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リリアとトレイズ V 私の王子様〈上〉 (電撃文庫) 文庫 – 2007/3/10

4.8 5つ星のうち4.8 34個の評価

リリアは春休みに母親のアリソンと列車の旅をすることに。 でも、休み明けに学院で開催されるダンスパーティの相手がまだ決まっていないという問題が……。 一方、トレイズは二十歳までに自分で結婚相手を決めなければ、ある国へ “婿入り” させられることになっていて――。 春休みに起こるドキドキの大騒動!
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ メディアワークス (2007/3/10)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/3/10
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 264ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4840237549
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4840237543
  • カスタマーレビュー:
    4.8 5つ星のうち4.8 34個の評価

著者について

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時雨沢 恵一
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第6回電撃小説大賞にて『キノの旅―the Beautiful World』が最終選考候補作品に。2000年7月同作品にてデビュー(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『お茶が運ばれてくるまでに―A Book At Cafe』(ISBN-10:4048682865)が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.8つ
5つのうち4.8つ
34グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2013年3月31日に日本でレビュー済み
 リリアとトレイズの物語3話目の上巻。
 春休み開けにある学園主催のダンスパーティに参加したいけれどもパートナーが見つからないでいるリリア。
 20歳までに結婚相手が見つからなければ、隣国の王家に婿入りする事が決まっているトレイズ。
 トラヴァス少佐達は、スー・ベー・イルのべゼル王家マティルダ王女のロクシェ訪問旅行の護衛の任務についていました。

 リリアの春休みの旅行は、リリアの母アリソンの計画で北海のルトニ河口地域の観光に決まります。
 アリソンのムチャな計画でロクシェ空軍の爆撃機に同乗させられ疲労困憊のリリア。
 やっとのことで普通の列車の旅になるはずでしたが、二人の乗った列車は急な故障で止まってしまいます。
 同じルートを使う後続の列車にはお忍びのマティルダ王女とエスコートのトレイズ、護衛の任についているトラヴァス少佐が乗っていたのでした。
 いざこざがありながらも同乗する事になった乗客たち。
「旅行が続けられる」とみなが安心したのもつかの間、殺人事件が起こるのでした。

 リリアもトレイズも今回は別々の旅行をする予定でしたが、或る人物の画策で一緒の列車に乗ることになり災難に巻き込まれます。
 この巻では、列車の中で事件が次々に起き、解決のためにアリソンやトラヴァス少佐が活躍する様子が描かれます。
 マティルダ王女をエスコートするトレイズの様子や、母親との旅行を楽しんでいるリリアの無邪気な行動が面白かったです。

 どの人物が事件の犯人か不明のまま、結末は下巻に持ち越されていきます。 
2013年10月21日に日本でレビュー済み
良かった
参考になった
面白そうだなと思った
この本は初めて見るからとても興味があった
2010年1月26日に日本でレビュー済み
トレイズが西側最大の大国の才色兼備の年上の王女のもとに婿入りする話があることが明らかに、
トレイズと双子の兄妹あるいは姉弟から結婚しろと迫られる
それに対してトレイズが出した答えは?

冒頭からこのような謎から始まります
果たしてリリアとの関係がどうなるか
一方、リリアは母アリソンと列車の旅に、そこにたまたま乗り合わせたのはトレイズとリリアの父トラヴァス少佐がいた
彼はトレイズの婚約者であるところの祖国の王女様の護衛をしていた。

物語はこんな感じで進みます。
いまだにトレイズもリリアも知らないところで陰謀が進んでいる中で、二人は思わぬ出会いをし
そして物語は一つの終着駅に列車と共に向かっていく事に・・・・。
2007年3月12日に日本でレビュー済み
 アリソン3以降前後編で連続刊行が定番?となったシリーズが遂にクライマックスエピソードに突入!
 収録内容は
 序章 
 第一章「その日までのいろいろな出来事」
 第二章「春休みが始まって−」
 第三章「そして二人は出会った」
 第四章「ヒルダとリリア」
 第五章「殺人の理由」
 小生意気なガキ・超拡大版
 を収録
 リリアとトレイズ、二人それぞれに相手をみつけなければいけない事情がある中始まる春休み、列車で旅行中のアリソン、リリア親子とトレイズの前で事件が・・・
 事件の内容的にはアリソン3を彷彿とする感じがします。
 しかし個人的にはラブラブだったというアリソンとヴィルの学生時代の話も短編でいいから読んでみたいですね。
 後編が待ち遠しい一冊です。(前後編まとめて読むつもりだったんだけど待ちきれなく読んでしまいました。) 
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年3月30日に日本でレビュー済み
今回も列車内での事件です。
導入部分だけで終わるので
本の厚みの割に要所だけ挙げると展開は非常にスローです。
しかし、本の中で旅行に出かけるような気分になれます。
もちろん、続きも気になるので買います。
カルロの物語が最後に結構ページを割いて綴られます。
オチは容易に想像できますが
マンネリ感はなく、気持ちのよいお話です。涙で前が見えません。
早い展開ですぐ終わってしまうよりも
長く楽しみたい作品なのでこれからもじっくり読みたいです。

あと、巻頭のカラーイラストと
巻中のモノクロイラストの絵が違いすぎていて
どっちがアリソン?リリア?と識別にちょっと困りました。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年3月28日に日本でレビュー済み
だらだらとストーリーが進んでいるだけですね。

でも、やはり時雨沢さんの小説のいいところは、文章が独特なところだと思います。

だから内容に関係なく、読んでいるだけで楽しいです。

それに、いつも最後に「面白かった!」とくる作品なので、下巻が楽しみです。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート