『乃木坂春香の秘密〈4〉』です。
今回は文化祭がメインとなります。
ストーリーは、主人公と転校生椎菜が、文化祭実行委員に選ばれて、急接近。一方春香は、忙しい主人公とすれ違ってばかりでせつない気持ちになる……という、まあいってしまえば超お約束な展開です。
文化祭ではミスコンテストが行われます。で、学園中の美少女キャラが総出演という感じになります。そこが本巻の最大の見所でもあるでしょう。
最後、落ち着きどころについては、ネタバレ防止というよりは、お約束で分かり切ったことなので、わざわざここで述べるまでもないでしょう。
相変わらずのベタベタな展開と、無駄にエロいイラストが全開で、良かったです。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
乃木坂春香の秘密(4) (電撃文庫) 文庫 – 2006/6/8
乃木坂春香の秘密〈4〉 (電撃文庫) [文庫] [Jun 01, 2006] 五十嵐 雄策; しゃあ
- 本の長さ392ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2006/6/8
- ISBN-104840234477
- ISBN-13978-4840234474
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2006/6/8)
- 発売日 : 2006/6/8
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 392ページ
- ISBN-10 : 4840234477
- ISBN-13 : 978-4840234474
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
10月3日生まれ。第4回電撃hp短編小説賞最優秀賞を受賞し、『乃木坂春香の秘密』で文庫デビュー(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『小春原日和の育成日記〈2〉』(ISBN-10:4048688332)が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
12グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2007年5月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2021年12月7日に日本でレビュー済み
春香の誕生日翌朝(10月21日)の2年1組のホームルーム。突如として北海道・小樽から
転入してきたのは以前裕人がロンドンや秋葉原で邂逅した天宮椎菜だった。
転入早々椎菜は学校のことを早く知りたいという理由から文化祭実行委員となり、
道連れで文化祭実行委員となった裕人と行動を共にすることになるが、それは裕人が
春香と一緒に過ごすための時間の減少を意味していた。そしてなぜか隣のクラス(2組)の
朝倉信長による工作(1組の生徒に対する脅迫)により文化祭の出し物が
『コスプレ喫茶』となるのだが――が本巻序盤のあらすじ。
文化祭の前日、裕人が崩れ落ちる装飾から椎菜を守った結果、彼女を押し倒すような形となり、
春香がそれを目撃するというベタ展開が描かれるが本題はそこではなく、
春香の裕人に対する感情が『仲の良い特別なお友達』から『失いたくない存在』へと
知らないうちに変化したことそして裕人と椎菜の姿を目の当たりにしたことが
トリガーとなって自分自身の本心に気付いたという、いわばターニングポイントと
呼べるストーリーであることが理解できる。
転入してきたのは以前裕人がロンドンや秋葉原で邂逅した天宮椎菜だった。
転入早々椎菜は学校のことを早く知りたいという理由から文化祭実行委員となり、
道連れで文化祭実行委員となった裕人と行動を共にすることになるが、それは裕人が
春香と一緒に過ごすための時間の減少を意味していた。そしてなぜか隣のクラス(2組)の
