表紙の金型に惹かれて買ってみましたが、バンダイの工場見学や、社内史を読んでいる様で、読後感は薄いです。もう一度読み返すこともありませんでした。
どなたかも指摘されていますが、「田宮模型の仕事」の様な重厚感、歴史感が少ないのですよね。20年位でも、丹念に捜せばいろいろ出てくるとは思うのですが。
ただ、宇宙戦艦ヤマトから続くアニメブームの中で、ガンダムを捉えた分析は私にとっては新鮮なものでした。関係者、分析者の間では当たり前の事かもしれませんが→面白くなって、ネットで検索したら、いろんな人がそういう分析をしていました。
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ガンプラ開発真話 単行本 – 2006/3/17
ガンプラはいかにして誕生したのか!? これまで語られることの少なかったガンプラ黎明期の真実を、当時の関係者の証言を元に解き明かす!
「ガンダム神話」などで定評のある猪俣氏と、バンダイのOBで当時の静岡工場の姿を知る加藤氏による、ガンプラヒストリー。そのほかガンプラブームに立ち会ったホビー誌編集者たちの特別寄稿も収録し、ガンプラの作りえたムーブメントを多面的に検証する。
「ガンダム神話」などで定評のある猪俣氏と、バンダイのOBで当時の静岡工場の姿を知る加藤氏による、ガンプラヒストリー。そのほかガンプラブームに立ち会ったホビー誌編集者たちの特別寄稿も収録し、ガンプラの作りえたムーブメントを多面的に検証する。
- 本の長さ238ページ
- 言語日本語
- 出版社メディアワークス
- 発売日2006/3/17
- ISBN-104840234396
- ISBN-13978-4840234399
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登録情報
- 出版社 : メディアワークス (2006/3/17)
- 発売日 : 2006/3/17
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 238ページ
- ISBN-10 : 4840234396
- ISBN-13 : 978-4840234399
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,074,902位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,167位模型・プラモデル (本)
- - 6,350位漫画・アニメ・BL(イラスト集・オフィシャルブック)
- - 92,925位科学・テクノロジー (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年8月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「開発真話」というからには25年の間に培われた技術の足跡を辿るのかと思ったら、最初のガンプラブームの話だけ。それも、版権取得とか生産ラインとか、開発と関係ない話ばかりに終始して、開発者へのインタビューなども一切なし。
単にガンプラブームを経験した人たち(それも営業とか生産関係者)の苦労話と、当時を知る模型雑誌の編集長2人の下らない思い出話が200ページ書いてあるだけ。「田宮模型の仕事」「海洋堂クロニクル」などと同等のクオリティを期待していたが、見事に裏切られた。
挙句に著者あとがきで「(既存のガンプラ関連著書の中でも)最も中身が濃くて面白いものに仕上がったと自負」とは噴飯ものである。
それに、著者は時効と思っているのかもしれないし、バンダイ側の視点でしか書かれていないからはっきりとは言えないが、創通から版権を取得する流れは、ちょっと胡散臭いのではないか?著者の良識を疑ってしまう。
単にガンプラブームを経験した人たち(それも営業とか生産関係者)の苦労話と、当時を知る模型雑誌の編集長2人の下らない思い出話が200ページ書いてあるだけ。「田宮模型の仕事」「海洋堂クロニクル」などと同等のクオリティを期待していたが、見事に裏切られた。
挙句に著者あとがきで「(既存のガンプラ関連著書の中でも)最も中身が濃くて面白いものに仕上がったと自負」とは噴飯ものである。
それに、著者は時効と思っているのかもしれないし、バンダイ側の視点でしか書かれていないからはっきりとは言えないが、創通から版権を取得する流れは、ちょっと胡散臭いのではないか?著者の良識を疑ってしまう。
2009年9月24日に日本でレビュー済み
ガンプラ「開発」というよりも、ガンプラブームの中で
いかに生産管理・流通等をスムーズに流していくのかという
ロジスティックス面の苦労話が多い一冊。
よってアニメに近いデザイン面や
「何故ガンプラは売れたのか」という企画面でのエピソードを
