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狼と香辛料 (3) (電撃文庫) 文庫 – 2006/10/10

4.6 5つ星のうち4.6 279個の評価

この商品には新版があります:

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2006/10/10)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/10/10
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 344ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4840235880
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4840235884
  • カスタマーレビュー:
    4.6 5つ星のうち4.6 279個の評価

著者について

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支倉 凍砂
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1982年12月27日生まれ。第12回電撃小説大賞“銀賞”受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 狼と香辛料〈14〉 (ISBN-13: 978-4048683265)』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.6つ
5つのうち4.6つ
279グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年4月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は、経済とロマンスを巧みに織り交ぜた物語で、読者を中世のヨーロッパを思わせる世界へと誘う。

この物語の魅力は、主人公ロレンスとホロの関係性にある。

彼らの会話は知的でありながらも心温まるもので、二人の絆が深まる様子は読む者の心をガッシリ掴む。

ホロのキャラクターは特に魅力的で、彼女の賢さ、機知に富んだ言葉遣い、そして時折見せる無邪気さが物語に深みを与えている。

ロレンスの商人としての葛藤や成長もまた、経済的な知識と絡めて描かれており、あなたに新鮮な体験を提供する。

著者は、詳細な世界観と経済の仕組みを丁寧に構築し、それを物語の中で自然に展開させている。

この巧妙な設定は、単なるファンタジーを超えたリアリズムを生み出し、読者が物語の世界に没入するのを助ける。

また、感情的な面では、ロレンスとホロの旅路には多くの試練があり、それを乗り越える過程で二人の関係が強化されるのを見ることができる。

彼らの冒険は、単に目的地への旅ではなく、自己発見と人間関係の深化への旅でもある。

本書は、経済学と人間ドラマが見事に融合した作品であり、その洗練された物語は多くの読者を魅了する。

物語のテンポ、キャラクターの魅力、そして思慮深いプロットは、このシリーズを特別なものにしている。

読後感は満足感に満ちており、次の巻への期待を高めるものとなっている。

このシリーズは、ファンタジーと経済学に興味がある読者にとって、必読の書。
2016年11月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Ⅰの無料版を読んでから、アニメのⅠ~Ⅱを視聴、その後また原作に戻ってきました。まぁハマったという事です。
ほっこりしたい時に読みます。
2021年7月10日に日本でレビュー済み
このシリーズ、読み終わると不快感が残ります。。。。。。。。。
一応、最後はめでたしめでたしで終わるのですが、納得できないモヤモヤしたものが溜まります。
そもそも狼のホロの思考が人間とは違うので理解するのが無理なのかもしれません。
今回の商材は黄鉄鉱でした。鉱物にちょっと詳しい人なら誰でも知ってる様な初心者向けの物です。母岩に着いた状態の黄鉄鉱なら飾っておくとカッコイイと思います。
銀河鉄道の夜の宮沢先生も綺麗な鉱物が売り物にならないかと活動してたみたいですが、裕福な社会で無いと無理なんでしょうね。今ならロードナイトなどは高値でうれますけど。
愚者の金と呼ばれる黄鉄鉱がブームになって物凄い高値になるというお話ですが、そんなに欲しがる人いるのかと思いました。まあブームなので。。。。。。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年5月26日に日本でレビュー済み
リュビンハイゲンからさらに北上し国境を越え、正教徒と異教徒が共存し、
宗教色を排した町・クメルスンに冬の大市を目的に向かうロレンスとホロ。
その道すがら二頭立て馬車で魚を生きたまま運ぶ、同じローエン商業組合に
属する若き魚の仲買人・アマーティと出会う。祭を控え宿泊施設が埋まる中、
二人はアマーティの口利きにより部屋を確保することができる。夕食時、
鯉や鱒といった名物の魚料理と、北の地独特の強い蒸留酒を飲みつつ、
ロレンスはホロに彼女の故郷であるヨイツと呼ばれる場所の正確な位置を
尋ねるがニョッヒラの南西あたりにあるということ以外は要領を得ない。
ロレンスもまた、昔、月を狩る熊に滅ぼされたという昔話でしか知らないことから、
更なる情報を得るべく同じくローエン商業組合クメルスン商館の商人ギ・バトスに
より歴史に詳しいと思われる時代記作家で錬金術師のディアン・ルーベンス
(通称ディアナ)を紹介される。一方、ロレンスと行動を別にしたホロは
アマーティとともに祭を見物するが、どうやらアマーティはホロを口説いている
ようだった。そしてホロに横恋慕(?)を抱いたアマーティはローエン商業組合商館で
ホロの負債とされるトレニー銀貨千枚を用意し、彼女に愛を申し込むことを
宣言してしまう。ロレンスはホロがアマーティになびくはずがないと自身の有利を
確信するが、ヨイツが現在は存在していないことを意図的に隠していたと勘違い
されたことをきっかけにすれ違いが徐々に大きくなり、やがてロレンスは
疑心暗鬼となり――が前半のあらすじ。
たとえアマーティが銀貨千枚を用意できたとしたとしても最終的な選択は
ホロに一任されるため、成立する確率は低いものの、アマーティは祭が終わる
翌日までにどうやって大金を用意するのか? という謎そしてロレンスとホロの
関係性は果たして揺るぎないものなのか? という疑問を読者に突きつけるとともに、
他者との関係性の強さは知らぬ間に自身の想定から乖離することがあるという
一種の教訓を与えている。
本巻でもまた、占い師がきっかけで女性たちが競って買い求めることで起きた
黄鉄鉱の高騰は現実世界でいうところの商品先物取引の仕手戦に相当するような
ことであり、じりじりと黄鉄鉱の値が上がっていくさまは、株価の動きで
一喜一憂する自分のような『小市民的個人投資家』であれば、いかに精神衛生上
あまりよいものではないということは理解できるだろう。
同時に、圧倒的な買い気配により黄鉄鉱の価格が上昇の一途をたどる中、ロレンスは
如何にして黄鉄鉱バブルを崩壊させようとするのかという謎の呈示もさることながら、
終始ロレンスの側のみの描写のみを描くことでホロの考えをブラックボックス化させ、
最後の最後までホロがロレンスの『敵』となったのか否かが分からないよう
計算されて描かれていることが分かる。そしてブラックボックスであるがゆえに
ロレンスがアマーティとホロの一挙手一投足に注目し、考えを巡らせる姿は冷静に
考えて導き出された推察と希望的観測はある意味において紙一重であることを
的確に描いている。
2008年6月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
じわりじわりと近づいていく二人の関係に、そして本格的に経済学へ突っ込んでいく本編に、それぞれ読み飛ばせる場所が無く、ページ数で計算していた読み時間より1割ほど余計にかかりました。1人称な上に行間を読ませる手法がちょっと立ち止まって考える時間を主人公と共有するため、感情移入しすぎるというか、物語を客観的に読むことが出来なくなってしまい、読んでいる時間、その世界に連れ去ってくれる作品ですね。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年7月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ドキドキしながら一気に読んでしまいました。
男女の駆け引きと、商売、相場の駆け引きのドキドキ感がミックスされて
緊張感がすごく伝わってきます。