朝倉信長による工作(1組の生徒に対する脅迫)により文化祭の出し物が
『コスプレ喫茶』となるのだが――が本巻序盤のあらすじ。
文化祭の前日、裕人が崩れ落ちる装飾から椎菜を守った結果、彼女を押し倒すような形となり、
春香がそれを目撃するというベタ展開が描かれるが本題はそこではなく、
春香の裕人に対する感情が『仲の良い特別なお友達』から『失いたくない存在』へと
知らないうちに変化したことそして裕人と椎菜の姿を目の当たりにしたことが
トリガーとなって自分自身の本心に気付いたという、いわばターニングポイントと
呼べるストーリーであることが理解できる。
2006年6月8日に日本でレビュー済み
新キャラが本格的に絡んできて
展開が変わっていきます。
いままでは主人公&春香の間のストーリーでしたが
第三者(春香の妹とか両親とかメイドとかを除く人)が
入ることで、二人の関係がどのように変わるか期待です。
それにしても、イラストの絵はえろいですね。
帯をはずせません。。。カバーもはずせません。。。
展開が変わっていきます。
いままでは主人公&春香の間のストーリーでしたが
第三者(春香の妹とか両親とかメイドとかを除く人)が
入ることで、二人の関係がどのように変わるか期待です。
それにしても、イラストの絵はえろいですね。
帯をはずせません。。。カバーもはずせません。。。
2008年3月15日に日本でレビュー済み
この作者の何が凄いって、
王道中の王道、
使い古されたパターン中のパターンを
堂々と21世紀に蘇らせたこと。
作劇とはこれでいいんです。
無駄に細かいSF設定だとか、
アヤカシをナントカ能力で排除とか、
そーんなもの一部のラノベ読者を除いて
別に読みたがってないのです。
それを赤裸々にしてくれました。
“読者は王道パターンが大好き”
ここまで徹底的に
“過去にどこかで見た描写・演出・セリフ”
だけで構成するなんて、
ひとかどの才能で無ければ無理です。
「過剰な比喩」と言う評も見受けますが、
80年代火浦功、90年代初期ラノベで
さんざんやってきたことです。
21世紀ラノベ作家が
どこかに忘れてきた“王道・パターン”を
丁寧に王政復古した、
五十嵐雄策に拍手!!
王道中の王道、
使い古されたパターン中のパターンを
堂々と21世紀に蘇らせたこと。
作劇とはこれでいいんです。
無駄に細かいSF設定だとか、
アヤカシをナントカ能力で排除とか、
そーんなもの一部のラノベ読者を除いて
別に読みたがってないのです。
それを赤裸々にしてくれました。
“読者は王道パターンが大好き”
ここまで徹底的に
“過去にどこかで見た描写・演出・セリフ”
だけで構成するなんて、
ひとかどの才能で無ければ無理です。
「過剰な比喩」と言う評も見受けますが、
80年代火浦功、90年代初期ラノベで
さんざんやってきたことです。
21世紀ラノベ作家が
どこかに忘れてきた“王道・パターン”を
丁寧に王政復古した、
五十嵐雄策に拍手!!
2006年6月18日に日本でレビュー済み
毎回この作品は小気味良いテンポとまとまりで構成されていて読みやすい作品となっています。
またある程度の伏線はその巻の中で消化されますので読後もすっきりできます。
そんな4作目。
今までは裕人と春香が軸でそれを中心とした物語でしたが、今回登場した椎菜がそのバランスを崩します。
また今回はいろいろな出来事によって2人がすれ違っていき文化祭前夜での出来事で…
こう書くとまー普通のことなのですがその2人がすれ違うタイミングが絶妙。
本当にもどかしいところで…という感じでもどかしさをかもし出してくれます。
そんな今作の最大の魅力は何と言ってもミスコンの紹介文でしょうw
あの紹介文によってそのキャラに対する想像力を掻きたてられる。
またそのドンピシャのタイミングでしゃあさんの挿絵が入る。
本当にすばらしい、ここまで完璧なタイミングで挿絵が入ってきた作品があったであろうか?とも言えそうなくらいです。
手堅くまとまっていて高値安定のすばらしい作品です。
またある程度の伏線はその巻の中で消化されますので読後もすっきりできます。