期待する読者には物足りないであろう。
ただ、一般サラリーマンの一人としては
(当然学生時代当時には理解できなかった)
版権取得などのくだりは大変興味深い。
いかに生産管理・流通等をスムーズに流していくのかという
ロジスティックス面の苦労話が多い一冊。
よってアニメに近いデザイン面や
「何故ガンプラは売れたのか」という企画面でのエピソードを
期待する読者には物足りないであろう。
ただ、一般サラリーマンの一人としては
(当然学生時代当時には理解できなかった)
版権取得などのくだりは大変興味深い。
2006年3月20日に日本でレビュー済み
買ってその日に一気に読んでしまいました。
泣けるエピソードいっぱいでした。
私は昭和32年生まれで、30円の飛行機プラモから始まり、今井科学のサンダーバードからタミヤのMMへとプラモ少年していました。
ここに書かれている市場の状況を消費者の立場から実感してきました。
当時のバンダイの動きが、内情はこういうものだったのだと初めて知り、納得するとともにその柔軟な考え方に頭が下がります。
かかわった多くの人たちの熱意が、ある種奇跡的な偶然にも恵まれて大ヒットへとつながっていく様はNHKのプロジェクトXじゃないけど涙涙でした。
僕たちは、サンダーバードの頃から、1号と2号を同じスケールで並べてみたかったし、1号の車輪は邪魔だと思ってたんです。(だから僕自身は1号を買ってない。)
って、それは余計な話ですけど、そういう気持ちにはじめてこたえてくれたのが1/144ガンダムだったわけで、そこに至るまでの過程がこの本に余すことなく記されています。
ガンプラに興味のないモデラーの方も、もうひとつのプラモデル開発史として一読をお勧めします。
泣けるエピソードいっぱいでした。
私は昭和32年生まれで、30円の飛行機プラモから始まり、今井科学のサンダーバードからタミヤのMMへとプラモ少年していました。
ここに書かれている市場の状況を消費者の立場から実感してきました。
当時のバンダイの動きが、内情はこういうものだったのだと初めて知り、納得するとともにその柔軟な考え方に頭が下がります。
かかわった多くの人たちの熱意が、ある種奇跡的な偶然にも恵まれて大ヒットへとつながっていく様はNHKのプロジェクトXじゃないけど涙涙でした。
僕たちは、サンダーバードの頃から、1号と2号を同じスケールで並べてみたかったし、1号の車輪は邪魔だと思ってたんです。(だから僕自身は1号を買ってない。)
って、それは余計な話ですけど、そういう気持ちにはじめてこたえてくれたのが1/144ガンダムだったわけで、そこに至るまでの過程がこの本に余すことなく記されています。
ガンプラに興味のないモデラーの方も、もうひとつのプラモデル開発史として一読をお勧めします。
2006年3月19日に日本でレビュー済み
○いいところ
・ボックスアートの画家さんたちや、当時のガンプラ生産現場の様子
などに触れられており、これまでになかった切り口である。
○寂しいところ
・ガンプラの登場背景として、これまでバンダイがたずさわった模型の
歴史に多くのページを割かざるをえず、ガンプラにしか興味がない
人には冗長に感じるかも。
○全体の印象
・ガンプラをお題にした、バンダイの模型歴史書という印象でした。
・ボックスアートの画家さんたちや、当時のガンプラ生産現場の様子
などに触れられており、これまでになかった切り口である。
○寂しいところ
・ガンプラの登場背景として、これまでバンダイがたずさわった模型の
歴史に多くのページを割かざるをえず、ガンプラにしか興味がない
人には冗長に感じるかも。
○全体の印象
・ガンプラをお題にした、バンダイの模型歴史書という印象でした。
2011年10月26日に日本でレビュー済み
かつてあったガンプラブーム、その裏でバンダイにいかなる苦労と工夫があったかがよく書かれています。猛烈に売れてうはうはで左うちわ、傍目にはそう思えたのに製造現場は実際は残業につぐ残業、営業は問屋や小売店からの強烈な突き上げ――。いやあ、どちらも全然幸せそうじゃないです。
スケール表記の定着までの経緯、ガンプラの礎となったヤマトの果たした役割、ガンプラの高い技術が購買者も共に押し上げていた事実、この辺が読んでいて面白かったです。あとはでも、それほど興味は引かれなかったかな。ガンプラにまつわる思い出、そんな感じの話が大半でしたし。ガンプラに興味のある人なら普通に面白く読める、そういう本だと思います。
スケール表記の定着までの経緯、ガンプラの礎となったヤマトの果たした役割、ガンプラの高い技術が購買者も共に押し上げていた事実、この辺が読んでいて面白かったです。あとはでも、それほど興味は引かれなかったかな。ガンプラにまつわる思い出、そんな感じの話が大半でしたし。ガンプラに興味のある人なら普通に面白く読める、そういう本だと思います。