出してまた泣きました。本当名作。
知って、出会って、別れて……みんな大好きでした。ずっとみんなでいられたらどんなに幸せだったことか……絶対叶わないけど。
私は基本ハッピーエンド、LOVE & PEACE派なので、ちょっと残念な終わり方ですが、それがキーリらしいです。むしろ私が望むED(ハーヴェーが人間に戻りキーリと家庭をもち、一緒に穏やかに楽しく年をとっていく!)だと批判がくるだろうから我慢
よし、仕事の昼休みにカバー付けてまた読み直そう
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キーリIX 死者たちは荒野に永眠る(下) (電撃文庫 か 10-10) 文庫 – 2006/4/10
死者たちは荒野に永眠る 下
- 本の長さ296ページ
- 言語日本語
- 出版社メディアワークス
- 発売日2006/4/10
- ISBN-104840233896
- ISBN-13978-4840233897
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登録情報
- 出版社 : メディアワークス (2006/4/10)
- 発売日 : 2006/4/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 296ページ
- ISBN-10 : 4840233896
- ISBN-13 : 978-4840233897
- Amazon 売れ筋ランキング: - 239,117位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2006年4月23日に日本でレビュー済み
とうとう訪れてしまったキーリの最終巻。
一つだけ納得いかないというか、残念な事がありましたが、
キーリらしい、静かだけどしっかりとした終わり方だと思いました。
「ただそこには外の光が、
砂色の雲の覆われた鈍い光ではあるけれど
わずかに残ったこの惑星の資源を大事に大事にその懐に溜め込んできた空と大地の色が細い筋になってきらきらと降り注いでいて、
とにかくあの下まで行けばなんとかなると漠然と思っていた」
私はこの物語を読む時、いつも一巻のハーヴェイのこの台詞(?)が頭の端にひっかかっています。
キーリとハーヴェイ、大切なものが次々と消えていく中で、わずかに見える光を目指して手を取り合って歩いてゆくんだなぁと思いました。
きっとその道は、切なくて時に孤独で、永遠なんて約束されない、いつか終わりが来るものだとしても。
彼らは共に生きてゆくことのできたこの惑星と人々を愛してゆくのでしょう。
ハーヴェイの世界は切ない程ボロボロなのに、
彼を不死人にしてここまでボロボロにしたこの世界に、彼が感謝することができて、本当によかった。
なんだか胸がいっぱいで文章が支離滅裂ですが、わたしも感謝したいです。
この作品と巡り合えて本当によかった。壁井先生ありがとう。
そしてお疲れ様でした。
一つだけ納得いかないというか、残念な事がありましたが、
キーリらしい、静かだけどしっかりとした終わり方だと思いました。
「ただそこには外の光が、
砂色の雲の覆われた鈍い光ではあるけれど
わずかに残ったこの惑星の資源を大事に大事にその懐に溜め込んできた空と大地の色が細い筋になってきらきらと降り注いでいて、
とにかくあの下まで行けばなんとかなると漠然と思っていた」
私はこの物語を読む時、いつも一巻のハーヴェイのこの台詞(?)が頭の端にひっかかっています。
キーリとハーヴェイ、大切なものが次々と消えていく中で、わずかに見える光を目指して手を取り合って歩いてゆくんだなぁと思いました。
きっとその道は、切なくて時に孤独で、永遠なんて約束されない、いつか終わりが来るものだとしても。
彼らは共に生きてゆくことのできたこの惑星と人々を愛してゆくのでしょう。
ハーヴェイの世界は切ない程ボロボロなのに、
彼を不死人にしてここまでボロボロにしたこの世界に、彼が感謝することができて、本当によかった。
なんだか胸がいっぱいで文章が支離滅裂ですが、わたしも感謝したいです。
この作品と巡り合えて本当によかった。壁井先生ありがとう。
そしてお疲れ様でした。
2014年7月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
せっかく壮大な旅をしてきたのに
このラストは納得行かない
もっと綺麗な終わり方もあったはずなのになぜこのエンディングなのか
だが現実はそんなものなのかもしれない
このラストは納得行かない
もっと綺麗な終わり方もあったはずなのになぜこのエンディングなのか
だが現実はそんなものなのかもしれない
2006年6月11日に日本でレビュー済み
遅くなりましたが・・・とうとう発売されてしまいました
「キーリ」最終巻。 1巻から、いつもいつもボロボロになって
戻ってくるハーヴェィにオロオロしながら読んでいましたが
とうとうその「キーリ」も最後の時が来たんだ。と思いつつ購入。
ハーヴェィが静かに、途切れ途切れに呟いたキーリへの