経済をテーマにしているのはとても楽しいのですが、その度合いが難しいと苦心する作者の意図が伝わってきます。あまり難しいと拒否反応を起こす方もいますし。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年9月17日に日本でレビュー済み
ファンタジー経済ライトノベルス第3弾、
なんと三角関係になってしまいました。

この作品のウリはなんといっても
ライトノベルスに珍しい、
商人の経済活動が縦軸であることです。

しかし今回は、
旅の道連れであるヒロインに横恋慕してくる男と……
主人公がヒロインや恋敵に対して、
あれやこれやと逡巡するさまが、
実にみごとに描かれています。

多くのライトノベルスの弱点、
“血の通った人間の心情が描けない”
を見事に振り切っています。

アニメ・マンガ・ゲームにしか
接してないとしか思えない、
他の作家と一線を画しています。

惜しくらむは、
キモの経済ドラマが
素人である自分には
ちょぉーっと難しかったこと、
ドラマツルギーがまだまだ稚拙なこと、
ライトノベルスにご法度のえっちっぽい描写が……
やっぱり無かったこと。

しかしデビュー3作目と思えば上出来です。

さっさと一般レーベルに移って、
生々しい性描写も織り交ぜた
オトナ小説を書いて欲しいものです。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年1月16日に日本でレビュー済み
ヨーロッパ中世あたりの行商人と賢狼で姿が少女なホロとの不思議な旅のラノベ

いまさらながらで読んでいるのですが面白いですね、ライトノベルながらの
読みやすさなのですが普通の小説ぐらいによく練られた作品で読み応えあります。

3巻目になります。
ホロとの約束の彼女(狼)の故郷の北に向かう旅の途中になります。
武具という儲かれば大きい商品ではなく、釘という地味だけど地道に
稼げる商品をもって、北へ向かっています。
そこでは彼女の故郷の情報を得ようと美人の錬金術師に会い
ホロに疑われるし、ホロに横恋慕する商才のある若い商人が
ホロに求婚するはで前巻とは違う窮地にたたされます

今回は商品の先物という時間の読み合いの商品を使い
瀬戸際の状態になるもののというところが面白いところと
身内のホロとの信頼をどこまで置くのかがカギになっていて
良い作品になっています。

いろんなところにどんでん返しが用意されていて、
展開の妙が素晴らしいこの作品、この巻もお勧めだと思います
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート