このシリーズは5巻辺りで無限回廊の行動理由が意味不明になって以来ストーリー的には破綻しているので、読者としては惰性で買ってます。この7巻もこれまで同様前半二分の一は登場人物相関のおさらい程度で終わっており、実質的な厚さは半分しかありません(これはこの作者の悪い癖です)。
相関のおさらいで半分終わってしまう原因は、これまでの各巻で登場した脇役をその都度整理できず、ドラマチックに殺してはみてもやれ復活だ転生だで結局全部連れ回しているためです。つまり命の奪い合いをテーマにしている割には本当にキャラが死んだことって殆ど無いんですね。7巻に至って漸く準主役級を一人処分出来ましたが、正直今更感が強くて余り感銘を受けません。これまで安易にキャラを救い過ぎて来たので、殺すのも大して重く見えないんですね。
そんな訳でまあ平凡な7巻でしたが、硝子だけは相変わらず不思議ちゃんで面白い。個別のキャラに惹かれて読んでる人は多いと思いますが、私もその一人なのかも知れません。
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レジンキャストミルク7 (電撃文庫 ふ 7-13) 文庫 – 2007/6/10
- 本の長さ305ページ
- 言語日本語
- 出版社メディアワークス
- 発売日2007/6/10
- ISBN-104840238820
- ISBN-13978-4840238823
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登録情報
- 出版社 : メディアワークス (2007/6/10)
- 発売日 : 2007/6/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 305ページ
- ISBN-10 : 4840238820
- ISBN-13 : 978-4840238823
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,053,372位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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大分県生まれ。
2003年『ルナティック・ムーン』(アスキー・メディアワークス/電撃文庫)でデビュー。
以降、主として同レーベルより作品を刊行。
著作として『ロストウィッチ・ブライドマジカル』『煉獄姫』『@HOME』『アカイロ/ロマンス』などがある。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年6月8日に日本でレビュー済み
『目覚まし時計』の速見殊子が今回の主役。正直結末は読む前からわかるような類のモノですから、後はどうやってそこまでいくかを見てください。敵は中々アレで無意味な犠牲があったりしますが、グロさや欝というより切ない感じのほうが強いです。著者の後書きを読めばその理由はなんとなくわかる気がしますね。今までとはかなり読後感が違います。正直生温く感じました。
しかしこの巻買うならこのシリーズはもう最後まで付き合います。『レジンキャストミルク』は著者の精神的な変遷を物語るものになると思います。ここからどんな結末にするのか楽しみです。
しかしこの巻買うならこのシリーズはもう最後まで付き合います。『レジンキャストミルク』は著者の精神的な変遷を物語るものになると思います。ここからどんな結末にするのか楽しみです。
2007年12月28日に日本でレビュー済み
多くを語る事は致しません。感じ方は人それぞれでしょうから。
けれど一つ、私はこの著者の情感溢れる内面描写、描き方が大好きです。
今回は特にクライマックス前の山場。ラストはボロ泣き、読み終えた後のしんみりじんわり感が何とも言えず……切ない。
次巻最終決戦、一体どの様な結末に持って行くのか、最後まで見届けたいと思います。
私に取っては心に残る作品になりそうです。
皆さんも、是非一度手に取って読んでみて下さい。
オススメですよ〜。
けれど一つ、私はこの著者の情感溢れる内面描写、描き方が大好きです。
今回は特にクライマックス前の山場。ラストはボロ泣き、読み終えた後のしんみりじんわり感が何とも言えず……切ない。
次巻最終決戦、一体どの様な結末に持って行くのか、最後まで見届けたいと思います。
私に取っては心に残る作品になりそうです。
皆さんも、是非一度手に取って読んでみて下さい。
オススメですよ〜。