そんな4作目。
今までは裕人と春香が軸でそれを中心とした物語でしたが、今回登場した椎菜がそのバランスを崩します。
また今回はいろいろな出来事によって2人がすれ違っていき文化祭前夜での出来事で…
こう書くとまー普通のことなのですがその2人がすれ違うタイミングが絶妙。
本当にもどかしいところで…という感じでもどかしさをかもし出してくれます。
そんな今作の最大の魅力は何と言ってもミスコンの紹介文でしょうw
あの紹介文によってそのキャラに対する想像力を掻きたてられる。
またそのドンピシャのタイミングでしゃあさんの挿絵が入る。
本当にすばらしい、ここまで完璧なタイミングで挿絵が入ってきた作品があったであろうか?とも言えそうなくらいです。
手堅くまとまっていて高値安定のすばらしい作品です。
2006年8月11日に日本でレビュー済み
あらすじは、完璧だけどドジっ娘の春香と平凡だけどなぜか美人に囲まれる裕人の恋物語。
とにかく挿絵担当のしゃあさんのイラストがすごくいいです。この人がいなかったらこの「乃木坂春香の秘密」は、ここまで評価されなかったでしょう。著者の書き方は、4冊も読んだら消化不良になるぐらい、くどいです。あとベタな定番パターンを多用しすぎ。裕人と春香の二人は、幼稚園児かというぐらいの付き合い方なので、ちょっと不満です。しゃあさんのイラストと合うキャラクターを書いているのは、よかったですけど。もうすこし変化のある 要は著者はもう少しうまくなってほしいです。
とにかく挿絵担当のしゃあさんのイラストがすごくいいです。この人がいなかったらこの「乃木坂春香の秘密」は、ここまで評価されなかったでしょう。著者の書き方は、4冊も読んだら消化不良になるぐらい、くどいです。あとベタな定番パターンを多用しすぎ。裕人と春香の二人は、幼稚園児かというぐらいの付き合い方なので、ちょっと不満です。しゃあさんのイラストと合うキャラクターを書いているのは、よかったですけど。もうすこし変化のある 要は著者はもう少しうまくなってほしいです。
2009年12月2日に日本でレビュー済み
転校生「天宮椎菜」の登場で、ふたりの関係の行方はどうなるのか。「乃木坂春香の秘密」第4巻です。
今回は文化祭がメインのお話です。心は躍る文化祭。出し物はコスプレ喫茶。そしてミスコン。嗚呼、何たる青春イベント。
しかし、実行委員に選ばれて忙しい裕人君と乃木坂さんの間にはすれ違いが生じます。同じ実行委員の椎菜の存在も気になります。そして事件は文化祭前夜に……
これまでは「秘密」を共有する仲だったふたり。すれ違うふたりの気持ちはどうなってしまうのでしょうか。後夜祭に可能性をかけて、裕人君は走ります。そしてふたりの関係は新たなステップを踏むことができるのでしょうか。
お約束と言えばまあお約束の展開なのですが、程よい緊張感をのりこえて、ふたりがまた新しい一歩をふみ出すのが気持ちのいい今回のお話でした。裕人君、乃木坂さんを泣かせてはいけませんよ……
今回は文化祭がメインのお話です。心は躍る文化祭。出し物はコスプレ喫茶。そしてミスコン。嗚呼、何たる青春イベント。
しかし、実行委員に選ばれて忙しい裕人君と乃木坂さんの間にはすれ違いが生じます。同じ実行委員の椎菜の存在も気になります。そして事件は文化祭前夜に……
これまでは「秘密」を共有する仲だったふたり。すれ違うふたりの気持ちはどうなってしまうのでしょうか。後夜祭に可能性をかけて、裕人君は走ります。そしてふたりの関係は新たなステップを踏むことができるのでしょうか。
お約束と言えばまあお約束の展開なのですが、程よい緊張感をのりこえて、ふたりがまた新しい一歩をふみ出すのが気持ちのいい今回のお話でした。裕人君、乃木坂さんを泣かせてはいけませんよ……
2006年8月27日に日本でレビュー済み
3巻までと違い、物語全体に気を配った文化祭日記。周囲のキャラクタ達が主人公に対しての感情をにじみ出して、結果安定傾向にある主人公とヒロインの関係を騒ぎ立てていくというこてこてパターンで安心して読めるわけですが、そんな中で、言葉の比喩を過剰に転がしていくという作者独特な芸風が楽しいです。