最後の言葉。 その言葉は私達読者の心にも深く深く刻み
込まれたんじゃないか・・・と思います。
ベアトリクス・兵長・ヨアヒム それぞれの想いを胸に
哀しい結末となってしまったけれど、それでも良かったと思います。
キーリとハーヴェイは、約束の「あの場所」で
命尽きるまでゆっくりとのんびりと過ごして行く。
読み終わった後、凄く泣きました。
「キーリ」は私たちに「生きる意味」を教えてくれる本だと思います。
壁井さん、素敵な本に巡り合わせて頂き感謝しています。
「キーリ」最終巻。 1巻から、いつもいつもボロボロになって
戻ってくるハーヴェィにオロオロしながら読んでいましたが
とうとうその「キーリ」も最後の時が来たんだ。と思いつつ購入。
ハーヴェィが静かに、途切れ途切れに呟いたキーリへの
最後の言葉。 その言葉は私達読者の心にも深く深く刻み
込まれたんじゃないか・・・と思います。
ベアトリクス・兵長・ヨアヒム それぞれの想いを胸に
哀しい結末となってしまったけれど、それでも良かったと思います。
キーリとハーヴェイは、約束の「あの場所」で
命尽きるまでゆっくりとのんびりと過ごして行く。
読み終わった後、凄く泣きました。
「キーリ」は私たちに「生きる意味」を教えてくれる本だと思います。
壁井さん、素敵な本に巡り合わせて頂き感謝しています。
2009年5月4日に日本でレビュー済み
なんだかとても寂しい話
私の結論は是でしたが、読む人にとっては結論がでない人も居るでしょう。
他の方が殆ど書いていますが、GoodでもButでも無くあえて云うならキーリという物語の最良(More・Better)の結末。
是で終わったんだという人もいるでしょう、キーリがおばあちゃんになるまでハーヴェイを「見守り続ける」という想像も有りです。
作者が本当の終わりを書いたならそれはそれで有りだろうし、読者があえて自分なりの解釈で保管する事も出来る。
それを許してくれる説得力があった。
ただ、私の感想は、「キーリもハーヴェイも最初から何も変わってない、ただ、感情の伝え方を思い出しただけなんだ」と。
そう、やっとの事でたどり着いた想いが終わりの台詞、だから「なんだかとっても寂しいお話」
結局
現代に蘇った「新しい童話」(児童書は基本ハッピーな話で教訓がないのでまたちょっと違います)それが「キーリ〜」
シリーズを通しで何度か読む事をお勧めします。
そして、関連作なりのサイドストーリーも出来れば保管した方がよいでしょう。
面倒くさい性格(優しすぎて)と、人間嫌い(好きになっても置いていかれるのは自分だから)の不死人、二人に安らぎが訪れた、と解釈出来るかどうかは貴方次第
作者の方が設定を事細かに本編で書くと云う事をなさらないので(設定について語るのは嫌いじゃないみたいなのですが)ああ、そうだったのか…という感想も出てきます。
そしてこの最終巻を読めば、自分なりに過ごした「キーリとハーヴェイと兵長と自分」について結論が出る事でしょう。
私の結論は是でしたが、読む人にとっては結論がでない人も居るでしょう。
他の方が殆ど書いていますが、GoodでもButでも無くあえて云うならキーリという物語の最良(More・Better)の結末。
是で終わったんだという人もいるでしょう、キーリがおばあちゃんになるまでハーヴェイを「見守り続ける」という想像も有りです。
作者が本当の終わりを書いたならそれはそれで有りだろうし、読者があえて自分なりの解釈で保管する事も出来る。
それを許してくれる説得力があった。
ただ、私の感想は、「キーリもハーヴェイも最初から何も変わってない、ただ、感情の伝え方を思い出しただけなんだ」と。
そう、やっとの事でたどり着いた想いが終わりの台詞、だから「なんだかとっても寂しいお話」
結局
現代に蘇った「新しい童話」(児童書は基本ハッピーな話で教訓がないのでまたちょっと違います)それが「キーリ〜」
シリーズを通しで何度か読む事をお勧めします。
そして、関連作なりのサイドストーリーも出来れば保管した方がよいでしょう。
面倒くさい性格(優しすぎて)と、人間嫌い(好きになっても置いていかれるのは自分だから)の不死人、二人に安らぎが訪れた、と解釈出来るかどうかは貴方次第
作者の方が設定を事細かに本編で書くと云う事をなさらないので(設定について語るのは嫌いじゃないみたいなのですが)ああ、そうだったのか…という感想も出てきます。
そしてこの最終巻を読めば、自分なりに過ごした「キーリとハーヴェイと兵長と自分」について結論が出る事でしょう。
2007年10月30日に日本でレビュー済み
回りくどい性格の少女と、素直じゃない性格の不死身の青年の恋愛冒険譚。そんな二人の心の成長を描いた物語、ここに完結します……。
回りくどさの無くなった真っ直ぐなキーリ、素直にキーリを愛するハーヴェイがここには在ります。
――人であらざる『モノ』と、人の間には愛が成立する。それが確信出来る素晴らしいフィナーレでした。
人であらざると前述しましたが、私個人はハーヴェイ等不死人はキーリ以上に人間臭い『人間』達なんだと思っています。不死人だって人間なんです!実在したら差別は許しません(笑)!
