高校生の時に初めて読みました。
20代も半ばになった今読み直しても、決して軽く感じず、時には笑い、時には涙を誘われもしました。
ライトノベルレーベルから出ていて絵柄もかわいらしく、つい子ども向けかと思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、この作品はむしろさまざまな人生経験を経ることで味わいが変わる、繊細な厚みのある作品だと思います。
心情描写がとても繊細で、ストーリー自体の儚さと相まってキラキラして見えます。何度も読み返して大切にしたい作品です。
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鳥籠荘の今日も眠たい住人たち〈1〉 (電撃文庫) 文庫 – 2006/11/10
“ホテル・ウィリアムズチャイルドバード” 通称<鳥籠荘> には、変わった人々が棲みついている。 妄想癖の美女、ゴスロリ小学生、ネコの着ぐるみ、不気味な双子の老人などなど。 住人の1人・衛藤キズナが5階に住むひきこもりの美大生・浅井有生と知りあったのは16歳の冬。 絵のヌードモデルのバイトに誘われ、そして――。
- 本の長さ280ページ
- 言語日本語
- 出版社メディアワークス
- 発売日2006/11/10
- ISBN-104840236054
- ISBN-13978-4840236058
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登録情報
- 出版社 : メディアワークス (2006/11/10)
- 発売日 : 2006/11/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 280ページ
- ISBN-10 : 4840236054
- ISBN-13 : 978-4840236058
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,053,379位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2006年11月16日に日本でレビュー済み
壁井ユカコさんがする、やる気の無さそうな人物の描写は何時もながら、すごくいいと思います。今回の話は最初からシリーズものとして書かれた様です。多くの登場人物を匂わせておいて、謎だらけというホントにニクイ演出で、凄く先が気になります(^-^)
ちなみに、登場人物の1人の画家先生はどうしてもBUMP OF CHICKENの藤原さんにしか見えないです。壁井さんもBUMPファンだそうなので本当の所どうなのでしょうか。
ちなみに、登場人物の1人の画家先生はどうしてもBUMP OF CHICKENの藤原さんにしか見えないです。壁井さんもBUMPファンだそうなので本当の所どうなのでしょうか。
2007年3月22日に日本でレビュー済み
壁井さんの新シリーズです。
今回も壁井さんらしく、重たい内面を描いた感じ。
そして、今作はキャラクターの個性を意識したように作品になってます。
とは言っても、男性キャラに限っては壁井さんの好みが強いようですw
今回も壁井さんらしく、重たい内面を描いた感じ。
そして、今作はキャラクターの個性を意識したように作品になってます。
とは言っても、男性キャラに限っては壁井さんの好みが強いようですw
2007年2月4日に日本でレビュー済み
ひとつのアパートメントを舞台に、住人達の群像劇が描かれています。
一話、一話。短編形式だから、読みやすいです。
案内人が、蜘蛛という時点で、なんでもありげな雰囲気ですが…恐ろしいことに、文章は妙な現実感があって。「あ こういう現実が、舞台なんだ」ってどことなく納得してしまう。ファンタジーなようで、どうにも違う…不思議な世界観。
同じ壁井作品でも、カスチャやキーリは、こう…常にドキドキ感がありました。それは期待+不安+その他謎の焦燥感…(^^;)色々「重たい」部分が多かったのですが、こちらはどこから読んでも良し。
ただ1巻は、第一話から切なすぎたと思います。のんびりしてるようで、ドタバタした生活。優しいようで、血がにじむような切なさが、胸をしめつける。そんな一冊。
時間軸もバラバラ。住人達も個性豊かで、キャラによって話の雰囲気もガラリと変わります。ただ、キズナと浅井の関係は意外とハードに描かれてるかな?ラブ要素はけっこう強いと思いますよ。
一話、一話。短編形式だから、読みやすいです。
案内人が、蜘蛛という時点で、なんでもありげな雰囲気ですが…恐ろしいことに、文章は妙な現実感があって。「あ こういう現実が、舞台なんだ」ってどことなく納得してしまう。ファンタジーなようで、どうにも違う…不思議な世界観。
同じ壁井作品でも、カスチャやキーリは、こう…常にドキドキ感がありました。それは期待+不安+その他謎の焦燥感…(^^;)色々「重たい」部分が多かったのですが、こちらはどこから読んでも良し。
ただ1巻は、第一話から切なすぎたと思います。のんびりしてるようで、ドタバタした生活。優しいようで、血がにじむような切なさが、胸をしめつける。そんな一冊。
時間軸もバラバラ。住人達も個性豊かで、キャラによって話の雰囲気もガラリと変わります。ただ、キズナと浅井の関係は意外とハードに描かれてるかな?ラブ要素はけっこう強いと思いますよ。
2006年11月28日に日本でレビュー済み
この作家さんについては、何の予備知識もなく、ただ本屋で表紙とタイトルに惹かれ購入しました。
良かったです。
ほのぼのしてるんだけど、全部がファンタジーではない、現実の部分もちゃんとあって。
何より、登場人物が魅力的な上に、それぞれの登場人物にスポットをあてる読みきりに近い形になっているので、それぞれの物語をつなぎ合わせるのも面白いです。
続編も買います♪
良かったです。
ほのぼのしてるんだけど、全部がファンタジーではない、現実の部分もちゃんとあって。
何より、登場人物が魅力的な上に、それぞれの登場人物にスポットをあてる読みきりに近い形になっているので、それぞれの物語をつなぎ合わせるのも面白いです。
続編も買います♪