ハーヴェイ達不死人は不死身になっても、きっと人間になりたい、人間で在りたいと、悩み、足掻いていたのでしょう。そしてある日一人の少女と出会い、ふと自身でも気づかぬ内にちゃんと人間として生きている。人間らしく生きている。彼等自身がそうと気づかぬ内に≪他人≫のために生きるようになっている。
本当に素晴らしいです……。思い返しただけで涙がこぼれます。
小説内における彼の言葉を借りて言わせて頂きます。
『キーリ(この小説)と出会えて、本当に良かった――――』
回りくどさの無くなった真っ直ぐなキーリ、素直にキーリを愛するハーヴェイがここには在ります。
――人であらざる『モノ』と、人の間には愛が成立する。それが確信出来る素晴らしいフィナーレでした。
人であらざると前述しましたが、私個人はハーヴェイ等不死人はキーリ以上に人間臭い『人間』達なんだと思っています。不死人だって人間なんです!実在したら差別は許しません(笑)!
ハーヴェイ達不死人は不死身になっても、きっと人間になりたい、人間で在りたいと、悩み、足掻いていたのでしょう。そしてある日一人の少女と出会い、ふと自身でも気づかぬ内にちゃんと人間として生きている。人間らしく生きている。彼等自身がそうと気づかぬ内に≪他人≫のために生きるようになっている。
本当に素晴らしいです……。思い返しただけで涙がこぼれます。
小説内における彼の言葉を借りて言わせて頂きます。
『キーリ(この小説)と出会えて、本当に良かった――――』
2006年12月9日に日本でレビュー済み
キーリ〈9〉死者たちは荒野に永眠る〈下〉
長かったキーリシリーズもとうとう最終巻です。
様々な苦難を乗り越えて、成長していくキーリと共に、読者の私も成長した気がします。
そして、今生きているということに感謝したくなります。
“自分が生きていて、笑顔でいられてよかった”
心からそう思える作品だと思います。
そして、必ずこう思うでしょう。
“この作品に巡り会えてよかった―。”
キーリとハーヴェイたちの成長を読んでいくうちに、私もたくさんのことを知りました。
命の尊さ、死の悲しみ、笑顔をくれた壁井ユカコ先生にありがとう。
本当にすばらしい作品です。
キーリ最終巻、ハンカチなしでは読めません!
長かったキーリシリーズもとうとう最終巻です。
様々な苦難を乗り越えて、成長していくキーリと共に、読者の私も成長した気がします。
そして、今生きているということに感謝したくなります。
“自分が生きていて、笑顔でいられてよかった”
心からそう思える作品だと思います。
そして、必ずこう思うでしょう。
“この作品に巡り会えてよかった―。”
キーリとハーヴェイたちの成長を読んでいくうちに、私もたくさんのことを知りました。
命の尊さ、死の悲しみ、笑顔をくれた壁井ユカコ先生にありがとう。
本当にすばらしい作品です。
キーリ最終巻、ハンカチなしでは読めません!
2006年4月14日に日本でレビュー済み
思い出しただけでも泣ける、久しぶりに号泣した作品でした。というか、これほどまでに胸が締め付けられるような切なさを味わった小説は初めてです。
ハーヴェイが不死人で、兵長が幽霊あるだけに、3人でのハッピーエンドはありえないんだろうなぁ。と思って、3人で幸せになってほしかった私としては常にはらはらしていました。7巻の兵長の記憶がなくなったときなんか、もうこんな悲しいラストを読むぐらいなら読まないでおこうかと思ったほどでした。それでも最後まで読んでしまったのは、この本の魅力に私が魅了されていたからだと思います。
最後の方は涙で文字が見えなくなって、読み終わったら切なさで胸がいっぱいでした。もっと他にラストがなかったのか、もしかしたら番外編なんかがあるんじゃないのか。なんてことをずっと考えてしまいます。
キーリやハーヴェイや兵長、そしてこの本に登場するキャラクターが大好きなだけに、このラストはどうしようもなくやるせない気持ちになりますが、本としては最高の終わり方なんだと思います。
キーリにハーヴェイに兵長大好き!声を大にして叫びたい。
ハーヴェイが不死人で、兵長が幽霊あるだけに、3人でのハッピーエンドはありえないんだろうなぁ。と思って、3人で幸せになってほしかった私としては常にはらはらしていました。7巻の兵長の記憶がなくなったときなんか、もうこんな悲しいラストを読むぐらいなら読まないでおこうかと思ったほどでした。それでも最後まで読んでしまったのは、この本の魅力に私が魅了されていたからだと思います。
最後の方は涙で文字が見えなくなって、読み終わったら切なさで胸がいっぱいでした。もっと他にラストがなかったのか、もしかしたら番外編なんかがあるんじゃないのか。なんてことをずっと考えてしまいます。
キーリやハーヴェイや兵長、そしてこの本に登場するキャラクターが大好きなだけに、このラストはどうしようもなくやるせない気持ちになりますが、本としては最高の終わり方なんだと思います。
キーリにハーヴェイに兵長大好き!声を大にして叫びたい。